新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は江別市「らーめん しょう」の味噌ラーメン。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2019/06

この歳で親知らずが生えてきた?,または悲しき落下物♪WAM/魔笛

20190619Natsutsubaki 【警告】
 本日の記事には人によっては気分が悪くなったり、不愉快になったりするかもしれない画像が掲載されています。悪しからずご承知おき願います。気分が悪くなりやすい方やすぐに不愉快な気分になりやすい方は目を閉じて読んでいただくようお願いいたします。

  鶏の骨がぐっさり刺さってたんです
 1週間ほど前に、左上奥歯の奥の歯ぐきが腫れて痛むようになった。この歯は大阪に転勤してくる直前に名古屋で治療を終えたものである。

 そして火曜日の夜に、勇気を奮ってその腫れている箇所を指で触ってみた。

 す、すると、驚いたことに、歯が顔をのぞかせているではないか!
 それはかつて経験した、親知らずが顔を出したときと酷似した状況だった。

 だが酷似していたが、この歳になった昨今、ハヤシライスを食べる機会はまれにあっても、オヤシラズが芽吹く機会など訪れるわけがない。
 指で左右に動かしてみると、そいつはポロリと舌の上に落ちた。ナツツバキの花のように。

 それがこれである。

20190625Okuba

 そっか!歯ぐきが腫れていたのは、この鶏の骨が歯ぐきに刺さっていたからか……

 「歯ぐきにこんな穴が開いてしまって、腫れどころか、よくこの程度の痛みで治まっていたものだ。むかし、ウナギの骨が刺さったときなんて、もっとつらかった」などとまだ出血しているブラックホールを鏡で見ながら-よく見えなかったけど-思い出に浸った。もちろん、頭の中にはKFCのメロディーが(しばらく食べていないけど)。

MozartZauberflote モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「おれは鳥刺し(Der Vogelfanger bin ich ja)」。歌劇「魔笛(Die Zauberflote)」(1791初演。2幕。台本:シカネーダー)の第1幕第2曲。パパゲーノが歌うアリアである。

 最近は観てないが、私はレヴァイン/メトロポリタン歌劇場管弦楽団、同合唱団、ヘム(Br=パパゲーノ)他のライヴ映像をよく観ていた。いまは廃盤。

 それでもって話を戻すが、こんな大きな骨で負傷するのは初めてだ。

 ん?でも待てよ。

 最近骨付きの鶏肉を私は食べたであろうか?否である(月曜日に東京から石山さんがやって来たので夜一緒に食事をしたが、石山さんは鶏肉が食べられないので、鶏料理はひとっつも頼まなかった)。この日だって札幌からの来客と「がんこ寿司」に行ったが、鶏肉は食べてない。マグロの骨か?いや、すしネタに骨はオプションでもついてない。
 そもそもこんな大きな鶏の骨が刺さっていたら、刺さった直後にわかるはずだ。直後でなくても朝の歯磨き、昼のブクブクうがいで気づくはずだ。だが、いまのいままで気づかなかった。

 どうも腑に落ちない。
 腑に落ちないが、いずれにしろ空いた穴は小さくないので消毒はしてもらった方が良いだろう。
 で、翌日、ついぞこの大阪の地の歯科医院の扉を叩いた(その前に電話予約したが)。

  残念ながら鶏の骨ではありません
 最初に症状について私に尋ね、骨を見たあとに口の中を見た衛生士さんはそう言った。

 「これは歯の根が割れたものです」
 「えっ?私の体の一部ってことですか?で、折れたものがジワジワと歯ぐきの表面に上がって来て、ついに表舞台に姿を現わしたってことだべか?」
 「ちゃいます。歯の根が折れたんどす」

 でも根なんだから、歯ぐきの中で折れたんじゃないのか、なぜ表面に出てきたのかと、私の疑問は解消されなかったが、いずれにしろこれは鶏の骨ではなく、私の奥歯の一部であることが判明した。

