新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2021/02

「臨時が発車」って、なんだかぞんざい……♪ブラームス/悲劇的序曲

20210224Tenndon  くっついちゃって動けないんです
 今日で2月も終わり。明日からは3月である。
 3月と聞くと、雪もあとは放っておいてもとけるだけって意識がとても高まってしまう。

 だが、それにしても4日前の朝はひどかった。私の印象としてはこの冬いちばんのひどさだったように思える。

 江別は朝から猛吹雪。家の前もベランダも、おそらく市内のいたるところで吹きだまりができている。
 しかも市の除雪車が出動していない。
 この吹雪、午前3時ぐらいからひどくなったため除雪の出動が間に合わなかったという。そしてまた、歩道が確保できないので市内の小中学校は臨時休校になった。

 私はJR北海道のホームページで電車の運行状況を調べたが、江別始発の電車は動いているようではあったが、この情報、実はあてにならないし-駅に着いたらやっぱり運休とか大幅遅れってことがある-、この吹雪の中で除雪も行なわれていない歩道を進むのはかなり難儀だ。
 ということで、私は天気が落ち着くまで待って、遅刻して出社することにした(上司からは在宅勤務に振り替えてもかまわないというメールの返信が来たが、この日は出社して済ませたい仕事があった)。

 9時過ぎに吹雪はおさまったので、10時15分江別始発の列車に乗るべく家を出た。
 歩道にはけもの道のような道とはいえない道があったが、先人の苦労に頭が下がる思いだった。
 私は平均台の上を歩くような思いで先に進んだ。

 さて、江別駅に着くと、「臨時 9:31発 小樽行」の電車が、もう10時過ぎだというのにホームに停車している。それが先に出発するというので乗り込む。

 10時10分ころになって発車。が、ちょっと動いただけで急停車。
 「車輪とブレーキが凍結した」という車掌のアナウンスが。「これより処置します」というが、いったいどのような処置をするのだろう。
 ドアも閉まったままで缶詰め状態がいつまで続くのか不安に思ったが(そういう意味では、普通列車といえどもトイレのある車両が何両目かをチェックしておくことは重要だ)、20分ほどして発車した。

 途中の駅では発車の際のホームのアナウンス(自動音声)で「小樽行きのリンジが発車いたします」って言っていたが、「臨時列車」ではなく「臨時」なのね。なんだか呼び捨てみたいでかわいそうな扱い……

  2番じゃダメですか?←全然かまいません
 さて、今度は札幌駅に着く直前で電車は信号で停止。
 入線する1番ホームに電車がいて、空くのを待っているという。
 この間にまた車輪とブレーキが緊密度を増してしまったらどうしようと、私は気が気でなかった。

 しばらくして「2番ホームに変更となります」とアナウンスがあり、発車。よかったブレーキが癒着していなくて。

 乗っていた電車が2番ホームに到着したときには、1番ホームに誰も載っていない「小樽行」の電車がまだ停まっていたが、見た感じしばらくは居なくならない感じだった。

 改札を出ると、そこには驚愕の掲示が。
 なんと江別方面は15時まで、江別より先の岩見沢までは18時まで除雪のため全列車運休と書いてあるではないか!行きは良いよい(良くはなかったけど)、帰りは怖い(いや、帰れないかも)だ。上司のご好意に甘えて在宅勤務にすべきだった……

 とはいえ、15時までなら帰宅時間には江別行は当たり前に動いてくれるだろうと、このときは楽観的に思っていた(JRを信じれば、誰もがそう思うだろう)。

 私はついでに東急百貨店に寄って、弁当を買って(もちろんイモはナスにチェンジ)、会社に向かった。このときは、朝のダイヤの乱れがさらなる悲劇の序奏に過ぎなかったなど思いもよらなかった。……来月に続く

Brahms1Dohnanyi ブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)の悲劇的序曲(Tragische Ouverture)Op.81
(1881)。



 


【訃報】尾高惇忠氏♪オルガンとオーケストラのための幻想曲

  1985年に札響定期で聴いた「イマージュ」はどんな曲か覚えていません
 今週の月曜日の北海道新聞朝刊に、作曲家の尾高惇忠氏の訃報が載っていた。

20210222Fuhou_OdakaAtsutada


 尾高惇忠(Otaka Atsutada 1944-2021  東京)の作品は、私は尾高忠明が札幌交響楽団を指揮した「オルガンとオーケストラのためのファンタジー(Fantasy for Organ and Orchestra)」(1999)ぐらいしか知らないが(これが札響のシャンドスへのデビュー盤)、この作品、うまく言えないが聴きごたえのある曲なのである。

Naminobon
 ご冥福をお祈りする次第である。

2021年の私の誕生月(5)♪ワーグナー/「神々のたそがれ」フィナーレ

WagnerRingSolti  私はハイライツもしくは組曲で満足です
 さて、なんだかんだ言っても、うんだかんだ書いても、本日が2月最後の平日である。

 ってことで、元気に出勤だ!(JRの運行が平常通りでありますように!)

