新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2020/09

夢の次は一人称だ♪ヴィヴァルディ/秋

MurakamiIchininsho  今回も文庫化を待ちきれず……
 昨日は外出時(って、仕事に行く以外、電車に乗る機会はすっかりなくなってしまったんだけど)に新たに読む本について書いたが、では自宅ではどのようになっているのか。

 まだあと残り4分の1ほどあるが、もうすぐ小檜山博の「人生という夢」を読み終える。
 で、次に読む本は、村上春樹である。
 『読書の秋』に、お盆前の7月に出版された「一人称単数」に取りかかる。

 やっぱ買ってしまったのだ、この本を。
 また今回も売り上げに貢献してしまったのだ(私が買ったのはもう第2刷である)。

 果たして「村上春樹はおもしろい!」となるのか、それとも「むかしの村上春樹のようなワクワク感がなかった」で終わるのか。
 そういう別な観点からも楽しみである(←ねじれた性格……)。

 秋っていっても、すでにマイカーのタイヤをスタッドレスに交換してしまった(この話はまた別な機会にでも)。

MozartMutter そうそう、このあいだの日曜日の朝、AIR-Gの『朝クラ』で、ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)の「(L'autunno)」(ご存じ、ヴァイオリン協奏曲集「四季(Le quattro stagioni)」Op.8のなかの「秋」である)がかかった。

 久しぶりに聴くと、とても新鮮に感じた。
 そして、この曲を最初に聴いて「すばらしい!」と大興奮したのは1973年というとってもむかしのことだったなぁと、当時の思い出にしばし浸ってしまった。

 しっかし、これまたひどく安いCDだよなぁ。

 

庶民的キリスト教信者の痛快物語♪細川俊夫/雲と光

MiuraTaiyohaitumo  ええ、水筒を持ち歩いているんで、本はちょっと……
 通勤時に読んでいた三浦綾子の「岩に立つ」(小学館)を読み終えた。
 前に書いたように、紙の本は持ち歩くのが大変なので(重い、がさばる)ので、通勤時はスマホで電子書籍版を読むようになった。

 「岩に立つ」は“気骨あふれる半生を描いた痛快長編”という触れ込みだが、まったく実際、そのとおりだった。
 実在の人物である大工の鈴木新吉が主人公で、彼はキリスト信者でもある。

 ただし、「夕あり朝あり」の主人公である白洋舎の創業者・五十嵐健治や「愛の鬼才」の主人公である洋菓子のニシムラの創業者である西村久蔵が、キリスト者とはいえ、それにしてもあまりにもできすぎた人物(まるで聖なる者)なのに対し、この鈴木新吉は“いわゆる行ないすました信者ではない。酒も飲めば、大声で人を怒鳴りつけもする。だが、実に清い”(『あとがき』より)人物。
 その半生はまさに《痛快》。
 とてもおもしろい小説だった。

 次に通勤時に読む予定なのは三浦光世と綾子の共著「太陽はいつも雲の上に-私たちを支えた言葉」(講談社)である。

Hosokawa で、今日の音楽は細川俊夫(Hosokawa,Toshio 1955-  広島)の笙とオーケストラのための「雲と光(Cloud and Light)」(2008)を。

 きっと、これまでの人生のなかで私(この私のことだ)を支えた言葉が、チキンソテーとかあなごの押し寿司だとか担担麺だというような、まったくもって通俗的な言葉でないことは、読む前から明らかである。





生めよ、ふえよ……って困るんです♪芥川/武蔵坊弁慶

20200924Kodakara  花言葉は『子孫繁栄』
 旧約聖書の創世記の第1章。

 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。

 神であるヤハウェって姿かたちを想像してはいけないはずなのに、“神は自分のかたちに”っていう記述にいまになって疑問を感じるが、私が今日ご報告したいのは、そういう話ではない。

 先日、外に置いてあったサボテンや多肉植物、観葉植物を屋内に入れたが、そのなかには正式な品種名はわからないが、いわゆる『子宝ベンケイソウ』といわれるものの一種の鉢もあった。

