新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の前期高齢者の元・サラリーマン。  背景の写真は江別市「天味(てんまい)」の醤油ラーメン。 (記事内にアフィリエイト広告が含まれている場合があります) コメント欄は撤去しました。

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2019/04

私としては珍しく熟考した末に……♪GM/Sym6

20190417Naganuma  この日は内陸側から 
水曜日(つまり、到着後かしわそばを食べた日だ)の大阪→新千歳便は、風向きの関係から、苫小牧上空から一直線で新千歳空港に進入するのではなく、長沼町の上空から左旋回しての着陸となった。

 どっちが良いかというと、そんなの好き好きだが、私はこの北側からのほうがいかにも北海道らしい風景が見えるので、初めて来る人にはインパクトが強いんじゃないかと思う。

20190417CTS そして飛行機は千歳市上空を通り、新千歳空港へ。

  北海道経済のために
 それはともかくとして、木曜日は会議。
 夕方に本社によって鉋課長とお話をし、そのあとヨドバシ『マルチメディア札幌』へ。

 そこでかねてより検討していたプリメインアンプを購入した。
 もちろん大阪まで配送してもらう。
 なんでそんなめんどうなことをするんだと、みなさんは思うかもしれない。『マルチメディア梅田』で買えばいいじゃないか、と。

 しかしこのところ札幌に来るたびに『マルチメディア札幌』でいくつかのアンプとスピーカーの組み合わせで試聴を繰り返し-Hi Fiオーディオのコーナーはあまり客が来ず、ほとんど放置プレイ状態なのであまり気兼ねせずに試聴できる。逆に他の客がいる場合は、たいていその人はマニアックな雰囲気を醸し出し、あたかも自分専用のコーナーのような存在感を放っているので早々に退散する羽目になる-私は貴重な体験をすることができた。その義理をお返しするために、もし迷惑にならないならば-実際、店には迷惑にならないことがわかった-北海道の経済の好転に少しでも寄与するために、ここ札幌で購入することにしたのだった。

Mahler06Solti  詳しい報告は連休明けまでおあずけ
 アンプが届くのは連休前。だが、連休中は北海道に戻って来るので、新しいアンプから音を出すのは連休明けからとなる。
 今回のアンプ入れ替えに当たり、アドヴァイスをもらったブログつながりの方の話や、そこからわかったアンプとスピーカーとの組み合わせで気にかけるべき点などについては、追って報告したい。

 3年前まではCDプレーヤーはDENON、アンプはLUXMAN、スピーカーはインフィニティのKAPPAだったが、今回でSACDプレーヤーとネットワーク・オーディアオ・プレイヤー、そしてアンプは偶然にもマランツに統一された。スピーカーもマランツ系が販売代理店となっているB&Wである。
 バラコンがシステムコンポのようになってしまった。

 まずは、私にとってのリファレンス用CDであるショルティ/CSOによるマーラー交響曲第6番イ短調「悲劇的(Tragische)」を再生してみたい。

♪ 作品情報 ♪
【作曲】 1903-05,改訂'06。その後たびたび管弦楽配置を変更。「悲劇的」は通称。
【初演】 1906年・エッセン
【構成】 4楽章(約80分)
【編成】 orch(picc 3, fl 4, ob 4, E-H 3, 小cl 1, cl 4, b-cl 1, fg 4, C-fag 1, hrn 8, trp 6, trb 4, tuba 1, timp(奏者 2), 打楽器各種(小太鼓, 大太鼓, シンバル, タムタム, トライアングル, グロッケンシュピール, カウベル, 低音の鐘, むち, ルーテ, ハンマー, シロフォン, スレイベル, ウッドクラッパー), cel 2, hp 2, Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  ワクワクしながら「悲劇的」
  アタシとしては活動後にゆっくりする方が好きです
  ほんとはとどめが欲しいんだろ?バーンスタインのマラ6<67>
 
♪ 作曲家情報 ♪
⇒ 詳細はこちらをご覧ください

 グスタフ・マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)

