新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は江別市「らーめん しょう」の味噌ラーメン。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2020/07

譜面の指示に従い休みます♪ネゼ=セガンのベルリオーズ/幻想交響曲

 本日は副座長 注1) のやる気不足のため、

BerliozSF_Rest

させていただきます注2)

 注1)そうです。私のことです。
 注2)Berlioz/Symphonie Fantastique 第3楽章より

BerliozSFSeguin

 このディスクの演奏の感想は ⇒ こちら

水切りトレイもついていてとっても便利♪ドヴォルザーク/ルサルカ

  洗浄を怠らないように!
 部分入れ歯が完成し、いま慣らし中であることは、ここここここで報告したとおりである。

 そんな『新しい日常』が始まった私に、妻がこれをプレゼントをしてくれた。

20200724PoridentCup

 サプライズである。親切である。ありがとーやんした。

RUSALKA では、水の精が登場するドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の歌劇「ルサルカ(Rusalka)」Op.114,B.203(1900)を。


3つ目の定番候補現る!♪デュファイのロンドー

20200721PL_Sazae1  守りの月曜日
 今日は水曜日である。
 それなのに、予告通り、私は先週の月曜日と火曜日の昼に食べた弁当のことを書く。過去に執着するタイプなのだ。
 だから学生時代に私をふった女性が、ただ付き合えないとだけ言ってくれればいいものの、私の悪い点まで申し添えてくれたことを、いまだに忘れずに覚えているほどだ。先月の10日の夜に何を食べたか思い出せないのに、そんな前のことは忘れていないとは不思議なものだ。

 月曜日は保守的に弁菜亭の幕の内弁当だった。
 定番の、食べる前からすべてのおかずの味がわかっている、刺激はないが安心できる弁当だ。
 だから報告すべき目新しいことはない。

  攻めの火曜日
 しかし火曜日は違った。初めて食べる弁当だ。
 店は Kiosk の札幌ラッチ中店。いつもの店だ。

20200721PL_Sazae2 で、この弁当が新商品なのか、それともいままでもあったが朝のうちは入荷していなかった、もしくは私が気がつかなかった、あるいは無意識のうちに目を背けていたのか不明だが、とにかく攻めのスタンスで、初めて目にしたこの「三元豚ロースカツ弁当」を買った。サザエ食品製だ。

 サザエ食品と言えば、これまた私の定番の「おふくろの味弁当」を作っている会社。
 「♪お~はぎ、おにぎり、お弁当にお寿司。お~こわ、大福、だんごにおやき」とテレビコマーシャルを流していた、あのサザエである。

 その証拠に、玉子焼き、煮物、ポテサラが「おふくろの味弁当」と共通。

 そしてカツは、三元豚がどうなのかはともかく、例えばこの弁当のチキンカツのような揚げ油の変なくせを感じるようなことはなかった。この種の弁当のカツとしては誠実なレベルだろう。

Dufay もちろん主役はカツなわけだが、カツ弁当ならご飯以外はほぼほぼカツのみとか、から揚げ弁当ならほぼほぼから揚げのみっていう弁当が多い中、上に書いた副菜もそうだが、とりわけ、ウインナーとシューマイが入っているのが妙にうれしい(ワタシ、オカシイデスカ?)。

 これで Kiosk での My 定番弁当の選択肢が3つに増えた。ちょっぴり安心(?)。

 デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の4声のロンドー、「身を守る砦を 攻めおとしてほしい(Donnes I'assault a la fortresse)」を。

 そろそろ記事内容の時制をリアルタイムに近づけないとな……

「花畔」「生振」、あなたは読める?♪伊福部/宇宙大戦争

20200723YoichiSTA   ただし、ホッケの干物は礼文産
 余市に行った話の続きである。

 「海鮮工房」は広い店内とはいえ、あれだけ並んでいるわけで、店内に長居は無用。食事を早々に済ませ、待ち行列で3密状態の階段を駆け下り、おやおやそれに続く外も結構な列(雨がやんで、そしてここは空気がこもらなくてよかったね)、それを横目で見て1Fの柿崎商店で買い物。

 アサリやツブ、イカにホッケを購入。

 そのあと、JR余市駅に併設されている「エルプラザ」でアップルパイを購入(妻が)。

IfukubeHyakunennki2 道の駅に行き、直売所でサクランボを購入。品種は南陽。

 それにしても、「宇宙記念館」前の塗装がはげかかったスペースシャトルのオブジェが痛々しい。全然、宇宙を、未来を、サイエンスを感じさせない。
 お色直しとかできないものでしょうか?
 