AkutagawaTrinica が、葉の縁にそって生まれる子が、見てる分にはかわいいものの、床に落ちて困る。

 日本の少子化問題について、私はひじょうに憂慮しているところだが(そしてとっくのむかしにそのことに役立てない身になってしまったことを申し訳なく思っているが)、こんなにたくさんクローン体を作られるのも困る。

 芥川也寸志(Akutagawa,Yasushi 1925-89 東京)の武蔵坊弁慶(1986)を。

20200924Nisekaisou  こちらは別名『子持ち蘭』
 また、まだ外に置いたままだが、ニセカイソウも鱗茎から子どもの鱗茎を次々創造し、それが土に落ちて収拾がつかなくなっている。

 いっそのこと、小さな鱗茎1つだけを残し、それをイチから育てることにして、あとは処分しようかとも思っている(老いたものに見切りをつけて捨てるなんて、老いつつあるわが身のことと照らし合わせると悲しいものがあるが……)。

 なお、置き場所がないので、ミニパイナップルクジャクサボテンシャコバサボテンは処分することにした。ごめんなさい……
 鉢の数を増やし過ぎた私が悪い。そのことに尽きる。

MUUSANの歯科通院雑記・札幌編(15)♪サティ/スポーツと気晴らし

20200925Tamafuji1  夏の疲れ?それとも根本的なもの?
 今回で左下のいちばん奥の歯の根の治療が終わった(と医師が言った)。
 薬がきちんと根の奥まで行き届いているか確認するためのレントゲンを撮ったが、撮影は治療の終わり際だったので、その結論は次回教えていただくことになる。だが、いまの医師のテクにミスはないだろう。
 ということは、次回は型取りをすることになる。

 これまた歯科医師が言ったことだが-ほかに誰がそんなことを言うというのだろう!-おそらくこのいちばん奥の歯を奥側の土台にして3連結のブリッジを作ることになりそうだ。


 治療を終え、帰る途中にESTAの地下の玉藤で「ロースかつ重」を購入。
 今回で「ロースかつ重」は2回目だが、前回もこんなに肉が厚かっただろうか?
 あまりのボリュームに肝心のカツを2切れも残してしまった(ごはんは完食)。

 私はもう、ガツガツ食べることができないくらい代謝能力が下がってしまったようだ。

 いや、このあいだは天丼をペロッと食べてしまったではないか!
 以前は大の肉好きだったのが年齢とともに嗜好がビミョーに変わったのか、あるいはいまになって夏の体力消耗、あるいは最近の寒暖差による疲れで食欲が落ちているのかもしれない。

SatieLegrand サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の、「序」と20曲の全21曲からなるピアノ曲「スポーツと気晴らし(Sports et Divertissements)」(1914)。

 その「序」には「食欲不振のコラール(Choral inappetissant)」という副題がついている。

 1914年って、伊福部昭が生まれた年だ。
 いや、ただそれだけ……

シナモンは『私除け』に効果絶大♪吉松/アップル・シード・ダンス

20200916Nakaya  砂川の超有名店
 先日、ドライブがてら砂川に行って来た。
 4連休前のことで、たまたまその日は私が夏休み、妻はバイト仕事が休みだったからである。

 砂川を行き先に選んだのは、遠すぎず、かといってふだんあまり行く機会のない場所だということと、その少し前に出川の充電バイクの旅(の再放送)で、砂川のアップルパイの店が映されていたからである。

 途中、奈井江の道の駅でお小水休憩をとったあと(直売所で野菜も購入)、アップルパイの(というか、お菓子の)店「ナカヤ」へ。

 平日にもかかわらず客足が絶えない。
 幸運にもたまたま1台分の駐車スペースが空き、そこに車を停めることができた。
 ちょうどパイが切れ、焼き上がりまで待つことに。といっても15分くらいの待ち時間で済んだ。

 私は店の中に入らなかったが、買ったアップルパイは全然シナモンの香りがしない。
 シナモンが苦手な私としては、ヒジョーにありがたいアップルパイである。もしシナモンが使われていたら-たいていは使われているが-私は店内に足を踏み入れることができなかっただろう。