 今日の昼ごはんのお弁当は何にしようかな……

 ワーグナー(Richard Wagner 1813-83 ドイツ)の楽劇「神々のたそがれ(Gotterdammerung)」(1869-74)のフィナーレを!

WagnerGotter 私はワグネリアンじゃ全然なくて、ワーグナーはあまり聴かないのだが、高校生のころにマタチッチがN響を振った、マタチッチ編による「神々のたそがれ」の組曲をエアチェックして聴いて、このフィナーレの最後の最後で、ヴァイオリンが出てくるところにはとても魅かれたのだった(って、どこのことか伝わってないだろうけど)。

 チェコ・フィルを振った組曲版の CD はまだ入手可能だ(現在出ているのは SACD ハイブリッド)。


 なお、このシリーズは第5回の本日をもって終わる。

2021年の私の誕生月(4)♪チャイコフスキー/ナポリ人の歌

20210220Mabo  カロリーが心配なら買わなければいい
 いくら席が離れていてあまり密ではないとはいえ、そしてまた昼食時には会話をしないでひたすら黙々と食べろなんて言うつもりはないにせよ、マスクなしの状態で声を控えめにすることなく会話し続け、ときに「アハハ」と笑い声を響かせるのは、他の客や店員さんへの気遣いが出来て無さすぎだわいと思いつつも、おいしい鰻にすっかり満足した私と妻は、そのあと大丸の地下に向かった。
 私の勝手な思い込みだが、高価な鰻屋はもっと閑散としているかと思ったが、江戸並みではないにせよ、それなりに客が入っていることに私はちょっぴり驚くと同時に、鰻人気の根強さをあらためて思い知らされた。

 デパ地下では「王子のスモークサーモン」や総菜の「洋食コノヨシ」でローストビーフやナポリタンなどを買ったが、この洋食屋で「このハンバーグの肉は国産なの?私は輸入の肉は食べないの」とか「私はカロリー制限しているんだけど、これは何カロリーなの?」とまるで文句をつけるかのように店員に尋ねているおばはんがいたが、そんなの知るかっ!って感じだ。
 どんな客であれ邪険にできない店員さんは大変だ。そして、そのおばはん、ハンバーグではなくミートソーススパゲティを買っていった。なんなんだか、やれやれ……。しかも私が会計中にもかかわらず、私を押すようにレジに寄って来たので嫌な顔をしてやった(見てくれていなかったが)。

  陳さんになり代わって腕を振るった私
 この日の夜は、以上のいきさつから、ローストビーフやスモークサーモンやナポリタンを食べたのだが(他にも何か買って食べたような気がしてならないが、いくら頭を振っても思い出せない)、翌日の土曜日(前日の私は、午後はお休みだったのだ)は急に「四川飯店」の麻婆豆腐が食べたくなった。閉店のことが、頭のどこかで芽吹いたのだろう。
 で、こうなりゃ自分で作るしかないと、家で切れていた甜面醤をスーパーに買いに行き、この陳健民のレシピで作った

 完璧なるうまさだった!
 なお、このレシピでは豆腐3丁となっているが、3丁は多いように思われる。豆腐2丁で、ほかの材料はこの分量で作るのが良いと思う。
 あっ、そもそも1丁がどのくらいの重さかが書かれていないか……
 私は今回350gの木綿豆腐2丁で作った。

SchumannBiretBox チャイコフスキー(Pyotr Iiyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)の「ナポリ人の歌(Neapolitan Song)」。
 24曲からなるピアノ曲集「子供のアルバム(Album for the Young)」Op.39(1878)の第18曲である。

 で、廃盤である。このCDは。





2021年の私の誕生月(3)♪DSch/Sym12

20210219MiyakawaHonten1  夜の食事は回避
 節目の誕生日ってことと、それに伴う長年のお勤めお疲れさまでしたってことで、妻と食事(ディナー)をしに行こうと考えたのだが、このご時世で外食っていうのも落ち着かないし、食べたあとも気がかりな2週間を過ごすことになるだろうから、デパ地下でおいしいものを買い込んで家で食事を楽しもうということになった。