 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「宇宙大戦争」組曲を。

20200723Winary   店内で食べると言ってしまい税率10%に
 そのあとは「余市ワイナリー」へ。ここでは白ワインを1本購入。ソフトクリームを食べた(妻が)。

 帰りに再び「海鮮工房」の前を通ったのだが、入店待ちの列はさらに長くなっていた。

 こうなると、私の感覚ではおっかなくて並んでいられない。

 私たちはこれを避けるために朝のうちに家を出発し、開店と同時の入店を狙ったわけだが、もしこの状態に遭遇したとしたら、柿崎商店でうにを買って、家でうに丼にして食べるに違いない(うには食堂も同じものを使っている)。
 まっ、旅行中の人ならそうもできないんだろうけど。

 帰りは高速ではなく小樽周りで。
 銭函を越えたところで国道5号線から337号線へ。手稲山口、花畔(ばんなぐろ)生振(おやふる)を通って、当別の道の駅に立ち寄る。

20200723Tanishi 建物の前で、ジンギスカンを焼いて、弁当にして売っていたので購入。

 当別町の田西会館のジンギスカンだ。この会館(食堂併設)は、先日紹介した伊藤ジンギスカンに並んで建っている。

 伊藤ジンギスカンに比べ味があっさりめ。私はどちらかというと伊藤ジンギスカンの方が好きだが、妻は田西の方が好きだと言っていた。

 今回は弁当の形で食べたので、つまり焼きながら食べたわけではないので、ハンディがある。単純にどちらがおいしいと比較できない。

 「ふれあい倉庫」で田西会館のジンギスカンも売っていたので、機会があれば買って来て焼き立てを食べてみたいと思っている。

 余市の列は「Go To」と関係あるのだろうか?
 いや、きっといつもあれぐらいは混むのだろう。コロナがなかったらもっともっと混んでいるのかもしれない。

 それにしても、ラジオでやっている「Go To」のコマーシャル、わざとらしくてヘンだ。

イモはまたまた硬かった(私には)♪中国中央楽団集体/p協「黄河」

20200722PL_Kouga1  河は黄色いが、「心」は赤い
 早いもので4連休も昨日で終わった。
 連休に入る前日の昼に豚肉の豆鼓炒めを食べたのが、昨日のことのように思える。そしてまた、昼はどこのどんな弁当にしようかと苦悩する一週間が、早くもやって来た。

 そう、連休突入前の水曜日は ESTA の地下でこの中華弁当を買ったのだった。初めて利用する「黄河」という店。
 これで600円はコスパが良い。しかし、個人的にはサツマイモは不要だった(そして、実際残した)。

 さらに手に取ったときには気づかなかったが、会計しようとしたら「お茶も一緒に袋に入れてよろしいですか?」と言う。お茶がサービスな上に、袋にも入れてくれるのだ。こんなことなら、スタンプカードを作りますかと言われたときに断らずに快諾すべきだった。だって、アタシ、20200722PL_Kouga2また寄ってしまいそうな予感がするんですもん……。

 なお、この日は最初、チャーハンの弁当にしようと思っていたのだが、チャーハン弁当のおかずは酢豚だったのでやめた(前回見たときには青椒肉絲のがあったが、この日はなかった。酢豚は好きだが、私にとってご飯のおかずではないのだ)。

 ここまで読んで、「ってことは、MUUSAN は水曜日に歯医者に行ったんだ」と気づいたあなたは勘が鋭い(正しい日本語は「歯医者のいるところに行った」または「歯科医院に行った」、だが)。さらに、「MUUSAN の通っている歯科医院は ESTA や東急百貨店の近くにあるようだ」と思ったあなたは、かなり感性が豊かだと言わざるを得ない。

 そしてこの弁当、スタンプカードを作ればよかったと思っているということから、ストーカー、いや、リピーターになる可能性があるくらい私は味に満足したと推察したあなたは、もう私の分身にほかならないと認定せざるを得ない。

Yellowriver 中国中央楽団集体(Central Philhamonic Society of The Peoples Republic of China)のメンバーのイン・チェンソン、チュー・ワンファ、シェン・リホン・リュウ・ツァンの共作によるピアノ協奏曲黄河」(1969)。