 帰宅後に食べてみたが、やはりシナモンフリーのようで、頭痛に襲われることなく、おいしくいただけた。

20200916Nakaya2

 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「アップル・シード・ダンス(Apple Seed Dance」)。

 「プレイアデス舞曲(Pleiades Dances)」第1集Op.27(1986)の第3曲である。

YoshimatsuPleiades1

  牛肉とキノコがゴロゴロのしょうゆ味のオムライス
 アップルパイ購入後は、昼食をたべるために「北菓楼」の砂川本店へ。
 ここのカフェでお昼ごはんである。

20200916Kitakarou1

 妻は「自慢のオムライス」を、私は別なメニューも試すべくボロネーゼを頼む。
 このオムライスは(なんと税込900円という安さ!)、チキンライスではなく、牛肉とキノコがふんだんに入ったしょうゆ味という珍しいもの(上にかけるのは定番のトマトケチャップ)。
 味見させてもらったが、チャーハンのようなピラフのような、独特のおいしさがあった(上でリンクしたサイトの下部に説明あり)。

 私が頼んだスパゲティも上品な味。
 私たちはこれらの食事にシフォンケーキとドリンクのセット(210円!)をつけたのであった。

20200916Kitakarou3

20200916Kitakarou2

 帰りには美唄で『美唄やきとり』、は買わずに帰って来た。

揚げてないところも、これまたヘルシー♪ケージ/HPSCHD

  味の素、ハイミー、ミタス、ミック……
 連休明けの朝、私がいの一番に考えたことは、昼にどんな弁当を食べようかということであった。どうでもいいが、むかし「いの一番」という調味料があった。えっ?いまでもあるんだ。知らなかった。

 この日も kiosk には寄ったものの、買うまでには至らず、セブンイレブンをのぞいたみた。

 すると、目にしたことのない幕の内系弁当があった。
 「一番だしで炊いたきのこ御飯幕の内」である。

20200923PL1

 いの一番(・・)に考えたことへの解答を得たような気になったので、これを買った。

 味は良い意味でふつう。
 何よりもこれだけのきのこを食べるということで、体中に菌糸が張り巡らされ免疫力が高まるような気になれるのが良い。

20200923PL2

 なお「お好み幕の内」に入っていたのと同じように見える野菜の肉巻きが入っているが、実は違う。
 「お好み幕の内」のは肉巻きフライだが、こちらのは肉巻き焼きである。

 ただ、現在は「お好み幕の内」も焼いたものに変わっているのかもしれない。近いうちに確かめてみることにする。

CageHPSCHD キノコ・マニアだった作曲家ケージ(John Cage 1912-92 アメリカ)のHPSCHD(1967-69)を。

 “を”って書いたものの、私が持っている写真のCDは廃盤。
 いや、この曲のCDは、現在は現役盤がないようだ。

 頭の中で菌糸が絡み合うような、なかなかステキな曲なのだが……

タチの悪そうな連中に絡まれそうになった私♪GM/さすらう若人の歌

20200919fox3
  私をちっとも怖がらない連中
 昨日は連休中に私が行なったことについて報告したが、1つ書き忘れたことがあった。

 4連休初日の朝、私は上江別幼稚園の裏側の方の、農家が点在し圃場が広がるあたりに歩いて出かけてきた。
 健康のためのウォーキングではない。
 重要な用事があったのだ。

20200919fox 変な声が聞こえる。

 何かと思ったら建設会社の駐車場で、叫びながらケンカしているではないか、キタキツネが。

 たまたまカメラを持ち歩いていたので撮影したのだが(朝露に濡れる野草でも撮れるかと考えたのだ)、こいつら私に気づくと怖がるどころか不良グループのようにこっちに寄ってくるではないか。

 私は睨み返し、後ずさりしながらその場をあとにした。
 幸い愚連隊の連中は追ってくることなかったが、ちょっとビビった。

 江別では他でもキツネを見ることはあるが、それらがたいていはやせ細っていて貧相なのに対し、こいつらはけっこう立派な体をしている。そして、なんといっても目つきが悪い。

 ということで、その日のうちに『つぶやいた』ので、昨日の報告に入れるのをすっかり失念していた。

Mahler1Masur マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「朝の野辺を歩けば(Ging heut' morgens ubers Feld)」。

