この次に行くことがあったら違いを尋ねてみよう
先週の金曜日は昼イチでアポをとってあった凸川さんのところにお邪魔し、猥談し、いや雑談し、いやいや世の中の情勢についてご教示いただき、さらに氷山さんのところにも立ち寄り、そのあとは久しぶりに外で昼食を食べた。
1時半過ぎだというのに、ESTA味のテラスや、ステラプレイスや大丸のレストラン街はすっごい人。ブラックフライデーだかなんだかのせいかどうかはわからないが、平日の昼すぎにレストラン街にこんなにも人がいることに驚いた。
それはともかく、私が目指したのは大丸のレストラン街の「宮川本店」である。
少し前に何かのテレビ番組でタレントがうな重を食べるレポがあって、あまりにもおいしそうだったので、一年に一度(正確にはこのときに続き二度目)くらい、別に何か褒められることをしたわけでもないが、自分へのご褒美として奮発しちゃおうと、この店を訪れたのだった。
長い短いはあるものの、他の店は入店待ちの行列ができていたが、お値段が張ることと、やっぱり北海道はそれほどうなぎ文化が浸透していないためか、すんなり入店できた。それでも、席はほぼ埋まっていた。
うな重の『竹』を頼む。
頼んだあと、うな重とうな丼の『竹』の違いは何か店員さんに聞いてからにすればよかったと思った(値段は同じ3,740円)。
まだ食べていないが、応用動作として『黙待』する。って、独りなのにブツブツ言ってたら、それは危ない人だ。
また、この貼り紙のおかげか、前回来たときにいたような声高に会話している人はいなかった。
いよいよ『竹』ちゃん登場。
お、おいひぃ……
ああ゛、ひぁわせ!
この日の環境はストレスフリーってこともあって、もちろん完食!
奮発した価値十分!
決行してよかった(うなぎを食べると血行が良くなるっていうし)。
クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「うなぎ(L'anguille)」。
7曲からなる「第22組曲(Ordre No.22)」(1730刊)の第4曲。
で、このCDは廃盤。
にしても、「第22組曲」のリンク記事に書いてある、『おなか急降下』の不安の記憶が、読んでいてまざまざとよみがえった。
おなかのことなんてまったく気にしないで、いつだってもっと食事を楽しみたいのに、私の運命ときたら……(しかも、私の息子(隠喩ではなく、私の子ども)も同じようにおなかをこわしやすい)。
やれやれ……