20210219MiyakawaHonten2 が、買い物に行ったときに、この日の昼はマチナカで食べようということになった。
 12時から13時の時間帯を外し、しかもサツエキからちょっと離れたところが良いだろうと、目星をつけたのが京王プラザホテルの中華料理店「南園」。
 ところがスマホで調べるとランチ営業はお休み中。しかも3月いっぱいでランチどころか閉店するという。
 なんてこった。コロナの影響はここまで来ているのだ。

 そこで大丸百貨店のレストラン街に行ってみる。
 閉店を知った ESTA の「四川飯店」のことも脳裏をよぎったが、たぶん混んでいるだろうし、なんとなく担担麺って気分でもなかった。そもそも ESTA のレストラン街のフロア自体が、13時過ぎでもなかなかの混雑状況のような予感がした。そこには私も妻も近寄りたくない。

 大丸百貨店のレストラン街は予想以上に閑散としていた。
 そして私たちはたまに奮発しようと、「宮川本店」に入った。ひっさしぶりの鰻である。

 注文したのは、うな重の中間レベルの「竹」。
20210219MiyakawaHonten3 それでも4,000円ほどする。
 「ブラックニッカクリア」の4リットルペットボトル並みの価格である。そう考えると、あらためて鰻の値段の高さを嘆きたくなる。

 でも、おいしかった。
 とってもおいしかった。
 次の節目の誕生月である60年後の2月にもうな重を食べたいものだ。

 今日も私の生年である1961年に作曲された作品を。

Shostako06Pet1 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第12番ニ短調Op.1121917年(The Year 1917)」。

 にしても、「宮川本店」のなかでも、けっこう声高に会話している客(男2人組と男女2人組の2組)がいて、ちょっとなぁって思ったなぁ……

2021年の私の誕生月(2)♪ナンカロウ/偶然性のカノン

20210128CurryGFlico  朝は胃もたれ状態だったのに……
 誕生日の日の午後、血液検査の結果を聞きに再び病院へ。

 肝臓関係はいつもどおり AST(GOT)と γGDP が基準範囲を上回っているが、それはわずかで医師からは「特に心配するものではない」とのお言葉(しかも前回より改20210128CurrySeikatsu善)。
 糖尿関係も問題なし。

 この日私が心配していたのは、前夜にちょっと多めにカレーライスを食べすぎてしまい、朝になっても胃もたれ状態だったので、中性脂肪の値が上がっているのではないかということだった。

 ところで、わが家はいつもバーモントカレーもしくは生活クラブ生協のカレールゥを使っているのだが、この日は私のたっての願いで別なものにした。なぜか別なルゥで作ったカレーを食べてみたくなったのだ。
 そして、初めてグリコの「PREMIUM熟カレー」を使ってみた。

 うん、やはりバーモントよりも鋭角的で、これはこれで悪くない。大人の味って感じだ。
 ただ、この日は妻が作ったのだが、なぜかいつものポークではなくホタテカレーにしたので、単純に味を比較することはできなかった。
 次はS&Bもお試ししてみたいところだ。

20210218SapporoSokuho_Shisen 話を心配ごとに戻すが、結果はオーライだった。
 いや、基準範囲上限の149は大きく上回っているものの、485と、前回の595より110も下がっているではないか(前々回は850)。やはりカレーは薬膳料理だけある(って関係ない?)。

  私が会社を辞めるタイミングに……
 ところでこの日、「札幌速報」に ESTA の「四川飯店」が3月25日に閉店するという情報が載っていた。

 かつては陳健民・健一の「赤坂四川飯店」の系列だったが、いまは有限会社「桃園会」というところが運営している。
 「赤坂四川飯店」系列のときとは担担麺の味も、あるいはほかの料理の味も微妙に変わってしまったものの、それでもこの店の料理が食べられなくなるのはさびしい。
 「そごう」が破綻したあと、ESTA の飲食店もけっこう入れ替わったが、経営は変わったとはいえ「四川飯店」はこれまでずっとここでがんばってきたのだ。

 そしてまた、私はこのお店を社用でも実によく利用した。
 その会社を私が定年退職するタイミングで「四川飯店」も無くなるのは、私には単なる偶然とは思えない。なにか目に見えないつながりのようなものを感じてしまうのである。