  大阪の治療の続きの次は名古屋の続き
 さて、この日治療は、「入れ歯はいかがですか?痛いとこありませんか?」
 「はい、ないです」
 「歯ぐきの腫れとか口内炎も出来ていませんね。頬を噛んだりしませんでしたか?」 
 「がっつり噛みました」
 「どれどれ。ほほぅ、頬に噛んだ跡がありますね」とセンセイはおっしゃったが、もちろんシャレではない(だろう)。入れ歯は私の口にきちんとフィットしていることが確認され、そのあとは下の歯と歯ぐきのクリーニングをした。

 そして、次回からはいよいよ4年前から私を苦しめている、右下の奥歯の治療に入る。
 詳しい治療方針を説明されたが、それはここでは割愛する。が、この歯科医師の口から発せられるのは、いちいち納得させられるていねいな説明である。

 ところで、月曜日と火曜日の私の昼食のことも知りたいだろう。
 だが、長くなるので今日はこのへんで終わりにしておこう。

「かに丼」と「かに飯」は非なるものなり♪ライヒ/ECP

20200723Kakizaki  階段の上の方だったので「3密」回避
 連休初日の木曜日は、妻の仕事も休みだったことと、その妻が《うに丼》を食したいとご所望いたしたので、余市に行った(最初は積丹と思ったが、根性がなくてやめた)。

 小雨でお出かけ日和とは言えない天気なので、たいして道も混んでないと思ったが、札樽道はそれなりの車。小樽観光なんだろうと思いきや、多くの車が高速道路の分岐点で私と同じ方向、つまり余市方向へと進んだ。みなさん、どこを目指してるんざましょ?

 さて、9時過ぎに余市に到着。幸いなことに雨もやんだ。

 妻が調べていた店は2つあったが、10時から開くという「お食事処 海鮮工房」に行くことにした(もう1つの店は11時30分からだったので、とてもそこまで時間をつぶせない)。
 その前に「柿崎商店」に寄る。新鮮な魚介類が売られている。

 この店の2階が「海鮮工房」。「柿崎商店」が経営している店なのだ。

20200723Yoichi1

 その階段を下からちらっとのぞいてみると、あらあらたいへん。9:30なのにもう数組並んでいる。
 妻にそのことを伝え、われわれも並ぶ。

 待つこと30分。
 店が開く頃には階段の下まで列が。さらに外にも続いているのだろう。

20200723Yoichi3

20200723Yoichi2

 妻は《うに丼》の「赤塩水丼」。私は「かに丼」。2人とも、ご飯を50円増しの酢飯に変更。

  あぁ、勘違い、、、
 料理はすぐに運ばれてきた。

20200723Yoichi4

 えっ、これが「かに丼」?かにのむき身が上に乗っかっているだけじゃないか……(そういえば階段で待っているときに、下の店舗からかにのむき身の袋をいくつか運んでいたな(つまり、ここでかにから身を取り出しているのではなく、加工済みのむき身を使用。いえ、それはいいんですけど))。

 って、そっか!「かに飯」じゃなくて「かに丼」だもんな。
 たとえば海鮮丼だって、のっけるだけだもんな。海鮮を。

 妻もうに丼に満足。ただし、酢飯がちょっとべちゃっとしているのがいただけないというのがこの夫妻の共通の意見であった(そうしている理由があるのかもしれないと討論したが、結論は見いだせなかった)。

ReichElectric ところで、この店は入店してすぐあるレジでまずは注文してお金を払うのだが、われわれの後ろに並んでいた夫婦のうち、奥さんの方が、支払いを旦那に任せ、自分は前で会計中の人の背中の後ろをすり抜け、席取りに入って行った。

 店の人が注意しなかったのでルール違反じゃないのかもしれないが、マナー違反だよなぁ。
 他のテーブルには目もくれず、窓際の2人掛けのカウンター風のテーブルを押さえたので、この店には何度も来ている人なんだろう。
 そういう行動を見たからそう感じたわけではないが、とても目つきの良くないおばさんだった。

 ライヒ(Steve Reich 1936-  アメリカ)の「エレクトリック・カウンター・ポイント(Electric Counterpoint)」(1987)を。

 それにしても気になっているのは、1,020円の「うなぎ丼」ってどんなものなのだろうということだ。

 この旅日記はあさってに続く……

ていねい(で変)な日本語だが、実は脅し♪ヤナーチェク/SQ2

Spam202007  フルアクセスを獲得ってどういう意味?
 頼んでもいないのに届く迷惑メール。このところ、そんなメールにもバラエティさに乏しく、つまらない。いや、頼んでもいないわけだから文句は言えないが。

 そんなことを嘆いていると、久しぶりにちょっと毛色の変わったものが届いた。
 けっこう長文だが、これに騙される人が出ないよう、載せておこう。

 こんにちは!