 4曲からなる歌曲集「さすらう若人の歌(Lieder eines fahrenden Gesellen)」(1883-85/改訂'91?-96)の第2曲である。






義務を果たしたシルバーウィーク♪ハチャトゥリアン/vn協

20200628Pier  残酷だが毒水攻めで屋内に侵入させない
 連休が終わった。
 今日から仕事だ。そう思うと、心にパワーがみなぎる(行きたくないという抵抗のパワーだ)。

 この4日間、私は何をしたのだろう。

 ① 近所のスーパーに炭酸水を買いに行った。途中、峯山さん夫妻に会った。

 ② 夏タイヤを購入した店の新聞折り込みチラシが休み前に入っていたので、電話をしてスタッドレスタイヤを予約した。お値段のことも考え、そしてまた、今までも使っていた実績のある YOKOHAMA のものにした。
 今月末に交換してくる。例年より1カ月早くスタッドレスに換えることになるが、新品タイヤは奈良市慣らし走行が必要というからちょうど良いだろう。

202010Richmond ③ 10月に妻と1泊で帯広に行ってみようかということになり、楽天トラベルでホテルを予約した。GoTo対象で、ふつうのビジネスホテルとちょっと高めのホテルの2つを押えている。けど泊まるだけなので、きっと最終的にはビジネスホテルにすると思う(コロナの流行が上向きになったら中止する)。
 当初は、いつも利用するリッチモンドにしようとしたら、2人で58,000円という信じられないプランしかヒットしなかったが、あれはいったい何なのだろう?

 ③ バラの剪定をした。今年はやはり変だ。いつもは二季咲きで秋にも咲く「ピエール・ドゥ・ロンサール」が、今年は夏前の一季しか咲かなかった。四季咲きのバラも、8月中旬以降の花は小振りで貧相だ。もう落葉も始まってきている。

 ④ 外に出していたオリーブや多肉植物などの鉢植えを室内に取り込んだ。取り込むにあたり、スミチオン乳剤の1000倍~2000倍の希釈液(つまりテキトー)をバケツに作り、鉢をそこに1時間ほどつけて鉢底や鉢の土の中の虫を退治した。鉢底の隙間に潜り込んでいたワラジムシやゲジが毒水のなかで溺死していた。ゲジまでいたとは……。そのまま屋内に持ち込んだらと思うだけでぞっとする。

 ⑤ 国民として“回答の義務がある”という国勢調査をインターネットで回答した。

 ⑥ 2階窓枠のコーキング作業に、工務店の人が来てくれた。連休中にお仕事ありがとうございます。その作業のそばで、私はプルーンの木の枝払いをしていた。

KhachaturianSym2Decca リッチモンドの件は腑に落ちないが、リッチの独奏ハチャトゥリアン(Aram Ilyich Khachaturian 1903-78 アルメニア)のヴァイオリン協奏曲ニ短調(1939-40)を。

 このようにあらためて書いてみると、連休中もさほどぼーっとはしていなかった私だ。

 で、今日の昼の弁当は何にしようか……


いったい何が閉まってしまったのか?♪DSch/ツヴェターエワによる6つの歌

20200920AmazonSpam  海外旅行に行けとでも?
 昨日、大雨が降って川が増水したときに、水門を閉めて氾濫を防ぐって話を書いたが、ちょうどその日に、タイムリーなタイトルのメールがアマゾンから届いた。
 もちろんウソメール、つまりスパムメール、要するに迷惑メールだが、私にとってはブログのネタに使えることもあるので、必ずしも迷惑極まりないと言えないところが、私もヒトとしてそういうことで良いのだろうかと良心の呵責を感じるところである。

 このメールと同じパターンのものをここで取り上げているが、今回のタイトルはなんじゃい?
 あんたの頭が異常だ!