♪ 紹介したディスク ♪
 ショルティ/シカゴ交響楽団。
 冒頭の低弦が刻むリズムがズンズンと聴き手を襲う。そしてティンパニの張りのある響き。第1楽章からすっかりヤラれてしまう。
 1970年録音。ロンドン。

白鳥の橋とかを鳥瞰した日♪チャイコフスキー/白鳥の湖

  たまたまには窓側席で
 昨日は新千歳空港に着いてそばを食べたことを書いたが、今日はその前日に千歳から大阪に向かったときの飛行機からの眺めについて。

 いつものように通路側の席をキープした私だったが、窓側の席も空いていたのでカメラ小僧(←古いね!)のように写真を撮った。なお、画像が鮮明でないのは窓の汚れ、というよりも経年によって透明度が落ちているせいである。

 新千歳空港で地上を走行中。
 向こうに見えるのは活火山の樽前山。

20190416Tarumae1


 飛行機は西方面に向かって離陸し時計回りに旋回。
 上から見た樽前山(手前)。『樽前ドーム』も見える。

20190416Tarumae2

 樽前山の向こうにあるのは支笏湖。
 支笏湖のさらに先には羊蹄山の姿が。
 羊蹄山の左側手前の山は、おそらくルスツのスキー場がある山だ。

20190416Yotei

 飛行機は太平洋沿岸部を函館方向に進む。

  みごとに真ん丸
 これは白老町の倶多楽(クッタラ)湖。

20190416Kuttara

 室蘭のチキウ岬と白鳥大橋。

20190416HakuchoOohashi

 洞爺湖。

20190416LakeToya
 
 このあと飛行機は青森方向へと向きを変えたが、あとはどこの上を飛んでるんだかよくわからなかった。

 そして『太陽の塔』が私をお出迎え。

20190416TaiyounoTou

 大阪空港(伊丹空港)に着き、今回は梅田までリムジンバスを利用し、限られた時間の中できる限りの業務を処理し、タバコを2本吸い、夜は中華料理を食べたという1日だった。

TchaikoSwanBBC  白鳥大橋と湖の折衷で
 そんなわけで、チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)のバレエ「白鳥の湖(The swan lake)」Op.20(1875-76)を。

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1877年・モスクワ
【構成】 4幕29曲(約2時間30分)
【編成】 orch(picc 1, fl 2, ob 2, cl 2, fg 2, hrn 4, cort 2, trp 2, trb 3, tuba 1, timp, 打楽器各種(小太鼓, 大太鼓, タンバリン, シンバル, トライアングル, タムタム, カスタネット, グロッケンシュピール), hp 1, Str)
【本作品について取り上げた過去の記事】
  白鳥さんたちのけなげな仕返しに涙する
  お、お、王子様……、姫より殿がお好みで?
  “白鳥の湖”のほとりで3分クッキングのメロディーを耳にする
 
Tchaikovsky♪ 作曲家情報 ♪
 

 法律学校を卒業、官吏となる。1861年よりペテルブルクのロシア音楽協会の音楽教室に学び、同教室が音楽院に改組されると残留、'66年第1回卒業生の一人となる。'66年モスクワ音楽院に招かれ、'78年まで教鞭をとる。それ以後スイス、イタリア、フランスで生活することが多く、また富豪の未亡人N.v.メックの年金援助を得て作曲に専念。国内でも演奏会シーズンにペテルブルク、モスクワを訪れるほかは、メック夫人の別荘、妹アレクサンドラ・ダヴィドワの家などに滞在した。’85年放浪生活を切り上げてクリンに定住。’87年より指揮活動も行い、毎年自作の指揮でヨーロッパを演奏旅行、’91年にはアメリカにも渡った。ペテルブルク音楽院時代の師であるA.ルビンシテインの影響を強く受け、作風は西ヨーロッパの伝統に根ざした、いわゆる〈西欧派〉または〈折衷派〉であるが、初期には国民楽派の〈5人組〉とも交流して国民主義的傾向も示した。外国での生活が多い時期には西欧派的作品が多く、1885年帰国してからは、これらを総合した思索性のあるロシア音楽を確立した。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 ケヴァル/ストックホルム王立歌劇場管弦楽団。
 2002年ライヴ収録(DVD)。opus ARTE。