 名古屋で治療したときに、この歯も十分に検査・点検したはずだ。なのに1年半でこんなふうになるのは納得できないが、起こったことはしょうがない。

 で、この歯はそもそも本来なら3つある根が2本しかなく、その1本がさらに崩壊したわけで、歯自体がぐらぐら。抜くしかないと宣告された。

 もうブリッジをかけられないわけで、インプラントにするか部分入れ歯にするか、という決断を迫られている(歯抜けおやじという推奨されない選択肢もあるだろう)。
 その回答日は、次回の診察予約を入れている明日。

 どちらかを決めないと、抜歯後の処置の仕方が変わって来るんだそうだ(よくわかんないけど)。

 かつて部分入れ歯を使っていたがしっくりこなく、結局インプラントにした経験のある妻は「高いけどインプラントの方が良いのでは」という見解。

 私は、他の3か所の奥歯の歯ぐきも、名古屋で通院していたあとだましだまし放っておいたが、歯周病がらみで要治療待機状態にあり、今回の歯1本で収まる可能性はほとんどない。また、そもそも歯周病で骨が減っているわけで、インプラント治療ができるかどうか不透明。さらに、半年後には大阪から転勤する可能性があり、最後まで治療ができない、もしくはできたとしてもアフターケアの通院ができないという問題がある。

 いずれにしろ、明日、歯科医とよ~く相談するが、空気的に「入れ歯にします」ってけっこう言いづらい雰囲気ではある。

地味に、でも意外と傷ついた私(本日実質休業)♪ナルブタイテ/悲しい作品

20190618Sapporo1  もうお気に入りじゃなくなったんです
 少なからずのブログでは、画面のサイドバーあたりに自分のお気に入りのサイト(ブログ)のリンクを貼っている。

 私のこのブログでは、右下の方に『BOOKMARKS』というコーナーを置いてある。他の方のブログでは『お気に入りブログ』とか『Links』、『リンク』や『ブックマーク』といったタイトルで設置してあることが多いようだ。

 逆に、私のこのブログを『お気に入りブログ』や『Links』に貼ってくれている方もいる。
 ありがたいことである。

 ところで、先日気がついたのだが、もう10年近く私のブログのリンクを置いてくれていた某ブログから、私のブログが消えていた。

 きっと、このブログに目新しさや面白さ、斬新さを感じなくなったので、削除したのだろう。

 それは致し方ないが、これっぽっちも気にしてないわい、と言えばうそになる。

Vasks ナルブタイテ(Onute Narbutaite 1956-  リトアニア)の「悲しい作品(Opus lugubre)」(1991)。
 もう10年も前のここで取りあげているが、弦楽合奏のための単一楽章の作品である。

 カンガス/オストロボスニア室内管弦楽団の演奏による録音が出ていたが(1994年録音。Finlandia)、そのCDは廃盤となってしまった。

 ごめん、悲しませて。

 あっ、
 …
 ……
 ………
 …………
 ……………

 去年も取り上げていた
 でも、私にとってこの曲は、しょせんこのような位置づけなのね……

 さて、きっと今日もあちこち警察官だらけ。それに降水確率70%。
 そんなんなので部屋でおこもりしてるのが賢明だろう。

「花咲くMUUSAN邸ぃ~」2019.6(2)♪アンダーソン/チャイナ・ドール

  6月20日~21日撮影

20190620Abraham1
         ▲ アブラハム・ダービー(Abraham Darby)〔S(ER)〕
           1985 David Austin(イギリス)

20190620Bossa1
            ▲ ボッサノヴァ(Bossanova)〔S〕
              1992 Poulsen(デンマーク)

20190621OldBrush
   ▲ オールド・ブラッシュ・チャイナ(Old Blush China)〔Ch〕
            1752発見

20190621CFM3
   ▲ コンラッド・フェルディナント・マイヤー(Conrad Ferdinand Meyer)〔HRg〕
     1899 Mulller(ドイツ)