 前回のメールのときにその送信者からのメールを拒否するようフィルターの設定をしたが、今回はすり抜けてきた。
 これ以外にも、このようにフィルターではじかれているアマゾンもどきからのメールもある。

20200909MailFilter

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の「ハムレットと良心の対話」。

Shostako14 プロローグとエピローグ、および4曲の計6曲からなる「マリナ・ツヴェターエワの詩による6つのロマンス(6 Poems of Marina Tsvetayeva)」Op.143a(1973)の第2曲(プロローグをカウントすると第3曲)である。

 マリナ・ツヴェターエワ(1892-1941)はソヴィエトの詩人。
 チェコやフランスで亡命生活を送っていたが、ソヴィエトに帰国。しかし、彼女は文学界のかつての仲間からも相手にされず自殺した。

 さて、連休も今日で終わりか……
 気分も暗くなるわいな……

江別駅南地区クロニクル(11)♪ムソルグスキー/展覧会の絵

  住宅地を守る小さな門と大きな門
 ゆめみ野南町から上江別南町、そして上江別東町を通って千歳川に合流する早苗別川。

20181013Sa0

 この川は野幌原始林を源にし、同じく野幌原始林を源にし西野幌を流れてきた筋違川と東野幌で合流する。その合流場所が地図で円で囲った場所。写真に写っている小屋が地図に書かれたポンプ場ということになる。

SanukiBashi1

Sanukibashi

IMGP4076

 ここで早苗別川は2つに分かれる。
 1つは上に書いた住宅街を流れる「早苗別川」で、クネクネした形はいかにも川らしい。
 いまでこそ平時は水の量が少ないが、それは1986年に早苗別川放水路ができたおかげで、かつては暴れる川だったに違いない。

 その早苗別川放水路がもう1つの早苗別川である。

 上の道路地図(昭文社のスーパーマップル)もそういう記述になっているが、この直線部分が多い早苗別川水門(同じく1986年完成)につながっている川が早苗別川放水路と呼ばれるもののはずで、札幌開発建設部もそのように書いているが、なかには逆になっている地図もある

IMGP4077

 この写真の対岸正面にある狭い水門。
 これが早苗別川が住宅地へと向かうスタート地点(①)。
 ずいぶんと狭いことに驚く。
 なお、この写真が②の場所である。

IMGP4078

 そして、大雨で水位が上がってきたときにはここを閉めて宅地への浸水を防いでくれるのだろう。水の行き先は早苗別川放水路だけとなり、その先では早苗別川水門が閉められ、千歳川からの逆流を防ぐとともに、早苗別排水機場(1998年完成)によって放水路の水は千歳川へと汲み出される。

IMGP3898

IMGP3919

 これらが稼働するような気象に見舞われたくないが、いざというときの頼もしい水路と設備なのである。いや、この先ずっと稼働しないで済むことを願うばかりだ(いざというとき、上の水門は誰が駆けつけて閉めるのだろう?)。

 早苗別川にはホタルが生息しているというが、私は一度も見たことがない(いや、見に行こうと思ったことがない)。

MussorgskyMarkevitch ご存じのとおり、ムソルグスキー(Modest Mussorgsky 1839-81 ロシア)の組曲「展覧会の絵(Tableaux d'une exposition)」(1874)の終曲は「キエフの大きな門(La grande porte de Kiev)」である(ご存じでなかったら、今回で存じ上げてほしい)。

 って、ことで今日もラヴェルによる管弦楽編曲版を。
 しかも、私にとってはハテナなマルケヴィチの演奏を。





激励のお気持ち承り所
最近寄せられたコメント
私の浮き沈み状況

これまでの御来訪者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

メッセージ

名前
メール
本文
本日もようこそ!
ご来訪いただき、まことにありがとうございます。

PVアクセスランキング にほんブログ村
サイト内検索
楽天市場 MUUSAN 出張所(広告)





カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
タグ絞り込み検索
読者登録
LINE読者登録QRコード
QRコード
QRコード
ささやかなお願い
 当ブログの記事へのリンクはフリーです。 なお、当ブログの記事の一部を別のブログで引用する場合には出典元を記していただくようお願いいたします。 また、MUUSANの許可なく記事内のコンテンツ(写真・本文)を転載・複製することはかたくお断り申し上げます。

 © 2014 「新・読後充実度 84ppm のお話」
  • ライブドアブログ