新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2022/08

夏の終わりに『夏祭り』♪フォーレ/喜び

  駆け込み需要(?)
 先週の木曜日の昼は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「四季のこだわり駅弁シリーズ 夏のお祭り弁当」を食べた。今月で販売が終了するのと、妊娠したわけでもないのに酢飯、それもイクラがかかった酢飯が食べたくなったからだ。

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 税込1,000円で妥当な価格といえば妥当な価格かもしれないが、この日の3日前の月曜日には900円の「幕の内弁当 いしかり」を食べたわけで、やはり札幌駅立売商会の弁当では個人的には「幕の内弁当 いしかり」と「知床とりめし」がダントツで優れモノだと思っている。

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  痛みの原因は緩み
 ところで、火曜日には歯科医院に行った。
 モノを噛んだときに歯ぐきが痛くなるようになったのは、やはり歯に装着するリング状の金具が緩くなり(広がり)、歯ぐきと入れ歯(の歯ぐきに接する部分)の間にすき間ができることによって痛んでいたことが分かった。調整してもらったら、痛むことはまったくなくなった。

 幸福な気分になった私は、会社に戻る途中で東急百貨店の地下に行き、この日は「魚一心」(魚一心惣菜亭ではない方の店)で「穴子押し寿司」を買った。

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 このとき以来だが、約90円値上がりしていた。
 でも、ふっくらやわらか、とろける食感がなんとも素敵!口の中で祭りが始まり、私の全神経が喜びに震える。こんな幸福感に満たされているくせに、90円がどうだこうだと言ってはいけないのだ。

 ただ、いずれにしろ間違いなく言えることは、この週は昼食にお金をかけ過ぎてしまったってことだ。

 フォーレ(Gabriel Faure 1843-1924 フランス)の「喜び(Allegresse)」ハ長調。
 ピアノ曲「8つの小品(8 Pieces breves)」Op.84(1869-1902)の第7曲。

FaureDolly

突如壊れたくせに、そのあとは丈夫だったヤツ♪ミヒャエリス/森の鍛冶屋

  データ漏洩を防ぐために
 CD をリッピングした音楽ファイルをバックアップ用として保管してある無線 LAN ディスク(NAS)が、ある日前触れもなく突然電源が入らなくなり、手の打ちようがなくなったことを先日報告した

 こうなると音楽ファイルは外付けハードディスクに保管してあるものだけになってしまい、それも壊れると私が35年にわたって買ってきた CD 音源が失われてしまう-リッピング済みの CD は順次オークションなどに出品し、すでに多くが私のもとから巣立っていった-という、想像するだけで涙が止まらない状況になるので、NAS に代わって SSD を購入し、早急にバックアップを作成し終えたこともすでに報告した

 問題は壊れた NAS の処分である。
 江別市では小型家電を無料で回収してくれる(市内の公共施設6カ所に回収ボックスが設置されている)。それに入れると、私にとっては役立たずになった NAS も、レアメタルなどのリサイクルに役立つだろう。
 しかし問題は、ディスク(プラッタ)に残っているデータだ。
 最近は音楽ファイルしか保管していなかったが、過去にはほかにもいろいろとデータや写真を保管していたことがあった。表面上は削除されたことになっているが、ディスク上にはまだ(その後も他の音楽ファイルで上書きされたりしないで)残っている可能性がある。
 そこでプラッタは取り除くことにした。

 外観では、ネジはシリアルナンバーが書かれたシールの横にある1つだけ。これを外す。

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 外してもどうにもならない。が、ちょっと横にずらすと、スライドして中身が現れた。
 ほこりがけっこう入っているし、小さな羽虫の乾燥死骸も2匹分あった。なんか、やだ。

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 金属のふたがついた箱が見えた。これもスライドさせると、外箱(の下側)から外れた。
 このいびつな弁当箱のようなもののふたが、しかしどうやって開けるのかさっぱりわからない。
 星型のようなネジがあるが、これがネジだということをこのときの私は知らなかった。翌日に『ハードディスクの壊し方』という YouTube 動画を見て、トルクスねじという特殊なネジだということはわかったが、そもそもトルクスドライバーも持っていない。