 私ハッカーは、あなたのオペレーティングシステムにアクセスしました。
 あなたのアカウントへのフルアクセスを獲得しています。

 数ヶ月間あなたの動向を見てきました。
 あなたが訪問されたアダルトサイトからマルウェアに感染しています。

 ご存じない方のためにご説明いたしましょう。
 Trojan Virusをご使用されると、私はあなたのコンピュータやその他のデバイスを完全にアクセスおよび制御できるのです。
 つまり、あなたの知らない内に、私は画面上のすべてを見ることができ、カメラとマイクをオンにできるのです。

 あなたの全ての連絡先や返信にもアクセスできます。

 なぜアンチウイルスがマルウェアを検出しなかったのか?
 回答:マルウェアはドライバを使用しています。私が4時間ごとにシグネチャを更新しているため、アンチウイルスは反応しないのです。

 画面の左半分にあなたが自分を満足させている姿、右半分には、その時に視聴していたビデオが表示されるような動画を作成しました。
 マウスを1度クリックするだけで、私はあなたのソーシャルネットワーク上の全てのメールと連絡先にこのビデオを送信することができます。
 また、あなたが使用している全ての電子メール通信およびメッセンジャーへ投稿することもできます。

これを防ぐには、$1250を私のビットコインのアドレスに送金してください(行う方法がわからない場合は、Googleに「ビットコインを購入」と記載して検索してください)。

 私のビットコインのアドレス(BTC Wallet) は: 13AokM9rK7XCTsdCgddbKd1bzjD5WHMhsr

 支払いを受領後、私は動画を削除し、あなたへは二度と私から連絡をすることはありません。
 50時間(2日以上)以内にお支払いください。
 この手紙を読んでいる通知が私に届き、この手紙をあなたが見た時からタイマーは作動しています。

 このメールは私のビットコインアドレスのように追跡できないため、どこかに苦情を提出しても意味がありません。
 間違えません。

 このメッセージを他の人と共有したことが判明した場合、動画はすぐに配信されます。

 よろしくお願いします!

 なんか笑えるよなぁ。

 だっていきなり“こんにちは!”ですよ。そして“私ハッカーは”と、まるで“私サラリーマンは”みたいな名乗り方(“オペレーティングシステムにアクセスしました”っていうのもなんか変)。
 それに頼んでもいないのに説明してくれたり、自分で質問して自分で答えたり、自分で仕掛けておいて“これを防ぐには”なんて書いたり、唐突に“間違えません”て言ってみたり、最後は“よろしくお願いします”って、まるで候補者か?って突っ込みたくなる。
 “メール”と“手紙”も混在しているし、

 まあ、このメールの致命傷は“間違えません”なんだろうな。ニホン語、ヘンあるよ!
 ハッカーさんはここで間違いを起こして馬脚を現してしまったようだ。

JanacekSQ1 ヤナーチェク(Leos Janacek 1854-1928 チェコ)の弦楽四重奏曲第2番ないしょの手紙(Listy duverne)」(1928)。

 写真を載せた私が持っているCDは廃盤。
 同じヤナーチェク四重奏団のディスクを紹介しておく(同一音源かどうかはわからない)。





隙間に進出してきたふくらみが……♪ヘルメスベルガー/愉快な兄弟の行進曲

20200717PL_Seven1  サラメシのめど立たず
 一週間前の今日、と回りくどい言い方をしないで、先週の金曜日と書けばいいのだが、素直でなくてごめん。

 この日は昼食用の弁当を求め、いつものように Kiosk をのぞいたが、どうも定番の弁当をこの日は食べたいと思わず、しかし別な弁当にはまったくひかれず、食料なしで改札を出た。

