新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2021/01

GO!するな、やってないから♪ダン/マウントバッテン行進曲

  印刷したあとだったのね……
 年明けに会社から配付された福利厚生の冊子。
 つまり会社では社員の福利厚生の一環として、この「福利厚生倶楽部」なるものを運営している会社に加入しているのである。

 が、行ってはいけない。マウントレースイスキー場には。

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 昨年末に今期の営業は中止すると発表し、さらにそのすぐ後に経営していた「夕張リゾート」は破産したからだ。

 間違って行かないように。

 ホテルマウントレースイの近くの、あのセイコーマートも打撃が大きいだろうな……

 ダン(Francis Vivian Dunn 1908-95 イギリス)の「マウントバッテン行進曲(The Mountbatten March)」。

 とはいえ、マウントバッテンというのは《山 ×》という意味ではなく、マウントバッテン伯爵のことらしい。

 このマーチは、私が高校生のころにNHK-FMの「ホームコンサート」をエアチェックしたものを聴いていたのだが、カセットテープ時代が終焉したあと、耳にすることができていない曲の1つである。

 その気になれば、CDは出ているから聴けるのだけれど……

だって、寝ている間に冷めたらいやだもの♪LvB/pソナタ23

  やけどと考えるのが妥当である
 数日前の朝。
 着替えていると右足の(すね)にピリッとした痛みが。

 そこを見ると、まぁなんときゃしゃな脛だこと、ではなくて、水ぶくれができてるではないか!

 どういうことだ。
 先日雪かきをしているときに、長靴のどこかがあたっていて、靴擦れのようになったのか?
 いや、それは変だ。

 で、妻にこの怪奇現象を教えると、あっさり「湯たんぽじゃない?」と言われた。
 いや、水ぶくれが湯たんぽに似てるということではない。

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 妻曰く、いつも私が湯たんぽにやかんのふたがカタカタ音がするぐらいまで沸騰したお湯を入れているのを見て、いつかやけどをするんじゃないかと思っていたそうだ(妻はレンジで温めるタイプのを使っているが、私にはそれは『ぬるく』てダメなのだ)。

 いくら熱湯とはいえ、湯たんぽに入れるわけだし、それを厚手の布の袋に入れて使うのである。
 だから信じがたい話ではある。でも、水ぶくれの原因の可能性としてはいちばん説得力がある。

 しかし、なぜスネなのだ?
 寝ているうちに脛と湯たんぽが濃厚接触をしてしまったのだろうか?……
 そう考えながら、私は水ぶくれを針でつついた。さらりとした水が滴り落ちた。

beethovenpfsonatarubin (なさけ)とお湯は熱いほどいい……かどうかは知らないが、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)のピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57熱情(Appassionata)」(1804-05)。

 この負傷事件以来、沸騰までさせたお湯は使わないように心がけている。
 そしてまた、その数日後、北海道新聞にはこんな記事が……

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両手にいっぱいお買い物をしたかった♪オルフ/カルミナ・ブラーナ

  相互じゃないよ、十合だよ。バじゃないよ、ナだよ
 年末に本棚にあったクリアポケットファイルを整理した話続きの話の続き。

 こんなん、出てきました。
 札幌そごう閉店のご案内と SOGO CARD である。

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 エス・オー・ジー・オー そごうに行こう
 エス・オー・ジー・オー そごうに行こう
 両手にいっぱい お買い物
 そろってそごうに い・こ・う!

 これって、コマーシャルソングとしてなかなかの名曲だと思う。

OrffBlom そごうには山野楽器も入っていて、この曲名表記ミスのブロムシュテットによるオルフ(Carl Orff 1895-1982 ドイツ)の「カルミナ・ブラーナ(Carmina Burana)」(1935-36)のCDも、そこで買ったと記憶している(そのときはミスに気づかないで買ったのだが)。


間食はしない方ですが、最近エリーゼってます♪ドヴォルザーク/おしゃべり

Hotarugaike_BB  客二人は口を露出しているわけで……
 おとといの土曜日は理容室(というか、やっぱり『床屋』のほうがしっくりくる)に行って来た(写真はイメージである。だって、これ大阪で撮ったものだから)。