  分解するつもりが破壊に
 力づくで開けるしかない。
 ふたの下のわずかなすき間(といっても、透明なゴム状のもので密封されている)にマイナスドライバーを差し込み力づくでこじ開けるようにする。これを全周にわたって何度も繰り返し、徐々にすき間を広げ、ついにはふたを破壊的に取り外すことに成功した。

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 現れたプラッタは鏡のように美しかった。そこに写っている私も、プラッタに劣らず美しかった。

 しかし、プラッタもまた、『外れる』という概念がないほどびくともしない。
 これは大ごとになる。
 ということで、ここからは外で作業した。
 ドライバーをプラッタとプラッタの間のすき間に入れて、外そうとするが無理。
 そこで軸の部分でプラッタを止めているもの-ここにもトルクスねじが使われていた-を壊すことにした。
 金属製のこの部分にマイナスドライバーをあて、ハンマーで叩く。
 こうして、徐々に破壊した。

 で、もうこのあとはいろいろ手を変え品を変えで、鍛冶屋のようにカンカン音を響かせて、ついぞ3枚のプラッタを外すことができた。
 プラッタは作業中にすでにねじ曲がったが、さらに曲げた。これでゴミの中から拾われてもデータを読むことはできない。
 おそらくアルミ製だろうから、強アルカリの洗浄剤に漬け込めば完璧だろうとも思ったが、そこまではしなかった。
 ちょっと力仕事をしなければと思ったのに、ここまでで1時間くらいかかったんじゃないかと思う。
 外での作業はここで終えて、再び家の中へ。

 これがプラッタを外した姿。

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 プラッタ以外のものは元の本体の中に戻し(ただ入れただけ)、プラッタは今度の『燃やせないゴミ』の収集日に出し、基板などが残っている本体はそのうち小型家電回収ボックスに入れてくる予定だ。

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 なお、この写真を撮ったあと、念には念を入れて、さらにプラッタの表面をハンマーで鍛冶屋のように丹念に叩き続けくぼみだらけにした。

 ドイツの通俗音楽の作曲家、ミヒャエリス(Theodor Michaelis 1831-87)の管弦楽曲「森の鍛冶屋(Der Schmied Walde)」。

 私はこの曲の音源を今はもっていない。

 むかしむかし、NHK-FMで9時から放送されていた「家庭音楽鑑賞」という番組を、1976年の7月27日にエアチェックしたテープを聴いていたものだ(演奏はウェッセルデッカー楽団という楽団)。なので、カセットテープを処分した30年ほど前からこの曲を聴いていない。
 この日の「家庭音楽鑑賞」では、私はほかに、「おもちゃの兵隊の観兵式」や「ペルシアの市場にて」、「クシコスポスト」などを録音している。
 きっと夏休みに合わせたのポップスコンサート的な内容だったんだと思う。

あなたのお好みはどちらの赤?♪ワルラモフ/赤いサラファン

  点心札幌がたくさん……
 先週は火曜日、水曜日、金曜日の3日間出社勤務した(って、変な言い方だけど、今の世の中ではそういう表現をしてもおかしくないのだ)。

 火曜日は外勤帰りに札幌東急百貨店に寄って、「翆心」で中華弁当を買った。
 東急百貨店の地下には中華総菜店が2つあり、ひとつは「翆心」、もう一つは「包の家」だ。

 一方、エスタ大食品街には「餃子館」と「黄河」があるが、この4店とも「点心札幌」が展開している店なのである。

 さて、「翆心」の中華弁当だが、一見すると「黄河」の中華弁当に一卵性双生児のように似ている。

 これが「黄河の」中華弁当。

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 そして、こちらが「翆心」の中華弁当。

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 炒飯にメインのおかず1品とザンギと春巻という点では共通している。
 容器も同じだが、「黄河」は上下が短辺になるようシールを貼っているのに対し、「翆心」は左右が短辺になるようにシールが貼られている。
 不思議なもので、少なくとも私はシールの向きに逆らわず、今回は手前ではなく、右に炒飯が来るような置き方をして食べた。

