新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2022/01

共通項の S が急きょ降板した日♪C.P.E.バッハ/シンフォニアWq.183

20220127Ishikari1  容器はレンジ対応だった
 先週の後半について報告しよう。もちろん昼の弁当のことだ。

 木曜日は、今年初めてとなる駅弁の「幕の内 いしかり」を食べた。

 朝買うときに、弁菜亭の店員さんに「温めますか?」と聞かれた。このように聞かれるのは、私は初めてである。
 でも、そのときまだ8:30。食べるまでに3時間半ある。善意を受けいれたい気持ちは山々だが、どう考えても単なる電気の無駄。そしてまた、かえって味を劣化させかねない。
 私は答えた。「いえ、けっこうです」。

 駅弁を電子レンジで温めて食べるという概念が私にはなかった。
 いや、駅弁に限らず、幕の内系の弁当はコンビニのものでもほとんどの場合レンジアップしない私。温めちゃうと『弁当』って感じがしないので……

20220127Ishikari2

 でも、この日は初めて「幕の内 いしかり」を、500Wで30秒だけレンジアップしてみた(店員さんは1分ぐらい、と言っていた)。
 ほんのり温かくなったご飯やおかずは、いつもより格段においしさアップ。これはクセになる!レンジって文明の利器だ!(←いまさら何を)
 でも温めすぎると昆布の佃煮や漬物なんかがやけど状態になるから、かえっておいしくなくなるだろう。ほんのちょっと、という加減が重要なポイントだ。

  『N+S』から『Y+S』へのはずが……
 金曜日は、これまた久しぶりにヤマザキの「三色鶏弁当」を買った(391円、705kcal)。
 コンパクトながらカロリーはけっこうある高密度系弁当である。でも、なんとなく量的に足りない気がして、サザエのおにぎりも買った。筋子ザンギに続く第3弾は「しゃけ醤油」である(183円、197kcal)。

20220128Receipt

 「日糧+サザエ」から、趣向を変えてこの日は「ヤマザキ+サザエ」としたわけだが、いざ昼休みなってこのペアを眺めると、食べきれないかもしれない、食べられたとしてもそのあとおなかを壊すかもしれないという軟弱な気持ちになった。

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 そもそも2つを合わせると902kcalにもなる。どう考えても一般事務担当後期中年給与所得者が食べてよい熱量ではない。
 隣の席の社員に「これだと食べ過ぎだよね?」と聞いてみると「体育会系部活男子みたい」と驚かれたので、おにぎりは家に持ち帰って、かわりに汁物-マルちゃんのワンタン-を三色鶏のおともにした。そう、『Y+S』は急きょ『Y+M』に変更されたのだった。

 でも、「ワンタン」も163kcalだったってことに、食べ終えたあとに知った……

 どうでもいいが「タイイクカイケイブカツダンシ」って戒名みたいな響きだ。
 なお、ハイボールのあとに食べた「しゃけ醤油」はとてもおいしかった。

BachCPEWq183Richter  以上の話とこの曲は関係ありません
 今日は、C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の4つのシンフォニアWq.183
(1780刊)。
 近ごろは、折をみては若いころに夢中になったこういった作品をいとおしむように聴いている私。

 リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団の演奏を。



子どもの『おさがり』から脱却♪ブルックナー/Sym3~9

  私、スキーはしません
 そんなわけで、手袋を買った。
 楽天市場にあったスポーツ&アウトドアショップで買った。
 注文してからわずか数日で、本州から北海道まで届いた。
 感謝のしるしですと、ガムが1枚入っていた。