やむなく高級かしわそばを食す♪JSB/ブランデンブルク協3

20190417Yagumo  カウンターで黙々とカレーを食す
 このあいだの月曜日は昼から札幌市内のホテルで会議。
 私は会議会場に向かう前に、早めの昼食を食べることにした。

 なぜかこの日の気分はカレーライス。
 かつて羽田空港の『LION』で食べたカレーライスがおいしかったという記憶がよみがえり、『paseo』の『LION』に行ってみた。

 ところが、ランチメニューとしてサンプルが置かれているものの中には、単なるカレーライスがない。
 あるのはカツカレーである。
 カツカレーはさすがに重い。

 ということで、悔しい思いで涙をこらえながら、ふと頭に浮かんだのが『APIA』の西側隅っこにあるカレーショップである。
 入ったことはないが、カレー専門店な上に、昔からあるのだからきっとここのカレーで外れるってことはないだろう。そこで決意新たに突入してみた。

 店の名は『おの』。

 私はポークカレーをふつうの辛さで。

 けっこう肉も入っていたし、ふつうでも私には十分辛い。味も超うまいってもんじゃないが平均点以上。真っ赤な福神漬けが多めについてくるのもうれしい。
 が、店は狭い。ゆっくりランチっていう場所ではなかった。

BrandenburugMenuhin1  バッハのあとは演歌流れる居酒屋へ
 会議が行なわれた場所は、各部屋に作曲家の名前がついたりしている某ホテル。
 廊下にはバッハのブランデンブルク協奏曲第3番などバッハの曲を中心にバロックが流れていた。

 会議が終わり、同じく大阪から出席した《急募課長》(初登場)と居酒屋に行き、私はカレーのげっぷをときおり感じつつ『かに味噌甲羅焼き』などを食べた。

 バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750)の「ブランデンブルク協奏曲第3番(Brandenburgisches Konzert Nr.3)」ト長調BWV.1048(1711-13?)。
 このコンチェルトは2つの楽章からなっているが、2つの楽章の間には2つの和音が記されており、チェンバロやヴァイオリンによってカデンツァが奏されることもある。
 また、第1楽章はカンタータ第174番「われ心より至高なる神を愛する」BWV.174(1729初演)に転用されている。
 
  アボカドで体を喜ばす
 翌日は大阪に戻り、夜は社のメンバー3人と中華料理を食べに行った。
 青椒肉絲もおいしかったが、アボカドと豆腐のサラダがこの日のいちばんのヒット。というか、体に良いものを食べているという満足度が高かった。でも、仕上げにしょうゆラーメンを食べてしまった(3人でシェアしましたです)。

  至高なるそばたち
 さらにその翌日は、再び午前着の便で大阪から新千歳へ。
 新千歳空港で昼食を食べることにしたが、前日にラーメンを食べているからさすがに『弟子屈』はない。カレーも2日前に食べた。
 ふと、そばを食べたくなった。で、『八雲』に行ってみた。

 ここは以前入ろうとしたものの、お値段が高めの設定で、ほかの『八雲』の店舗の価格設定を知っている私としては、ちょっぴり憤慨してやめたことがある。

 この日は、高いというイメージがあったものの『八雲』のそばを食べたかったので、多少高くてもいいやと行ってみたのである。

 ところが高いというイメージは間違いだった。高くない。高すぎるのだ。
 ショーケースのサンプルを見ても、1000円以下のものはほとんどない。
 ざるそばが840円である。『弟子屈』の『むかし醤油ラーメン』より高い。
 北海道民の私の感覚からすれば、ざるそばの方が、チャーシューやメンマがトッピングされているラーメンより高いなんて異常である。