 決定的な違いは4つ目のおかず。
 「黄河」が紅ショウガなのに対し、「翆心」はエビチリである。
 エビチリもいいのだが(そしてこちらの方が間違いなく高くつくだろうが。なお弁当の値段が同じかどうかは未確認)、口直しの紅ショウガがあった方が私はうれしい。あなただったらどうだろうか?(←意味のない質問)。
 なお、エスタの「餃子館」や「黄河」はレジ袋は無料だが、「翆心」はレジ袋は別売りだった。

 さて、水曜日は安定したおいしさ、そして今でも900円と価格据え置きでがんばっている札幌駅立売商会(弁菜亭)の駅弁「知床とりめし」を食べた(紙のスリーブを外したあとは、『横置き』にして食べた)。

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 金曜日は、「知床とりめし」のほぼ3分の1の価格(311円)の、日糧の「おにぎりおかずセット」にした。というのも、この日は朝からあまり食欲がなかったからだ。昼になったときには「やっぱ足りないかな」と後悔したが……

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 ワルラモフ(Alexander Egorovich Varlamov 1801-48 ロシア)の「赤いサラファン(The scarlet sarafan)」(1833刊)。
 ロシア民謡として親しまれている曲で、詞はN.G.ツィガノフによる。


せっかくのお誘いですのでお言葉に甘えます♪J.シュトラウス/こうもり序曲

  いまのところただ乱高下しているだけ
 心を鬼にして、毎日はブログを更新するのをやめるようになって2週間が経った。

 自分の経験ではブログっていうのは更新頻度が低いと、見に来てくれる人の数がけっこう劇的に減るものだ。必ずしも最新の記事へのアクセスばかりが多いわけではなく過去記事へのアクセスもけっこうあるのに、けっこうな頻度で記事を更新しないとアクセス数が減るっていうのは不思議なものだ。

 で、宣言した7日からの2週間でどのようになったか?

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 もっと減るかと思ったが、目立った『傾向』は見られない(20日の数値は午後1時までの分)。
 っていうか、ばらばら、まちまち、でこぼこ、不規則……
 強いて言えば、やや右肩下がりの傾向か?
 この先どのようになっていくか興味深い(か?)。

  歯科、ドック、運動会、ワクチン、車検
 ところで、江別市からお手紙が来た。
 コロナウイルスワクチンの第4回目接種のお誘いである。

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 「ワクチンを打ってもみんなけっこう罹ってんじゃん。意味あるのかなぁ」なんて思っていたが、またまた感染者数が増えているし、少なくとも私の周りにいる人たちは「打っといたほうが罹ったときも軽く済むはず」と公式見解と同じことを言っているので、接種することにした。昨日行って来た理容室のマスターは「4回目の案内が来ていいですね」と羨ましがっていた(60歳以下だし基礎疾患もないのだ)。
 それに、無視するとせっかく親切にお誘いのお手紙を送ってくれた江別市に失礼に当たる。

 早く打っちゃおうと思ったが、今月末に人間ドックを受けるので月内は無理(人間ドックの説明文に、ワクチン接種後、まる3日経過しないと受診できないと書いてあった)。その前には歯科医院にも行かねばならない

 ってことで、来月のあたまに予約を入れたが、その前日はお孫ちゃんの運動会があり(2歳になるかならないかの歩くのがまだ不安定な子どもが、どのような競技をするのか実に興味深い)、接種の翌日は車検のために車をディーラーに持って行かなければならない。
 過去3回のように、今回も副反応はほとんどなく運転には支障がないと信じている。
 
 先日、突然「こうもり」の序曲を聴きたくなって、久しぶりに聴いた。
 J.シュトラウス2世(Johann Strauss II 1825-99 オーストリア)の喜歌劇「こうもり(Die Fledermaus」(1873)の序曲である。