 店主と手伝いの奥さんはマスク着用。
 客は散髪時はマスクとメガネは外さなければならない。

 で、この床屋は散髪用の椅子が2つ。
 椅子と椅子の距離はけっこう近い。

 その隣の席の初老の客が、まあまあよくしゃべる(顔そり時は除く)。
 店主も軽く流せばいいのに、客の話にツッコミを入れるから、ますます力が入って声も大きくなって話す。店主はいいさ、マスクを着用してんだから。
 しゃべってる客は呼気自由放出状態。私も無防備状態。
 やれやれ。

 「……いやいや、そんなことないって。あれは違うんだって!だって、ほれっ!あそこの道だってそうだったじゃない!……いや、それは知らんけど、そんなことはないっしょー!……だから油断して、ガーンと当たっちゃっただわ……」

 って、コロナのリスクに比べるとまったく緊急性を要しない話題だ。

 隣であって正面ではないが、ツバキが大気に舞っているんじゃないかと、とっても不安だった(椿ではなく唾である)。かといって、そこでもめごとになるのはイヤなので「もう少し小さな声で話してください」とも言えない(小池百合子なら言い放つかもしれない)。

202101ELISE なお、その客はこのときの客とはまったくの別人であったことを申し添えておく。
 『散髪中の対話は控えめに!』って、全国理容組合(のような団体)は提唱してほしい(私は店主に話しかけられても小声で口数少なく応じたのは言うまでもない)。

 気疲れしたので、帰りにスーパーに寄って、最近になってまたお気に入りになった「エリーゼ」を買って、気分を前向きなものに切り替えたのだった。

 ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の「おしゃべり(Na tackach)」。
 13曲からなるピアノ曲「詩的な音画(Poeticke nalady)」Op.85,B.161(1889)の第11曲である。

DvorakHumore

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第148回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  この月に札響2枚目のLPが発売される
 ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲はあまり演奏会で取り上げられることがない。
 この日、演奏そのものの感動とか強い印象とかが残ったわけではないが、フデチェックの独奏でこの曲を生で聴けたのは貴重な体験だった。

 なお、フデチェックはソロの曲をアンコールで弾いたが、私にはその曲を知らなかった。

 そしてまた、ブルックナーの第6番を生で聴けたのも、これまた貴重だった。この半年ほどあとに、この曲を岩城宏之がNHK交響楽団を振った演奏がFMで放送され、エアチェックした私はそれを繰り返し聴いた。そんなこともあって、第6番はその後、ブルックナーの交響曲のなかで私が最も好きな作品となり、いまに至っている。

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 発売前から『話題盤』だったらしい札響のレコード、私も買った(15ページの広告)。
 ただこのレコード、どうも録音が平板で良いとは言えなかった。

 それにしても“静かに待たれていた実力指揮者”っていう表現もすごい(12ページの広告)。

BrucknerSym6 ブルックナー(Anton Bruckner 1824-96 オーストリア)の交響曲第6番イ長調WAB.106(1879-81)。
 LPでは私はホルスト・シュタイン/ウィーン・フィルの演奏のものを買って聴いており、この演奏が好きだったのだが、CD化されたのかどうかもわからないが、LPを処分したあとは再会できないままでいる。
 シュタイン盤以外ではレーグナー/ベルリン放送響の演奏が好きであり、お薦めするところである。


惜しんでいたら、いつの間にか2か月近く超過♪伊福部/鬢多々良

20210112GinzakeBentou  鱈でなく鮭の話ですが……
 新春の仕事始めの一週間(つまり先週のことだ)の職場に-おける私の昼食についてチンタラ多良鱈と書いているうちに、仕事始めの週の翌週が終わろうとしている。
 で、今週の火曜日の昼は、今年初めてとなる「銀鮭弁当」をいつものキヨスク-札幌駅改札内のラッチ中店-で買った。

 うん。この銀鮭は何度食べてもやっぱりおいしい!