 確かに空港のテナント料は高いのだろう。でも、札幌の店舗だってそれなりの家賃は取られているに違いない。

 私は『かしわそば』を頼んだが1000円もした。
 写真のように他店舗と同じ『かしわそば』である。
 空港だからといって、飛行機の形にくりぬいた蒲鉾がサービスでのっているわけでもない。
 札幌ではこの価格で、しかもランチサービスだったらここのほぼ半額になる。

 ちょっと高すぎじゃないかなぁ。
 コンビニのおにぎりなら、札幌でも江別でも足寄でも釧路でも東京の丸の内でも同じ値段なんだけどな。

 北の空の玄関口を訪れた人たちから、「そばの産地なのに、北海道ってそばが高いなぁ」なんて思われなきゃいいけど。 ⇒⇒⇒ この話、後日談あり

♪ 作品情報 ♪
【構成】 2楽章(約10分)
【編成】 vn 3, va 3, vc 3, bc(通奏低音)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  協奏曲と交響曲のはざまで……♪マゼールのブランデンブルク協
  
♪ 作曲家情報 ♪こちらをご覧ください

♪ 紹介したディスク ♪
 メニューイン/バース音楽祭管弦楽団。
 私がブランデンブルク協奏曲全6曲を知った録音。セラフィム・レーベルの廉価盤LPの2枚セットだった。
 1959年録音。EMI。

午後10時、晃子はシャワーを浴びる♪シューベルト/白鳥の歌

HandouShowashi1945_MatsumotoSeicho  霧が黒けりゃ顔は真っ黒け
 半藤一利の「昭和史 戦後篇 1945-1989」(平凡社ライブラリー)のなかの、『戦後三大事件』(下山事件・三鷹事件・松川事件)について書かれた箇所。

 ここで半藤氏は松本清張の「日本の黒い霧」を紹介してくれている。

 紹介されたからには読んでみなくてはならない。いや紹介されるたびに相手にしていたら、こっちの身がもたない。だがこれを読まなくてはならないと思ったのは、おもしろそうだからだ。

 それにこのところ出張が続いていて、移動中の読書に充てる時間が私にはたっぷりある。

 そんなわけで「日本の黒い霧」(文春文庫)を購入した(電子書籍版)。

  山口果林さんはお元気なんでしょうか?
 考えてみれば、私は松本清張の著書を読むのは初めてのことである。

 氏の作品では、映画化された「砂の器」は観た(テレビで放送されたものを)。
 加藤嘉が感動的な演技をしていた。
 出演していた、美人じゃないけどなんとも言えない雰囲気をもつ山口果林が私の心をとらえた。
 画面が暗くてよくわからなかったが、とっても美しい島田陽子がヌードになった。よくわからなかったので「詐欺!」と毒づいてしまった。その後島田陽子がヘンになっていったのはご存じのとおり。ヌード写真集も出したはずだが、もう見たいとも思わなかった。
 この映画で効果的に使われている「宿命」という曲は、しばしば芥川也寸志の作と誤解されるが、作曲者は菅野光亮。この映画の音楽監督を務めていた芥川が菅野の作曲に協力したのだった。
 
MatsumotoS_KuroiKiri_Jou 松本清張の他の作品を私は知らないのだが、きっと2時間サスペンスドラマ-22時ころになると他のチャンネルに替えられないようシャワーシーンとか濡れ場があって、そりゃ楽しみでござんした。この22時作戦にしばしば起用されていた佳那晃子さんとか加山麗子さんはお元気なのでしょうか?-や連続ドラマなんかで、知らず知らずのうちに接したことはあるのだろう。

  えっ、ここで教えてくれないの?
 1960年の『文藝春秋』1~12月号に連載されたというこの「日本の黒い霧」だが、お世辞にも読みやすい文章とは言えない。
 小説でもこのようなスタイルなんだろうか?

 あまり使われない漢字や熟語が頻出するし(漢和辞典を用意しなければならなかった。連載当時はよく使われていたのだろうか)、“その話はまたあとで詳しく触れる”というような、話の先送りが多い。読者をじらすのが好きなんだろうか?また、同じような内容を再度繰り返す箇所も少なくない。蒸し返すのが好きだったんだろうか?
 