 この曲は、私が中学生のころ、日曜日の午後3時過ぎにNHK-FMで放送されていた「オペラアワー」のオープニングに使われていた。
 そのせいで、冒頭のメロディーが耳に飛び込んできたあと、頭の中で女性アナウンサーの「オペラアワー!」って言葉が響くので困ってしまう。

 廃盤 ↓

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Vivaceほどは速くないかもしれないけれど♪バルトーク/アレグロ・バルバロ

  コースターじゃありません
 わが家の家庭菜園では、昨年はまったくもって不作だったナスが今年は順調に生長し次々実をつけてくれている。
 そのことを喜んでいた矢先に、突然 NAS が不順どころか完璧に壊れた

 壊れた NAS(無線 LAN ディスク)はアイ・オー・データ製だった。
 ならば、もうアイ・オーの製品なんて買うものか、と思うのが一般庶民にありがちな考えだが、私は違う。義理堅い異色庶民の私は、アイ・オー・データ機器の SSD を購入した。

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 本当は2TB のものが欲しかったが、予算の都合およびたぶんこの先リッピング作業を続けていっても理論的に 1T で収まるはずだとの思いから1T にした。

 製品の『謳い文句』は読んでいたものの、実際に実物を見ると、本当に小さくて軽い。

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 ハードディスクから SSD へのデータコピーは、いくら SSD の書き込み速度が速いといっても、何時間かはかかるだろうと覚悟した。

 過去にハードディスクから NAS に一括でコピー指示を出して、パソコンがおかしくなった経験があるので、今回もこまめに分けてコピーすることにした。

 が、うわぁ~、速い!
 肩透かしを食らった感じで、全然長期戦にならなかった。

 こうして、無事、再びバックアップディスクを作ることに成功したのだった。
 なお、私が使っている据え置き型ハードディスク(アイ・オーの HDC-LA30)は USB3.0 での最大転送速度が5Gbps/秒(625MB/秒)の超高速タイプである(今回買ったポータブル SSD より速い)。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のアレグロ・バルバロ(Allegro barbaro)Sz.49(1911)を。

BartokBarbaro











フライングを隠し切れず……♪サーリアホ/甘い苦痛

  通常の開店時間に戻っていた
 12日と15日は、大胆にも夏休みを取得させていただいた。
 この間は、息子夫婦は当たり前に仕事があったので、お孫ちゃんの面倒をみた(というか、お孫ちゃんに遊んでもらった)。
 
 そして、今日は私も仕事である。6日前の10日(水曜日)は、これから休みだと思うと幸せだった。
 この日は午前中出かける用事があったので、9時半過ぎにヨドバシカメラに行き、店頭受け取りで注文していた SSD を買い、そのあと外勤の用事を済ませ、10時過ぎに東急百貨店の前を通りかかったら、なんともう開店していた。
 コロナの感染拡大でずっと10:30開店になっていたのだが、いつの間にか通常の10時開店に戻っていたのだ。

 ということで、開いているならここにしようと地下に行き、この日は「魚一心惣菜亭」の「豚丼弁当」を初めて買ってみた。

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 入れ歯が合っていない痛みがあったものの、甘辛度合いがちょうどよくおいしくいただいた。

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 なお、左下の角の部分にご飯が見えないのは、写真を撮る前にフライングで一口食べてしまったからである。肉でご飯の空白地帯を隠したつもりだったが、ちょっと失敗した。

 サーリアホ(Kaija Saariaho 1952-  フィンランド)の「甘き苦痛(Dolce tormento)」を。

SaariahoTocar



















突然、ナスすべなしに!♪「ソフィーの不幸」に基づく7つの踊り

20220809LANDISK1  あの日、突然……
 私が CD のリッピング作業を開始したのが、2016年のこと
 時間があるときには、ついついブログ書きという非生産的なことをしてきたので、いまだ終わっていない。しかし、ざっくりと見たところ、手持ち CD の7割のリッピングが終わった感じである。

 私のリッピング作業の諸々については、右のサイドバーにある「記事検索」で『リッピング』と入力していただければ、うんざりするほどの記事がヒットするはずだ。うんざりした気分になりたいときは、お試しするとよい。

