この冬は暖かで野菜の生育が良いうえに価格も安め。
そんなことを朝の民放のニュースでやっていた。
スーパーの店先(こういうときよく出てくるアキダイというスーパー)からの中継で、ブロッコリーの茎の断面を写していた。左側が今年のもの、右側が例年のものと書いてあって、それが2つ並んでいるのだが、確かに今年のものは太い。暖冬で生育が旺盛だったのがわかる。
わかるが、いや、ちょっと待てよ。
ブロッコリーである。なんで例年の生のブロッコリーがまだ店先にあるんだ?
おかしいではないか?
あの『例年のもの』も今年のものに違いないのだ(推測だが当たっていると思う)。
今年のものだけど、そのなかでも例年並みの太さしかないものってことに違いない。
だから『例年のもの』でなく、『例年並みのもの』と表記すべきだろう。
こういうことをするから報道は信用できないと言われるようになっているのだ。こういうのを平然と発信するなんて、思考が狂っていると思えてならない(たとえばこれだって、報道のいい加減さと、自分たちで検証しないでそれを流用する無責任さを露呈している)。
既存店は休店か?
狂ってるといえば、このスパムメールも日本語が狂っている。
こういうメールはよく来るのだが、そのなかでもレベルの高い狂い度と判断したので載せておこう。
さりげなく重要な告知が!
さらに狂った話。
ニャンニャンニャンの日といってもエッチ三昧の日ということではなく、純粋に猫の日に行なわれる札響の名曲シリーズのコンサートは、狂ったポエム三昧である。
狂ったポエムといっても小泉進次郎とはまったく関係がなくて何よりであるところの、ラプソディーの夕べなのである。
さりげなく伊福部の日本狂詩曲が入っているところがいきなりステキ!
ってことで、伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「日本狂詩曲(Japanese Rhapsody)」(1935)。
このコンサート、なかなか盛り上がりそうなプログラムだ。