20190621Buff1
           ▲ バフ・ビューティー(Buff Beauty)〔HMsk〕
             1939 Ann Bentall(イギリス)

20190621Noibara2
             ▲ ノイバラ(Rosa multiflora)〔Sp〕
            
 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-1975 アメリカ)の「チャイナ・ドール(China Doll)」AndersonPcon(1951)なんぞはいかが?。

 スラットキン/BBCコンサート・オーケストラの演奏を。
 2006年録音。ナクソス。





「あの!お肉」はなぜ大阪では見かけない?♪テレマン/協奏曲ヘ長調

  食用じゃなく観賞用?
 絶妙なるタイミングでやって来た配送のお兄さんから『伊賀の炭酸水』と『はとむぎ石鹸』を受け取った私は、この日の夜をはじめとする当面の食料を調達するため、クソ暑いが勇気を奮って『ダイエー』へと向かった。

 途中、あのビワの樹を見たが、もう熟しすぎというか、黒ずんできている実もあった。

20190622Biwa

 どうやら収穫して食べようとか、そういう意欲はここのおうちの方にはない感じだ。
 そしてまた、実の大きさも思ったより小さいのがわかった。渋枇杷なんだろうか?(そういうものはないと思うけど)。

  消えた江別産ラーメン
 ダイエーでは豆苗や納豆やミニトマトや豚肉、そして紀文のちくわと〇〇を買ったのだが、買おうという意欲は満々だったのになかったものが2つあった。

 1つは、以前は棚にあったのに今回は姿がなかった『菊水のラーメンの麺』である。
 今回も『ホンコン焼きそば』とともに『西山のラーメンスープ』も北海道から持ち帰って来たのだが、ラーメンの麺が売っていないのでは話にならない。他社の麺もないのである。あるのはスープとセットになった2食入りのラーメンか、あるいは焼きそば用の蒸し麺ばかりだ。

 暑い季節なので、どうせ買う客なんていやしないと、ラーメンの麺は夏の間は休売中なのかもしれない(でも、冷やし中華にも必要だろうに……)。

  あの魅惑的な商品が置いてないのが不思議
 もう1つ、棚になかったもの。それは『シャウエッセンのお肉で作ったあらびきミートローフ』である。
 自宅に帰っていたときに、近所のスーパーで見つけてまったく迷うことなく買って食べてみた。

 私がボロニアソーセージ好きだということは皆さん承知のとおりであるが、その私を大満足させるところまではいかなかったものの、かなり満足した。

20190621Syau1

20190621Syau2

 だからこそ、大阪でも買おうと思ったのに、天下のダイエーにないのである(これや、私の口にはあまり合わないこれはあった)。

 悔しいのでダイエーのあとに『阪急オアシス』にも行ってみた。

 こちらには『菊水』のラーメンはなかったが(そもそも置いてない)、北海道産小麦使用のマルちゃんの麺はあった。東京の工場で製造されている製品だが、北海道産小麦を使っているという点と、恥じらいもなく堂々と“熟成ちぢれ”と書いてあることを評価して、買った)。

20190622Ramen1_Maruchan

 しかしながら『シャウ・ローフ』は阪急オアシスでもシャウしなかった(シャウエッセンの“シャウ”は“観る”、“エッセン”は“食卓”という意味があるという)。
 こっちでは『あらびきペッパー』も見かけたことがない。大阪の人はミートローフ型のボロニアソーセージが嫌いなんだろうか?