NancarrowFast ナンカロウ(Conlon Nancarrow 1912-97 アメリカ→メキシコ)の「偶然性のカノン(Aleatory canon)」を。

2021年の私の誕生月(1)♪伊福部/リトミカ・オスティナータ

ANA_Birthday  定年がない仕事なら単なる通過点?
 先週、私の誕生日があった。
 アナさんからもおめでとうメールが届いた。
 いや、雪の女王とかではなく、ANAである。

 60歳を迎えた今年の誕生日は、なにか特別な位置づけに思える。
 というのも、60歳ということは定年退職を迎える年齢であり、今月をもって私はこれまで35年以上勤めた会社を辞めるのである。

 私が若いころは、定年の年齢というのは55歳だったが、いまでもそうだったなら、55歳の誕生日に特別な感慨を抱き、60歳ではそうでもないのかもしれない。
 やはりサラリーマンにとっては定年退職年の誕生月が節目になるってことなのだろう。この先定年が65歳になったら60歳は単なる通過点で、60の誕生祝いは赤いちゃんちゃんこでも着てどんちゃん騒ぎして終わりってことになるのかもしれない(なお、私は赤いチャンチャンコを着る予定はない)。

  誕生日のランチはチキン
 その誕生日の朝、私は定例の血液検査のために出勤前に病院に行った。採血は8:30から行なってくれるのである。
 とはいえ、いつも通りの時間の電車で札幌に行ったので、8:30までは40分近くあった。
 何をするでもなく札幌駅の改札付近をちょろちょろしていると、8時になって西改札の横の「四季彩館」のシャッターが開いた。
 中に入ると、おぉ!、「知床とりめし」が入荷しているではないか!

20210218Torimeshi1

20210218Torimeshi2

 せっかくの誕生日なので、セルフ祝福ということで、久々の「知床とりめし」を購入。
 バックパックの中に傾かないように入れて、そのあとチンタラと病院に向かった。

 「そっか、この健康保険証も今月で会社に返却するのか……。この保険証を使うのは今日が最後かもな」と、これまた感慨に浸る。

 採血してもらい、そのあと出社し、昼になって「とりめし」を食べた。心の中で「誕生日おめでとう」とつぶやいて。

20210218Torimeshi3

 うん、やっぱりこの弁当はおいしい!

RitmicaCD 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「ピアノと管弦楽のための『リトミカ・オスティナータ』('Ritmica ostinata' per pianoforte ed orchestra )」。
 この曲(の初版)が作曲されたのは、私が生まれた年と同じ1961年なのである。

 あっ!厄払いに行くのをすっかり忘れてた。
 もう3月になろうっていうのに……

書類は通った!あとは払うしかない!♪DSch/p協1

20210218Nouzei  足1本そのまま揚げた天ぷらを……
 先週の月曜日、つまり15日の朝、確定申告の書類をポストに投函した。
 確定申告の開始は2月16日だから、その初日に届くようにしたのだ。
 
 その中には控えの書類と返信用の封筒も入れた(もちろん切手を貼って)。

 そして18日になって、収受日付印が押なつされた控えの書類が届いた。
 無事、受け付けてもらえたのだ(ただし、印があるからといって「内容を証明するものではありません」ってことだが……)。

 ただ、その隣の小さいほうの印は-なんて書いてあるのかよく読みとれないが-2月15日とある。

 ふ~ん。江別から厚別なら当日のうちに郵便が届いちゃうんだ(ポストからの収集は11時ころ)。
 すごいものだ。

 以上のこととは関係なく、久しぶりにタコ!(昨日の朝の「旅サラダ」の中継で、女性アナウンサーがタコの刺身やら天ぷらを食べていたが、切り方が巨大で、自分なら絶対飲み込めないでオエッてなるな、このアナウンサー偉い、そしてカワイソ、と感心と同情をしながら私は観ていた)。

ShostakovichTemirkanovSet ショスタコーヴィチ(Dmitry Shosatakovich 1906-75 ソヴィエト)のピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35(1933)を、マツーエフの演奏で。

 さて、あとは申告額を納税しなきゃ……

 お金を追加でお支払いする側の立場の人間が、記入ミスがないかなどとこれだけ気を使うなんてことは、ほかではあまりないことじゃないだろうか?
 あっ、入試&入学もそうか……
 