 スキーグローブである。
 万が一、雪山に埋もれても目立つように派手なブルーにした。

202201Tebukuro

 これで雪かきにも張り合いがでるってものだ(!?)。

 そして、ガムを食べるときには部分入れ歯を外すことにしよう。

 以上のことと関係ないが、今日はチェリビダッケ/ミュンヘン・フィルのブルックナー交響曲集をリッピングしようと思っている。

BrucknerCelibidache

黄色から白へ、魚卵から鶏肉へ♪シュメルツァー/フェンシング指南

  月曜日~涙のランチ
 今週の前半について報告しよう。もちろん昼の弁当のことだ。

 月曜日は午前中にまたまた出かける用事があり、会社に帰る途中に ESTA の地下1階に寄った。
 シューマイへの思いが断ち切れていなかった私は「点心札幌」の「黄河」ではなく、「餃子館」で「エビ炒飯弁当」(税込640円)を買った。

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 ここでは、前に「カレーザンギ&焼売弁当」を買ったことがある(そのときの記事では、この店を利用するのは3回目と書いているが、このとき私は「黄河」と「餃子館」の区別がついていなかった。
このときが「餃子館」の初体験だったはずだ)。

 さて、「エビ炒飯弁当」だが、もちろんエビは入っているが、状況としてはウインナー炒飯の表情をしているし、味もウインナーの主張が強い。ウインナー好きの私としてはノープロブレムだが。
 炒飯はかなりパサパサしている。つまり、炒飯としてはひじょうによくできているが、私としてはラーメン店で出てくるようなちょっと水分が多めの方が好きだ。いや、あくまで個人の嗜好の問題だが……

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 食べている途中に、私は不覚にも涙ぐんでしまった。
 カレーザンギが私には辛すぎるのだ。歳をとると舌の味蕾の機能が鈍るかと思いきや、まだまだ健在である。シューマイはとってもおいしくて文句のつけようがなかった。

  火曜日~NとSのザンギ食べ比べ
 火曜日は、特に意識していなかったが、一週間前と火曜日と同じく「日糧」の「おにぎりおかずセット」とサザエのおにぎりを、いつもの Kiosk で朝のうちに買った。

 一週間前と違うのはサザエのおにぎりを「筋子醤油」ではなく「ザンギ醤油」(税込178円)にしたこと。それと、前回は黄色だったのが、今回は白だったことである。肉団子と赤いウインナーが刺さっている『剣』の色が。

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 奇しくも日糧とサザエのザンギを食べ比べる結果となったが、どちらもおいしかった。
 サザエのおにぎりのなかのザンギは、日糧のおかずのザンギよりも大きかった。

Marais シュメルツァー(Johann Heinrich Schmelzer 1620⇔23頃-80 オーストリア)の「4声のバレット『フェンシング指南』(Balletto a 4 'Die Fechtschule)」。

 アリアⅠ・Ⅱ/サラバンド/クーラント/フェンシング指南/外科医のアリアの5曲からなる。




むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第215回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

   最新モデルのエレクトーンは840万円
 1981年5月の第215回定期の指揮者はセルジュ・ボド。
 この前年にボドによるドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」のLPを親戚の人からもらい、その名を知っていたので、期待して聴きに行った。
 そして、ここに書いたように、その期待を裏切らない演奏だった。

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 それにしても、共済ホールで行われる催物は、なかなかマニアックである(16ページ)。


SaintSym3Myun

本日は更新をお休みさせていただきます♪吉松/プレイアデス舞曲集III

YoshimatsuPleiadesKakokei 訪問していただきましてありがとうございます。

 雪かきなどの逃れられない労務に時間をとられている影響を依然として引きずっているため、まことに勝手ながら本日は記事の更新をお休みさせていただきます。

 過去の記事が、あなたのひまつぶしのお役に立てますように!