  ラーメンの上には地味に朝の残りの豆苗も
 失意の私は、夜に、ミニトマトを洗わないまま2ケ食べ、豚肉の生姜焼きを作り、ハイボールを飲んだ。

 翌朝は冷蔵庫に入っていた消費期限が迫ったベーコンと豆苗を炒めた。
 昼はラーメンを作った。なかなかコシのあるおいしい麺だった。

20190623Tomyo

20190623Ramen

 そして夜は、紀文のちくわを……数日後に続く

Telemann Tafel テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)の「協奏曲ヘ長調」TM.Vol.2-3。
 3つの独奏ヴァイオリンと弦楽と通奏低音のための作品で、全3巻18曲からなる「ターフェルムジーク(食卓の音楽/Tafelmusik)」(1733)の第2巻の第3曲。

 私にとっては「ターフェルムジーク」のなかで最初に聴いた作品。
 1979年4月のことだ。
 大学浪人になりたての旬な頃だったってわけね……

 私が持っているCDはすでに廃盤となったパイヤール/パイヤール室内管弦楽団による演奏のもの(1980年録音。RCA)。

はい、ブツブツ気になります!♪プロコフィエフ/イワン雷帝

20190622Nin'niku  いざ探すとないモノ……
 妄執の、いや、もう週の半ばではあるが、まだ先週の話。

 とはいえ、ただの先週の話ってわけではなく、先週でもいよいよ土曜日の話である。

 この日は朝から雨。雷さまを上に聞く状況。
 で、妻に江別駅まで車で送ってもらう。

 札幌駅からそのまま『快速エアポート』になる電車に乗って、新千歳空港へ。

 体力維持のために-いや、すでに維持するほどの体力も残っていないのだが-黒ニンニクを食べたほうがいいと、ふだんからJA十勝清水町の黒ニンニク(下の写真)を愛用している妻が言っていたのを思い出し、空港の売店で探してみると、清水産に限らず意外と黒ニンニクが見つからない。

 JA道央の売店なら江別産のがあるかと思いきや、店のおばさんに「黒ニンニクはありますか?」と尋ねると、寂しげな表情で「ない」と答えられた。

 結局ふだんは行くことがないJAL側の売店(スカイショップ小笠原って店)で美唄産のを見つけた。

 こんなんことなら、妻に言われたときにホクレンショップで清水のを買っときゃよかった(いくつか試したが、清水のが私にはいちばんおいしく感じる)。

  落雷の影響は私にはなく、でも私は泣く
 飛行機は5分遅れで出発。
 私の乗る一つ前の大阪便は落雷の影響による点検で30分以上遅れていた。
 そのことを考えると、ラッキーだったと言わざるを得ない。

 だが、ラッキーな私は機内で泣きそうになった。三浦綾子の「続・泥流地帯」を読んだからだ。機中で読み終えたのだが、この泥流シリーズ(と続)は、「塩狩峠」以上に私に感動をもたらしたと思う。

MiuraZokuDeiryu

 関心はないだろうが、そのうち感想めいたことを書くつもりだ。

 プロコフィエフ(Sergei Sergeevich Prokofiev 1891-1953 ソヴィエト)の「イワン雷帝(Iwan the Terrible)」Op.116。

 S.M.エイゼンシテイン監督の映画のための音楽で、2部29曲からなる。第1部が1942年に、第2部が1945年に作曲された。

 ここでも紹介している、ムーティ/フィルハーモニア管弦楽団他の演奏で。

ProkofievIvanMuti

 1977年録音。EMI。

20190622HatiomugiSoap  配達に間に合い自己満足
 大阪に着き、蒸し暑い中、急ぎ足でマンションへ。
 というのも16時~18時の時間帯で、ヨドバシから『伊賀の炭酸水』と固形石鹸が届くからだ。
 いや、4時まではまだ1時間ほどあるのだが、お兄さんはたいてい早く来るし、私も配達日には午後にはずっといるようにしてるので、前にお兄さんに「は、早く、き、来てっ!」とお願いしたことさえあるのだ。

 そしてお兄さんは15:16に来た。

 私は浴室では固形石鹸を使っているのだが、そこいらのドラックストアに行っても、あんまり種類がない。で、ヨドバシで見てみたら、今回ペリカン石鹸の『はとむぎ』というのを見つけたので頼んでみたのだった。

 どうかしら?
 老人性いぼ(疣贅)がとれちゃったりしてくれないかしら?

