控除額が大きい。それが6月から倍以上に……
3月も今日で終わりである。
今月から第2の職場に嘱託社員として再就職したわけだが、先日給料が振り込まれた。
給料の額は年額が契約で決められており、その12分の1が月々支給されるわけだが(他に通勤手当。それ以外の手当は無し)、もちろんその額は頭では十分わかっていても、実際にそこから社会保険や厚生年金など諸々が控除された手取りの額を見ると、こうなってしまうのかと悲しくなってしまった。
しかも、5月までは住民税は引かれない。というのも、前の会社を定年退職する際に、令和2年度分の残り(3~5月支払い分)は、退職金から一括で支払ったからだ。
ということは、6月からはここからさらに令和3年度分の住民税も引かれるようになる。住民税は前年の収入に対して金額が決まるので、今年はまだ十分に高い。住民税だけで、今月の諸控除の合計額よりも多くなるはずだ。つまり今月の控除額の倍以上が6月から引かれる。そうなると、これまでの月の手取りの半分以下になる。
定年退職、そして再就職というのは、どこかの会社の重役にでもならない限り、収入はこうなるものなのだ(それにしても税金の高いこと!)。やれやれ……
でも嘆いてもしょうがない。
ほとんどの人たちは、こういう状況の下で暮しを成り立たせているのだから。
話は変わるが、先日の昼は、またまたセブンイレブンの新発売商品の「肉あんかけチャーハン」を買って食べた。
おいしかったが、途中で味の単調さを感じてしまった。
そっか。月の小遣いも減らされるだろうから、昼食も駅弁の頻度を減らして倹約しなければ……
頭ではわかったつもりでも、現実を目の当たりにすると栄養不足のエノキダケのような気持ちになってしまう。
マーラー(Gustav Mahler 1860-1911)の「嘆きの歌(Das klagende Lied)」を。
「肉あんかけチャーハン」を食べた次の機会は、ご無沙汰気味だった「銀鮭弁当」を食べた。
この弁当の銀鮭はマジでうまい!そして、やっぱり弁当は幕の内系の方が満足感が絶大的に大きい。