20220809LANDISK2 リッピングで取り込んだ音楽ファイルは、私は外付けハードディスクに保管。
 同じものをバックアップ用として無線 LAN ディスク(NAS)に保管している。さらに NAS にはバックアップで外付け HDD とまったく同じものを保管しているドライブのほかに、もう1つドライブを作ってあり、それは共有ドライブとして使用。よく聴く音楽作品や演奏のファイルをコピーして保管し、ネットワークオーディオプレーヤーで再生している。
 なぜ NAS のバックアップ用ドライブをそのまま共有ドライブに充てないのかというと、共有ドライブに設定するドライブの保管ファイルの上限数は1万ファイルまでという制限があるからである。

 なお、外付け HDD を接続したパソコンと CD プレーヤー(USB-DAC として使用)を USB ケーブルで接続し、パソコンの音楽再生ソフト(私は MusicBee を使用。リッピングにも MusicBee を使用)で音楽ファイルを再生する方法もある

 さて、このあいだの日曜日にはジャン・フランセの3枚組CDの取り込みを行なった。

 取り込みが終わったあと外付け HDD に保管された CD 3枚分のファイルを NAS にコピー。
 双方の値に違いがあってはならないのでチェックすると、両方とも635GB、682,149,950,913バイト、24,548ファイル、9,579フォルダと、一致した。

 そして、その数日後。
 在宅勤務勤務で、BGM で NAS の共有フォルダに保管した音源を聴こうと思い、リビングのルーター近くに置いてある NAS のスイッチを押すと(ふだんは電源を切っている)、、、ウンともスンとも言わない。パイロットランプも点灯しない。ファンも回らない。
 別なコンセントにつないでもダメだ。何度やってもダメだ。
 どう考えても故障だ。すでに、ただの重めの箱だ。
 この数日でいったい何があったというのだ?私はソフィーになった……

 買ってから5年。よくもったと言うべきか?いや、企業で使うような使用頻度では全然ないのだ。こんなに早く壊れないでほしかった。

 修理に出しても保管済みデータは消すそうだし、もう後継の NAS を導入することはやめることにした(ネットワークオーディオプレーヤーはFMチューナーとしてしか使われなくなる)。
 そしてまた、こうなると外付け HDD も危ないかもしれない。いや、けっこう危ないだろう。これも動かなくなれば、リッピングした音源を聴く術が無くなってしまう(リッピングした CD はほぼもう手元にはない)。
 あわてて外付け SSD を購入した。痛い出費だ。だが、HDD が壊れたら、いままで CD を買ってきた投資と、チンタラながらも進めてきた作業がすべて無駄になる。

 やれやれだ。
 どうかSSDへのバックアップが終わるまで、HDD に異常が起きませんように……
 
 フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)の「バレエ『ソフィーの不幸』に基づく7つの踊り(Sept danses d'apres le ballet 'Les malheurs die Sophie)」(1971)

 廃盤

Francaix100
 










YAHOOにならあるの?♪J.S.バッハ/フーガの技法

  えっ、ねぇ、何なに、なんなの?
 ヒトというものは、このように匂わせぶりに書かれると、ちょっぴり(ヒトによってはかなり)気になるものだ。

202208Spam_Tokusyu


 特殊な商品ってなんだろう?
 YAHOOメールで教えてくれているのだから、YAHOOショッピングでは買えるんだろうか?

 でも、ご安心ください。
 ワタシ、クリックしませんから。
 なぜなら、行き先は詐欺サイトに違いないもの。

 話は変わるが、そしてこれはすでに『つぶやきの場』で紹介したが、江別の大恩寺の前に貼ってあったもの。

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 すぐにウイスキーの瓶が空になってしまう私としては、実にこたえる言葉である。

BachBWV1080MAK バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)が残した作品には『特殊な器楽作品』あるいは『特殊作品』として分類されるものがある。
 その代表的な作品が「音楽の捧げ物」と「フーガの技法」である(他にいくつかのカノンがある)。