 そんなことを思いつつ、くそ暑い中、そして急な夕立の恐れがある中、食料を調達しにダイエーに買い物に行ったのであった。……続く

JAshimizuKuroninniku

欧風って塩分も濃厚ってことなの?♪ハイドン/Sym101

20190621Royce  しばらく続く《先週の話》
 あいかわらず先週の話である。

 檜さんと夕食をともにし、思いもかけずにライヒやミニマル・ミュージックの話に花が咲いた日の翌日から、私は有給休暇をとった。

 『働き方改革』ってやつには全然しっくりこないし腑に落ちない私だが、休みを取ったのはそんなお国の方針とは関係なく、もういい歳なんだから使い惜しみしないで有給休暇を取得しようっていう、ただそれだけ。

 それに火曜日に札幌での会議で会った名古屋支社長も、そのあと休みを取るって言ってたし……って、「誰だれちゃんもやってるもん」ってこっちゃないんだけど。

 水曜日はたいして用事もなかったが、妻と新札幌に行き、結局これといった買い物もせず、サンピアザ地下のフードコートで丸亀製麺でうどんを食べて帰ってきた。

 木曜日は一日中ガーデニング。禁断の殺虫剤散布も行なった。

 お空が重い雲に覆われた金曜日は江別市内を車でうろうろ。
 ロイズに行ってお土産(と自分たち用)のローズ・チョコを買い、K'sデンキで乾電池を買い、さらにホーマックで化成肥料を買った。
 そのあと蔦屋に行ったのだが、ここで昼食。かねてより気になっていたカレー店『clock』でカレーを食べてみることにした。札幌の円山に本店があるという、口コミの評判もすこぶる良い欧風カレーの店だ。

20190621Clock2

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第101番ニ長調Hob.I-101時計(The clock)」(1793-94)。

Haydn94 「ああ、この曲ね!」と、第2楽章を聴けば多くの人が知っていると思われる有名曲。
 ここでも書いたように、その第2楽章が、時計が刻む音を連想させるのでつけられた名前だが、でもなぁ、最近はその音がうるさいからって連続秒針のものも多いもんなぁ……

 C.デイヴィス/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団による演奏を。

 1979年録音。フィリップス。

  値段は荒涼庵の約2倍
 かねてよりこのカレーが気になっていたのにこれまで延び延びになっていたのは、いざ注文しようという段になると、カレーにしては“お値段異常”なので躊躇していたのだ。

 が、この日は決断した。
 お得(?)なサラダとかとのセットではなく、ポークカレー単品。1,100円。

 ラッキョウと福神漬けは取り放題。そんなのたかが知れてるが。

 で、出てきたカレーはルーがライスに比べると相対的に少なめ。また、意外に『ゆるく』ない。肉の塊が1つ。

20190621Clock3



 一口食す。風味は悪くない。が、、、、ちょっとしょっぱくね?
 この私でさえも、しょっぱく感じるのだ。これならルーが少なめなのが、ある意味納得。

 このしょっぱいカレー、しかし、どこか良くない意味で懐かしい。どこかで体験したことがある(風味は別として)。
 なぜだろう?

 わかった!『荒涼庵』のカレーだ!

 もっとも『荒涼庵』の場合は、ふだんはふつうで、日によってしばしばひどくしょっぱいっていう、ロシアン・ルーレットのようなものだった。前日の残りを再加熱する際に、味を調えるのをさぼったらああなるのだろう。

 けど、ここの店の場合はライスの量からして、計算されつくしているのかもしれない。

 でも、私にとっては1,100円を払ったことがとっても悔やまれた1日になってしまった。それに私は血圧の薬も飲んでいる身。リトライすることはないだろう(みなさん、しょっぱく感じないのかしらん?あるいは、私以上に血圧が高い妻の減塩食に、私の舌が慣れてしまったのか?)。
 ガパオライスにするべきだったか?……(ちなみに妻は『江別さいもん』の餃子。でもこの店、ライスないの?)