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第33回北電FC

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  名無し人による理屈っぽい文章
 前回紹介したように、第152回定期演奏会でチャイコフスキーの交響曲第4番をメチャすばらしく札響に演奏させてくれたフベール・スダン(スダーン)。

 そのスダンが定期の約2週間後に、同じチャイコフスキーの4番をメインに据えて、今度は北電ファミリーコンサートに登場した。
 しかしすごいよなぁ。定期と同じメインディッシュが無料で聴けるんだから。
 さすが第2の定期演奏会と言われるだけある。

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 この日の演奏会はゲストなし。
 そのため、ヘンテコな表紙の、音楽ノートみたいなタイトルのパンフレットが配付された(裏表紙に定価100円と書かれているが、無料である)。

 しかもページの割り付けもヘンテコ(『5頁に続く』って、ページ番号もふってないし)。
 さらに「音楽は誰にでもわかる」という、ちょっと理屈っぽい話が載っているが、誰が書いたものかまったくわからない(楽曲解説も書き手不明だが)。

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 不思議で怪しいパンフレットである。

 ミサを『弥撒』って書いてあるの、私は後にも先にもここ以外で目にしたことがない。

BeethovenOvt ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の付随音楽「エグモント(Egmont)」Op.84(1809-10)の序曲を。










いまでも1人なら相席にさせられるのだろうか?♪月を追う色とりどりの雲

20200422fox2.JPG  損したような気分なのは気のせいらしい
 そんなわけで、退職にあたっての説明を受けてきた

 住民税のことやら高齢者雇用継続給付金のこと、あるいは源泉徴収票のことや年金のことを説明してくれた。そしてまた、私は今月末で定年退職するわけだが、給料は3月支給分が最後だと思っていたのに、今月支給されるのが最後だそうだ。

 「えっ、でも3月に支払われるのが2月分じゃないんですか?」
 「いえ、勤め始めたときに4月から給料が出てたでしょ?」

 なるほど。
 キツネにつままれた感が無きにしも非ずだが(だって、1月にもらった給与明細には対象期間が12月1日~12月31日と書かれているんですもの)、私一人が大騒ぎし抵抗し泣き叫んでもどうなるものではない。そういう決まりだと、寛大に受け入れるしかないのである。

 説明を受ける前に気持ちが重くなるほど疑問点や確認事項を整理していた私だが、そのせいで自然と知識も深まっていたようで、説明内容はおおむね理解できたし、確認すべきところは確認できたし、疑問に思っていたこともだいたい解決した。

 こんなことなら、私も説明者を務めることができるのではないだろうかと、生意気な妄想さえ抱いたほどだが、いやいや実際は私のにわか知識ではできるわけがない。ちらっとながらも心の中で高慢ちきなことを考えてしまった私を許してほしい(と、説明者さまにおわびしたい)。

 説明は2時間以上ほどかかると事前に言われていた。
 そうであれば、説明が終わったあと少し時間をつぶして、1時過ぎになったら昼食を食べよう。その時間ならもう昼食時間のピークを過ぎているだろうから店もすいているだろう。私は久しぶりに外食する気持ちになった。

 ところが説明は1時間半で終わった。
 12時ちょっと前である。
 1時過ぎまで時間をつぶそうか?
 いや、ばからしい。

  お客さんがいるってことは世の中的には良いことだが……
 ってことで、久々の「八雲」のかしわそばをあきらめ、大丸百貨店の地下で弁当を買って家路についた(この日は出勤なし)。
 「広東厨房」という店の「中華爛漫弁当」、864円。

20210215ranman1

 チャーハンそのものもおいしいし、おかずもどれもこれもおいしかった。野菜もそれなりに入っていてヘルシーだし。

 って、「広東厨房」って「柿安」でやっているのね。知らんかったです。

20210215ranman2

 広東俗謡中国中央楽団集体が編曲した「月を追う色とりどりの雲(Colourful Clouds Chasing the Moon)」。

Yellowriver

 実は大丸の地下に行く前に、ESTA味のテラスやステラプレイス、そして大丸のレストランフロアの様子を見に行った。

 どこもそれなりに人がいた。

 サラリーマンなどで混んでいるというよりは買い物客が食事をしに来ているって感じで、あれじゃ1時を過ぎてもすぐには閑散とならない。
 わざわざ落ち着かない気持ちで食事をする必要はない。
 やっぱり私は1人での外食が苦手だ(特に部分入れ歯になってからは、以前より食べるのに時間がかかるようになったのでなおさら)。

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