 なお、夕方にツイッターを見ると(私は出勤中はツイッターとはお付き合いしないのである)、フォローさせていただいている yさんも、朝にキヨスクで「銀鮭弁当」を買った(買えた)と、歓びのつぶやきをしていた。

 【問題】
 私が買ったとき棚にあった「銀鮭弁当」は2つ。そのうち1つを私が買いました。そのあとに y さんが同じキヨスクに行ったとしたら、棚には同じサザエ食品製の「おふくろの味弁当」はいくつ並んでいたでしょうか?

Eikyoku そんなわけで、久しぶりに伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の作品を。
 郢曲「鬢多々良」(1973)。

 『「銀鮭弁当」姫はじめ』の翌日は在宅勤務だった。

 昼は朝に炊いたご飯のおかずに好物のこれを焼いて食べようと思ったが、なんというか虫の知らせというかでチェックしてみると、私は「ホンコンやきそば」を食べなければならない事態になっていることに気づいた。
 
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 ちょっぴりしゃれて、中華の皿に盛りつけちゃったりなんかしてみた。

 で、なぜいきなり「ホンコンやきそば」を食べなければならないと思い立ったのかというと、大切に保管しているうちに時が過ぎ去っていたからである。

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 でも、いつもと変らぬチープなおいしさだった。

 今日は本館の記事も更新。そちらの記事の内容も中華な感じだ。

 その翌日の昼食は、これまた今年初めての弁菜亭の「幕の内弁当」にした。
 記録によると、なんと昨年の11月30日以来の購入ってことになる。が、このときすでにホンコンちゃんの旬は過ぎていたのだった。

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熟年男性よ、呼吸器を鍛えよ!♪リスト/ため息

  一度くわえたものは返品しにくいよなぁ
 私が子どものころ『同棲時代』という歌がヒットした。
 で、それはともかくとして、最近のことで、しかも特に話題になっているわけではないが、『熟年時代』という大きな文字を見かけた。新聞広告である。

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 なんと感想を述べたらいいのだろう。
 言葉が見つからない、私には。
 明らかにコロナを意識している。“コロナに打ち勝つために”みたいなことは書けないんだろうけど。

 でも、ほんとうに呼吸筋が鍛えられるのだろうか?疑いの目で見て申し訳ないけど……
 “簡単 安全”って、まあそれはそうだと思う。

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 ってことで、“『熟年時代』のお茶の間ショッピング”でした。

LisztBolet リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の「ため息(Un sospiro)」。

 1848年ころに作曲された「3つの演奏会用練習曲(3 Etudes de concert)」S.144の第3曲(変ニ長調)である。


そのときの助手席の妻は、まさに『助手』♪リゲティ/エチュード第1集

20150809B4_image  異常だった原因は不明で、結果は『異常なし』
 年末にマイカーの運転席ドアのウィンドウの閉まり方が超スローだったり、一時は閉まらないでそこだけオープンカー状態になり、ひじょうに焦り、憂うつになり、不便を強いられたことを報告した(なお、マイカーの写真はむかし、それも夏場に撮ったものである)。

 タイムズ(駐車場のタイムズである)では、入場のときには助手席から妻が緊急出動の消防士のごとくさっそうと車から降り、発券機まで回り込んで券を取る。そしてまた、支払いの際には助手席からスクランブル発進のパイロットのごとく俊敏に車から降り、支払機のところまで歩み寄って駐車料金を支払う。
 そんな状況であった。

 年が明け、私は江別市内の自動車整備会社に車を持ち込んだ(事前に電話で状況と日時を伝えてあった)。
 1日車を預けて、ドアの内張をはがして状態を調べ、どのような修理が必要かを診てもらった。
 このとき『禁断』の開閉スイッチを押してみたが、この場では問題なく窓の開閉ができた。

 翌日。
 モーターまで交換するとなるとけっこうかかるかもなと覚悟していったが、なんと特に異常はないということ。何度も上げ下げしたが、開かないとか閉まらない、動きが遅いといった症状は再現できなかったそうだ。
 もともとあった、多少ガラスの上がり方に重いような動きがあるのも、特に異常とは言えないということだった。
 経年によるゴムの硬化などでガラスの滑りが悪くなったりもするが、いまのところはこのまま様子を見てくださいという診断結果となった。

 一応参考までにと、レギュレーターとゴムを替えた場合の見積書は作ってくれたが、「あくまでご参考まで」という言い方。「念のため部品交換しましょう」なんて雰囲気はこれっぽっちもなかった。
 作動部に給油してくれたが、点検料は無料。なんと良心的なのだろう!