 昼過ぎに庭に化成肥料をまいたが、夜になって予想通り雨が降ってくれ、有効成分が土にしみ込んだ(と思う)。

耐え抜いて2か月目に突入!が、まだまだ衝動は消えず♪DSch/Sym1

Shostako01Pet1  たばこ臭い天才
 彼はやせ型で、まじめで、眼鏡をかけ、神経質で内気で、チェイン・スモーカーであり、皆が彼の才能に感銘を受けた。1925年、音楽院の最上級クラスにいたとき、『交響曲第1番』を作曲した。この曲は翌年に初演されたが、彼についての有望な予言を裏切らぬ出来栄えだった。『交響曲第1番』はスケールが大きく、機知と抑え切れない生命の歓びに満ち、皮肉とパロディーの要素があり、みずみずしいメロディーと音の豊かな管弦楽法が用いられていて、19歳の若者が作ったにしては見事な作品である。(ハロルド・C・ショーンバーグ(亀井旭/玉木裕共訳)「大作曲家の生涯」:共同通信社)

 この19歳の若者とは誰のことか?

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のことである。って、写真ですでに明らか。とほほ。

 彼は卒業制作であるこの交響曲第1番ヘ短調Op.10(1924-25)の初演を機に、一躍天才作曲家の名声を博したのであった。


 2009年録音。ナクソス。

 さて、私の禁煙生活も、今日から5週目に突入である!(masa さん、禁煙に対する応援メッセージありがとうございました)。

 けど、まだ喫煙欲求は波のように押し寄せてくる。

明日に向けて英気を養おう(本日実質休業)♪ショパン/雨だれ

201810Furano  今日は安息日
 今日は昨日ほど暑くはならないのは良いことだが、天気も突然荒れ狂ったりするらしい。

 明日は月曜日だが、明日も雨なら、雨じゃない日以上に仕事に行きたくなくなるので(いえ、外で作業をするわけではありません。雨の中通勤するのがイヤなんです)、今日はそういう邪悪な気持ちを振り払うために、部屋で休養する。

 休養したからって、邪悪な気持ちが払拭される気はしないけれど……

 そういえば、先日檜さんに連れて行ってもらったバーの店主さん、ショパンの「雨だれ」も好きだって言ってたな。あの日の夕方に札幌では雨が降ったってことから、そんな話になったんだったっけか?

Chopinpreludes ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)の「雨だれ(Raindrop)」は、「24の前奏曲(24 Preludes)」Op.28(1836-39)の中の第15番変ニ長調

 ピリスのピアノで。

 1975年録音。エラート。




「花咲くMUUSAN邸ぃ~」2019.6(1)♪GM/我快香吸引

  6月18日撮影

20190618Matilda
               ▲ マチルダ(Matilda)〔F〕
               1988 Alain A. Meilland(フランス)

  6月19日撮影

20190619QofS
        ▲ クィーン・オブ・スウェーデン(Queen of Sweden)〔S〕
          2004 David Austin(イギリス)

20190619Nicole
          ▲ ニコル(Nicole)〔F〕 1985 W.Kordes(ドイツ)

20190619CFM
   ▲ コンラッド・フェルディナント・マイヤー(Conrad Ferdinand Meyer)〔HRg〕
     1899 Mulller(ドイツ)

20190619MHR
       ▲ メニー・ハッピー・リターンズ(Many Happy Returns)〔S〕
         1991 Harkness(イギリス)

20190619Goldenwings
           ▲ ゴールデン・ウィングス(Golden Wings)〔S〕
             1956 Shepherd (アメリカ)