 ああ、ひつまぶしが食べたい……

還暦おやじがこんな日々でよいのか?♪石井眞木/遭遇Ⅱ

  ころも続き
 札幌東急百貨店でアルフレッド氏に偶然逢った日の翌日も、私は午前中にサツエキ方面に出かける用事があったので、昼食用弁当は ESTA の地下で買おうと前日から周到な計画を立てていた。

 しかし、なんとなくこの日も東急百貨店の地下に立ち寄ってしまい、そこで「シュウマイ弁当」を売っているのを発見した。ESTAにもある「点心札幌」であるが、こちらは「黄河」ではなく「包の家」という名の店である。
 この「シュウマイ弁当」に強くひかれた私だったが、シュウマイを取り巻くシュウマイ以外のわき役のおかずたちがいまひとつチンケ。そこで回れ右してみると、目の前にあるのは「まい泉」。
 これまた運命的な遭遇って感じがしたので、ここで弁当を調達することにした。
 今回は「かつ丼」ではなく「かつ重」を買ってしまった。

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 なお、ヒレと書かれたシールが貼られているが、他に「えら」とか「かしら」があるわけではない。つまりこのヒレは尾びれとか背びれのヒレではない。言うまでもないか……

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 それにしても、前日の昼が天丼で、次の日はかつ重。
 食欲があることは健康な証拠ではあるが。ちょっとやりすぎのような気が自分でもしないではない。
 この次の検診のときに変な値が出なけりゃいいが……(今以上に、ってこと)

YashiroSymphony 石井眞木(Ishii,Maki 1936-2003 東京)の「遭遇Ⅱ」(1971)。

 私が持っている写真のCDは廃盤。
 かわりに小澤征爾指揮の演奏をご紹介しておく(私は未聴)。



 


偶然的 or 運命的な出逢い@TOKYU DEPT♪ラフマニノフ/p協2

  その時、私はすでに赤だしを調達済みだった
 先日の昼前に、アルフレッド氏と出合い頭に衝突、ではなく、奇跡的な偶然で東急百貨店で逢ったのである。
 私は用事ついでに東急の某フロアにいたのだが、その私のところにアルフレッド氏が近づいてきて声をかけてきたのである。まさかこんなところにいるなんてって状況だし、マスクもかけているのに私だと気づくということは、やはり私は自分では気づかない強烈な気品を放っているのだろう。

 「MUUSAN、どうしたんですか?」
 「あらっ!アルフレッドさんこそ、どうしたの?」
 「ちょっと用事があって。MUUSANは?」
 私もちょっと用事があったのだが、そのことには触れずこのあとの予定について答えた。
 「地下に弁当を買いに来たの」
 「グフフフフ。じゃあ、これからいろいろ見て決めるんですね?」
 「いや、今日はもう天丼弁当に決めているんだ。天丼には『赤だし』が合う。だからさっき LAWSON で赤だしのみそ汁を調達したところ」
 「いいですねぇ」
 「でも、私はサツマイモの天ぷらが苦手だから、イモをナスに替えてもらうんだ」
 「ええっ?」

 どうやらアルフレッド氏は、すでに出来上がっている天丼(例えばこのような)のトッピングを、私が犯罪的に替えてもらうのだと勘違いしたようだ。

 「いやいや、頼んでから作ってくれるの。だからイモの替わりに同じ値段のナスにしてもらうの」
 「なんだ、そうなんですね。うふふふふ」
 「じゃ、買って会社に戻ります」

 ということだったのである。

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 ラフマニノフ(Sergei Rachmaninov 1873-1943 ロシア)のピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18(1900頃-01)。

RachmaninovPfcon というのも、この曲はイタリアの映画「逢びき」に使われたそう。
 でも、いまの人たちでこの映画を知っている人は少ないだろう。1945年の作品だし。
 もちろん私も知らない。

 あっ、私とアルフレッド氏は逢びきするような妖しい関係ではないことを、ここではっきり申し上げておく。お互い合い挽き肉を使ったギョーザは嫌いじゃないけど。

 この有名なピアノ・コンチェルト、私はアシュケナージの演奏(1970年録音盤。プレヴィン/LSO)を聴くことが多い。


贅沢な一品を追加♪フローリオ/とても薄いヴェール

  筋子好きにはたまらん筋子の味と量
 先週の火曜日は、いつもとはちょっと趣向を変えてみようと、『いつもの Kiosk』で日糧製パンの「おにぎりおかずセット」を買った。お値段は超お求めやすい311円。
 しかし、冷静に考えるまでもなく、食欲がないわけでもなんでもないから、これでは量が明らかに足りない。だって、おにぎりの大きさがこびとサイズなのだ。