 ということで、そのあとは重い気分から解放され、私も窓が開く喜び、窓が閉まる幸福を享受している。

LigetiEtudes リゲティ(Ligeti,Gyorgy 1923-2006 ハンガリー)の「開放弦(Cordes a vide)」。

 「ピアノのためのエチュード第1集(Etudes pour piano, premier livre)」(1985。全6曲)の第2曲である。







一鷹二富士三海老……♪ハイドン/Sym104

201806Chukadon  中華のはずが3本のエビに
 今年の初夢がなんだったのか200%記憶にない。
 そもそも「今夜は初夢の日だ」という意識というか心構えすらなかった。

 ところで先週の私のランチだが、火曜日は札幌駅の駅弁「いしかり」(and 室蘭やきとり風おにぎり)、そして水曜日はセブンイレブンの「お好み幕の内」(with マルちゃんワンタン)だったことを報告した。

 この話の流れからすると、木曜日がなんだったか気になるところだろう。あなたとしては。

 珍しく、この日の私は丼物が食べたい心境になっていた(というか幕の内系のレパートリーに限界を感じているのだ)。

 そこで朝の通勤電車の中でスマホでセブンイレブンの北海道地区の弁当を調べ、カツ丼、牛丼(牛めし)、親子丼中華丼のどれにするか考えた末、中華丼にしようと心に決めた。というのも、実は私は親子丼も好きだが中華丼も好きだったことを思い出したのである(写真はイメージになっていないイメージ。この市川園のレトルトの中華丼の具はおいしい)。
 しかも中華丼は野菜もそれなりに摂取できるのが、なんとなく体に良いことをした気分になれそうではないか!

 そして、昼前にセブンイレブンにいざ出陣したのだが、なんということでしょう!
 カツ丼も牛丼も親子丼も(そしてカレー麻婆丼も)あるというのに、なぜか中華丼がない!

 いや、売り切れたのではない。棚にそのような歯抜けの隙間はなかったから。

 この店舗では最初から中華丼は仕入れていないのだ。
 店主が中華丼にかなりの敵意を抱いているとしか考えられない。あるいはこの店舗を利用するエリアのお客さんたちが中華丼嫌いで、売れ行きが良くなかったという痛い目にあったのかもしれない。

 私は代替としてカツ丼にするか牛丼にするか親子丼にするか悩んだが、そこに新発売のシールが貼られた「お出汁が香る海老玉丼』なるものがあったので、エビフライを卵でとじたものが好きだってわけでもないが、それを試してみることにした。

20210107Ebitamadon

 うん、まあまあ。
 でも、親子丼にしておけばよかったかな……

 なお、この日はプラスアルファのおにぎりスープなどはなしで、丼一本勝負としたのだった。

HaydnSymCompDorati 丼、丼と書き連ねたので、今日はハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第104番ニ長調Hob.I-104ロンドン(London)」(1795)。

その名もズバリ「コンビニエンス ストア」♪LvB/Sym1

  たばこからお肉まで便利な品ぞろえ
 元日の北海道新聞のセコマ(セイコーマート)の広告。

 そこには50年前の1971年にオープンした、セイコーマートの1号店となる「はぎなか店」の写真が載っていた。

20210101Secoma_Ad

 場所は札幌の北30条西8丁目。
 で、『はぎなか』ってこのあたりの地区の愛称か何かかというと、そうではなくて「萩中」さんが始めた店だから。

 よくわからないけど、ちょっと感動的な広告である。

 なんだかここに行ってみたい気になってきた。

  そしてまた、昨日の北海道新聞には、この広告が着想の引き金となったとしか思えない記事も載っていた。

20210111Dohin1

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EroicaClyu ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の交響曲第1番ハ長調Op.21(1799-1800)を。



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