 駅から会社まで行く途中にファミリーマートもセブンイレブンもローソンもある。

 久しぶりにファミリーマートに寄る。
 だめだ。私のおめがねにかなう弁当はない(あの弁当があったら買ったというのに……)。

 次にセブンイレブンをのぞいてみる。
 だめだ。せいぜい「お好み幕の内」が唯一の候補だが、今日の私はお好みの気分ではない。

 2度あることは3度あるというが、ローソンを訪れてみる。
 だめだ。2度あることは3度あるものだ。

 ということで、昼食難民状態。

  迷ったのではなく、しょうがなく……
 昼少し前になって、もう一度セブンイレブンに行ってみた。
 朝は、弁当の棚がスカスカだったから、見たこともないような魅惑的な弁当が入荷しているかもしれないと思ったからだ。

 弁当がたくさん入荷していた。
 魅惑的とは言い難いが、新発売の弁当があったのでそれにした。「生姜焼き&チキンカツ弁当」である。
 生姜焼きの味はこの弁当の味に似ている。スパゲティが入っているところも異母兄弟のように似ている。チキンカツは、う~ん、ちょっと油の味が気になった。

Strauss Family2 ヘルメスベルガー(Joseph Hellmesberger 1855-1907 オーストリア)の「愉快な兄弟の行進曲(Fidele Bruder March)」。
 喜歌劇「すみれ娘(Das Veilchenmadel)」のなかの1曲である。

  出血したのは殴られたからじゃない
 ところで、前日の昼と夜、そしてこの弁当を食べたときは、違和感はあるもののなんでもなかった。入れ歯のことである。

 しかし、金曜日の夕食時に、私は思いっきり内頬を噛んでしまった。
 歯科医師に注意するよう言われていたことが、起こってしまったのだ。
 つまり、「奥歯がなかった間に、内頬がそこの場所に膨らむように盛り上がってきています」。開いた空間にせり出して来るってことだ。だから「内頬を噛みやすくなるので気をつけてください」。

 はい。気をつけてたのに左の内頬をがっつりと噛んでしまいました。
 けっこう出血しました。
 先生、入れ歯でも噛む威力ってけっこうなものなんですね。痛かったけど感心しました。

江別駅南地区クロニクル(07)♪WAM/親しき友よ、今日こそ

1997map_Asahigaoka_Ryoyu  ひしがたの友だち
 上江別南地区の土地区画整理事業が行なわれ始めたころ、ここから最も近いスーパーは、前回取り上げた「サンウェル上江別店」だった。

 距離的にはAコープと同じくらいなのかもしれないが、次に近かったのは「りょーゆー」である。

 掲載した地図は以前にも載せた1997年の昭文社の都市地図だが、ご覧のように「りょーゆー」のある場所の住所は、区画整理事業を行なっているところと同じ「上江別」なのである。

 その「りょーゆー」上江別店は、現在「TSUTAYA」(「蔦屋」ではない)がある建物にあったスーパーで(住所は上江別427)、「第一臨床検査センター」との共同で「マルシェ上江別ショッピングセンター」として1995(平成7)年に開店した。
 「りょーゆー」「TSUTAYA」「アインズ」などが入っていた。

 「りょーゆーの運営会社は「菱栄商事」。
 「菱栄商事」は「菱友株式会社」の食品部門を独立させた会社だが、その「菱友株式会社」というのは、過去には「滝川菱雄」という名の「三菱鉱業株式会社」の石炭販売会社だった。
 つまり“りょー”は三菱の“菱”なのである。そして“ゆー”は“友”なのだ。

MozartMasonicMusic モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の合唱付き歌曲「親しき友よ、今日こそ(Zerfliesset heut', geliebte Bruder)」K.483(1785)。
 「今日こそ共に、愛する兄弟よ」などと訳される場合もある。

 A.V.v.シュリッタースベルクの詞による、テノールと男声合唱、オルガンのための作品で、フリーメイソンの分団開設に寄せた曲である。

 私の持っているケルテス盤は入手不可となってしまっている。
 なので聴いたこともないのに偉そうにこのCDを紹介しておこう。

 「菱栄商事」は2006年8月に食品事業から撤退することを決めた(10月に倒産)。「りゅーゆー」の店舗はイオン系列の「ジョイ」などに譲渡されたものも店舗もあったが、上江別店はほかのスーパーに譲渡されずに、この年に閉店した。

 なお、「菱栄商事」はTSUTAYAなどのフランチャイズ展開も行なっていたが、それらについては親会社の「北星株式会社」に譲渡した。「TSUTAYA」上江別店は「北星」によって、現在もそのまま引き続き営業を続けているのである。