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 そこでおにぎりを1個買い足すことにした。
 いままであまり気にしていなかったが、棚の上段にはけっこういろんな種類のおにぎりが数多く置かれていた。
 そんななか、私が選んだのはサザエの「筋子醤油」。
 実は私、イクラは好きだが筋子はそれほど得意ではない。なぜなら筋子はちょっと生臭さがあるから。でも、この日はイクラっぽい味を味わいたくて、この筋子おにぎりにした。
 そして、さすが筋子だけある。
 お値段は232円。この日のメインである弁当の価格にオプション料が75%プラスという結果になった。

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 で、この「筋子醤油」おにぎりだが、筋子たっぷり。
 たっぷりすぎて、私には-ぜいたくな悩みだが-ちょっときつかった。

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 「おにぎりおかずセット」のおにぎりの具は鮭フレークとツナマヨ。
 でもおにぎり自体が薄いので、具がこのように載っているだけ。

 なお、このような買い方をこの次にすることがあったら、追加のおにぎりは別な具のものを選ぶことにする。

IlTrionfoDiDori フローリオ(Giovanni Florio イタリア)の「とても薄いヴェール(Piu trasparente velo)」。
 マドリガーレ集「ドーリの勝利」に収められている曲の1つである。






MUUSAN、立ち話で天丼について語る♪ナンカロウ/偶然性のカノン

20220122Koyubi1  靴擦れならぬ『手袋擦れ』?
 先々週の雪かき三昧のときに、途中から左手の小指の爪のあたりにちょっとした痛みを感じるようになった。深爪したときのような感覚だが、深爪はしていない。

 するとこの数日で、みるみる爪の中がブス色になった。
 ブス色というのは北海道語らしいが、膝とかを打ったあとに皮膚が内出血で紫色っぽくなる、あの色のことをブス色という。

 別に小指の先をどこかに強く挟んでしまったということ20220122Koyubi2はない。
 でも爪の中で内出血が起こっている。
 しかも、左ほどではないが右手の小指もだ。

 どこの世界に、雪かきをしすぎたために爪の下で出血が起こってしまった人なんているだろうか?
 いや、ここの世界にいるんだけど……

 唯一考えられる原因は、手袋。
 雪かきのときに、子どもが中学生の時に使っていた古いスキー手袋を使ったのだが、ちょっと窮屈だった。
 そのせいで小指の先に予想外の負荷がかかった可能性はゼロではない。
 でも、信じがたいけど……

 そしてまた信じがたいほど奇遇なことに、先週は某百貨店でアルフレッド氏に逢った。
 で、天丼について立ち話をした。
 この件については、後日あらためて書くことにしよう。

 さらに、この週は檜さんムッカマールさんにも逢った。
 続くときには続くものである。

NancarrowFast ナンカロウ(Conlon Nancarrow 1912-97 アメリカ→メキシコ)の「偶然性のカノン(Aleatory canon)」。
 「プレイヤー・ピアノ(自動ピアノ)のための習作(Studies for player piano)」(1949-93)の第44曲である。






「ほとんど」に含まれないものは?♪ストラヴィンスキー/星の王

20220111KaniHonke  『本物』を使っていない料理って何?
 ときおり店の前を通ることがある、「札幌かに本家札幌駅前本店」。
 しかし、この看板にはいままで気づかなかった。

 それにしても「ほとんど」に属さない『本タラバかに』を使わないメニューってのはいったい何で、代わりに何を使っているのだろうか?(アブラガニ?)
 気になるところである。

 ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)のカンタータ「星の王(Le roi des etoiles)」(1911-12)で、味覚の王に対抗だ!

StravinskySrtBoulez

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