 で、今日は「フーガの技法(Die Kunst der Fuge)」BWV.1080(1745-50,51刊)を。




始めたときは今より15歳若かった私♪DSch/Sym15

PM8006ToneControl  心を鬼にして気を抜きます
 今日は8月7日である。


 そしてまた、今日、2022年8月7日は、私がブログを始めてから16年目に突入する日である。

 OCNの「ブログ人」を使って「読後充実度 84ppm のお話」を2007年8月7日にスタート(ただし第1回目などの記事は、こんな事情ですでに削除した)。
 OCNのブログサービスが終了してからは llivedoor ブログを利用することにした。OCN 時代の記事はそのままの名前で livedoor へ引っ越し「本館」と位置づけ(2014年6月21日付けの記事が「ブログ人」で書いた最後の記事)、それ以降の記事は「新・読後充実度 84ppm のお話」として更新し続けてきた(本館も月2度更新)。

 この間、ブログラム(blogram)などのブログ関連のサービスがいくつかなくなったが、そのたびにブログサービスそのものが世の中からなくなるのではないかと心配したものだ。

 このブログはクラシック音楽を紹介する目的で書いてきた。
 しかし、自分の知っている音楽作品はほぼほぼ取り上げてしまった。いや、同じ曲を何回も、あるいは10回以上取り上げているケースもたくさんある。
 しかし、あくまでクラシック音楽というブログのカテゴリーからは外れたくないので、毎回必ず曲の紹介はしてきた。今日は何の曲にしようかと選ぶのが-なるべく話題と関連付けたいので-実はいちばん時間がかかるところだ。

 また、これまでも「これからは、たまに休む」と宣言したことがあるが、ほとんど休むことなく続けてきた。休むときも「今日は休みます」とお断り投稿をするくらいの充実したサービスぶりだが、これならまるで「休んじゃうぞ詐欺」だ。

 ということで、OCN 時代から15年間、自己満足のためとはいえ、よく続けてきた。

20191112Takamatsu18 えっ?
 いえいえ、やめません。
 ただ、心を鬼にして書きたい気持ちをトーンダウンするだけです。
 これからは無断欠勤することがあります、ってことです。それもそこそこの頻度で、ってことです。
 どうか、私の決意が挫折しないよう応援していただきたいと願っている。

 なお、私が元気か元気でないか?ちゃんとふだんどおりの日常を過ごしているか気になってしょうがない人は「道産子MUUSAN」の名で「つぶやいている」ので(頻度はまちまちだが、1日に1回はつぶやいている←しないこともあるが)、そこで安否確認をしていただければと思う。

 このブログの第1回目にとりあげた曲はショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第15番イ長調Op.141(1971)であった。
 15年経った今日、またまた-これまでも何度も取り上げている-タコ15を選ぶことにしよう。

Shostakovich15Petrenkoin この曲の録音で私がいちばん好きな演奏は、K.ザンデルリンク/クリーヴランド管弦楽団のものだが、残念ながら廃盤。
 ここでは、ペトレンコの指揮によるCDをご紹介しておこう。





 

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第252回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  逸見政孝と幸田シャーミンの時代(18p)
 この日の演奏会はよく覚えている。
 ムローヴァが札幌にやって来たわけだが、実は私はパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番はけっこう好きで(オーケストラの響きはおもちゃっぽいけど)、ムローヴァもさることながらパガニーニを生で聴けるのを楽しみにしていた(過去に前橋汀子の独奏で聴いたことがある)。そして、実際楽しめた。

 さらにはショスタコの5番。
 生で聴くと、ショスタコが好んだティンパニと大太鼓の重ね打ち(曲の最後の部分)の独特の響きと迫力がハンパでないことがわかった。ショスタコには感動した。

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 パガニーニ(Nicolo Paganini 1782-1840 イタリア)のヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6(1817?)。

PaganiniVn1 井上和男編の「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)によると、“元来は変ホ長調の曲。ヴァイオリン独奏部の譜がニ長調で書かれ、実際の演奏は半音ほど高く調弦して迫力ある効果を出した。現在では、ニ長調の曲として扱う”ということである。

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