20200523TW_Ebetsu3_kamieYo 上の地図では紫色のラインを引いたが、当時は「りょーゆー」の横の「江南通り(きらら街道)」も、「江別恵庭線」から「夕鉄バス野幌営業所」近くまでの区間はまだ未開通であった。
 ここでも書いたように、この道路は夕張鉄道の軌道跡である。

 また、「イオン」の前身(ポスフール)の前身である「ニチイ」は、現在の「イオン」の駐車場の位置にあったことがわかる。

 なお、「上江別幼稚園」のバス停が幼稚園よりずいぶんと離れたところにあるが、バス停の位置は「上江別幼稚園」の旧園舎時代のものがそのまま記載されているためである。

かつとじ定食風カツ丼やドンキー風厚揚げ豆腐♪JSB/フーガの技法

20200718SecomaKatsudon1  カップルの間に割り込むもの
 このあいだの土曜日の昼前に、私は突如オレンジジュースを買ってこなければならないという強迫観念にかられた。
 そしてTシャツに短パンにサンダル履きという、紳士的とはいえない服装のままセイコーマートに行った。そこでオレンジジュースを買ったが、昼に何かを作るのも面倒だと思い(妻はお仕事に行ってご不在)、ホットシェフのカツ丼を買った。

 驚いた。
 いつの間にやらご飯とカツとじが別盛(二段重ね)になっているではないか!少なくとも、このときはまだそうなっていなかった(って、もう3か月も前のことになるのね)。

 これは果たして進化だろうか?
 私はちょいと疑問に思う。いや、賛成しかねる。

20200718SecomaKatsudon2 こういう風にご飯の上に皿があり、そこに具が入っている形の弁当(丼物)はこれまでもあった。中華丼や親子丼、カツ丼、麻婆丼などだ。そしてそれらは主としてレンジアップ必須のチルド弁当だった。

 しかし、セコマのカツ丼はホットシェフである。熱々とは言えないが、温かいのである。
 だから別盛にしたからって“できたての味わい!!”効果は薄いのだ。薄いし、分けたらご飯と具の、適度な時間を経て築き上げた融合がなされていないってことにもなる。

 さらに言えば、内皿の分のゴミが増える。
 また皿からご飯にのせるときに当然ひと手間余計にかかるし、場合によっては手が汚れる。
 これらはご家庭内での食事ならまだしも、例えば狭い車中で食べるときなどは危険でさえある。

 ってことで、元の方が良かったなぁ(別盛になって汁の量が増えた気はする)。

  隠し味なんです
 ところで、なぜ私は急にオレンジジュースを買いに走ったのか?

 その日の夕食の一品に厚揚げ豆腐を使った料理を私は作ることになっていた。
 どんな料理にするか?
 上にバジルとチーズをのせてオーブンで焼いてみよう。
 味つけはどうしようか?
 びっくりドンキーのハンバーグのソースをかけてみてはどうだろうか?
 そう思ったのである。

20200718Source ネットで調べると、びっくりドンキーのハンバーグソース(に極めて近いというソース)の作り方があった。
 それにはオレンジジュースが欠かせないのだ。

 水、みりん、酒、しょう油、オレンジジュースを同量ずつ合わせて火にかける。
 タマネギのみじん切りを適量入れ、透き通ったら完成だ。

 うん、ドンキーの味そのものとは言い難いが、かなり近いものができた。自分の技に惚れてしまった(って、ネットで見た通りにやっただけだが)。

 次回は厚揚げ豆腐ではなく、正統的に、焼いたハンバーグにかけてみようと思っている。

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「フーガの技法(Die Kunst der Fuge)」BWV.1080(1745-50/51刊)。

BachTrio1038 このあいだの日曜日の午後に、天気が良いのに、良すぎて外にいたら熱中症になる危険があったので、家の中でこの陽気とは言い難い曲を聴いた。リステンパルト指揮による演奏で、このCDを聴くのは久しぶりだ。

 オーボエで参加しているヴィンシャーマンの編によるもので、録音は1963年ごろと古いが、私が聴いたことのある「フーガの技法」の演奏のなかでは、これがいちばんしっくりくると、あらためて思った。

 って、書いておきながら、この録音は廃盤の憂き目に。
 みなさんが「MUUSANがそこまで言うなら」と、買おうと思っても買えない。
 本当にすまないと思っている。
 でも、「MUUSANがそこまで言うなら」と思う人もいないはずだ。

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