MahlerKlemperer マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「私は快い香りを吸いこんだ(Ich atmet' einen linden Duft)」。
 「5つのリュッケルトの歌(5 Lieder nach Ruckert)」の中の1曲(ということは、この5曲を含む「最後の7つの歌(7 Lieder aus letzter Zeit)」(1899,1901,1902)の中の1曲ということにもなる)。

 ルートヴィヒのメゾ・ソプラノ、クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の演奏を。

 1964年録音。EMI。

 今日は朝から雨。でも、恵みの雨!恵み野もきっと雨。

創成川の東側でミニマル音楽を耳にした話♪ライヒ/エレクトリック~

20190618AFT_Wien  定例の通院は問題なし
 火曜日は午前中と午後、それぞれ会議。

 会議が終わったあと、かかりつけのKクリニックに行き定例の診察。
 が、この日はちょっぴりお気に入りの看護師さんがいなくて少しがっかり。そのせいか、血圧も心拍数も正常。また、すぐに結果が出る『非空腹時血糖』の値も問題なし。ヘモグロビンA1cも正常。

 そのあと調剤薬局に行ったが、薬剤師さんが(たぶん)異動でかわっていた。いままでの人も、1年ほど前にかわったばかりだったのに。
 この薬局、なんという会社なのか知らないが、何店舗くらいあるのだろう?

  シャッターだけじゃ不安ですか?
 さて、この日の夜は檜さんと食事をともにしたわけだが、約束の時間まで時間があったので、札幌の街をちょっと徘徊した。食事の場所は、狸小路の『LION』である。なので、徘徊地区は狸小路とした。

20190618Sapporo220190618Sapporo3 『LION』は2丁目だが、まずは西の端へ。

 『ウィーン』があったあとはどうなったか、いまさらながら見に行った。
 『ウィーン』のあとは、かつて『ウィーン』があったままになっていた。が、なんだか恐ろしい事件が起きたあとのようにテープが。このテープは必要なんでせうか?

 回れ右して、歩みを東に。
 『ル・トロワ』に寄って(目的は内緒)、創成川通り沿いを歩き、「おや、こういう組合もあるのね。勉強になったわい」とまた1つ知識を得て-この知識を今後の人生において使うことはないだろう-、1丁目側から再び狸小路に。

 で、見かけたのである。

 ここは全国組織だったということか?
 でもって、前回は気づかなかったが左下に小さく書かれている『震災復興支援ポスター』って文字。
 これって、どういうことなんざんしょ?国家事業なのか?

 そんなことに頭を悩ませながら-震災復興のためになるのなら、応募してみる手は無くはない-『LION』の前に。

20190618Lion1

20190618Lion2

 そして、さすが檜さん!ほぼ私と同着のタイミングでやって来た。

  やはり『鉄ナポ』はうまし!
 『おつまみジンギスカン』や『ジャーマンポテト』、『鉄板ナポリタン』などを食べ、そのあと檜さんがときおり利用しているという、創成川イーストにあるバーへ。バーといってもカウンターのみの小さな店。

ReichElectric そこで流れていた音楽-あとから教えてもらったが、『O.N.O』の『SLOW DAY OVER HERE』というアルバムだそうだ-を耳にした私が「ミニマルっぽい」と口にしたことから、店主がライヒも好きだという話になり、「エレクトリック・カウンター・ポイント」をかけてもらったりした。

 創成川の東側でライヒを聴く……想像もしていなかった貴重な体験をした。

 そんなわけで、ライヒ(Steve Reich 1936-  アメリカ)の「エレクトリック・カウンターポイント(Electric Counterpoint)」(1987)。

 ここで書いているように、あらかじめ録音してある演奏に生演奏を重ねて演奏される。
 3つの楽章からなる。

 パット・メセニーのギター演奏で。

 1987年録音。ノンサッチ。

 檜さん、バーの店主さん、充実のひとときをありがとうございました!

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