 上巻を読み終えたところだが、文体がまどろっこしくはあるものの、それの嫌がらせを上回るおもしろさがある(日本の闇の世界のことをおもしろいというのも変だが)。
 下巻も、悩まされることは間違いないが、読むのが楽しみである。

 ところで、上巻第4章は「白鳥事件」。

 昭和27(1952)年1月21日の午後7時半ごろに、札幌の南6条西16丁目の路上で、自転車で帰宅途中だった札幌市中央警察署の白鳥警部が射殺された事件である。

  書けないけど活字化成功?
 このなかにある記述。

 ところで、使用した拳銃はブローニングである。ブローニングは決してパンパンというような音には聞こえない筈だ。これはもっと大きく、もっと腹にこたえるような、文字では書き表せないが、活字にするなら、ズバァーゥン、というような響きであろう。決してパチパチというような軽い音ではないのである。


 “文字では書き表せないが、活字にするなら”って……?

 パンパンがパチパチに変わってるし……

SchubertSchwanengesang シューベルト(Franz Peter Schubert 1797-1828 オーストリア)の歌曲集「白鳥の歌(Schwanegesang)」D.957,965A(1828/1829出版)。

 「白鳥の歌」はシューベルト自身がこの名を冠した歌曲集ではない。彼の死後に友人たちや出版社によってまとめられた遺作14曲からなる歌曲集である。そのため、14の歌を通しての関連性はない。
 詩はレルシュタープ(第1~7曲)、ハイネ(第8~13曲)、ザイドル(第14曲)による。

 なお、『新シューベルト全集』では「白鳥の歌」という作品は存在せず(認知しておらず)、「レルシュタープとハイネの詩による13の歌曲」D.957と「鳩の使い」D.965Aとして収録されている。

 また、第4曲「セレナーデ(Standchen)」はとりわけ有名で、ヴァイオリンとピアノなどの器楽用に編曲されて演奏される機会も多い。

 昭和史の裏話の本を読み始めてからというもの、三浦綾子の「氷点」はそれっきりになっている。
 綾子さますいません。
 
♪ 作品情報 ♪
【構成】 14曲(約45分)
【編成】 独唱, p
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  つぶやき仲間に入り切れず不満をつぶやく

Schubert♪ 作曲家情報 ♪
 

 ロマン派音楽の開拓者。とくに〈ドイツ歌曲(リート)の王〉といわれる。音楽は小学校校長でチェロを弾いた父と、ウィーンの宮廷礼拝堂合唱団にいた時代に行っていた神学校での師サリエーリから学んだ程度である。早くから才能をあらわし、家庭や仲間たちで演奏する歌曲や室内楽曲、管弦楽曲を多数作曲。1821年に「魔王」がop.1として出版されるまでに、すでに700曲に達する作品がある。この間、父の学校の助教師、エステルハージ伯爵家のピアノ教師を務めたほかには定職はなく、詩人や音楽家の友人に支えられ、彼らの家に寄宿するなどしてボヘミアン的生活を送った。自作だけの演奏会を催したのは死の年であり、その頃、友人たちの奔走で宮廷礼拝堂副楽長やケルントナートーア劇場の指揮者の地位をねらったが果たしていない。ウィーン体制下にあって新興市民階級に基盤をおいたロマン主義芸術を志した彼は、生前に認められることが少なく、死後高く評価された作曲家の一人である。D.はO.E.ドイッチュ編の作品目録(Thematisches Verzeichnis seiner Werke in chronologischer Folge)の番号。

 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 F=ディースカウ(Br),ブレンデル(p)。
 1982年録音。フィリップス PHCP-10547(廃盤?)。
 それにしてもブレンデル、なんであんなに困った顔してるんだろ?

私が候補者の声に振り返らなかったワケ♪スーザ/士官候補生

  一晩で、一層雪解け進む
 さて、統一地方選挙の告示が行なわれたおとといは、朝から前日に続いて庭仕事。
 夜の間にさらに雪解けが進み、冬囲いのネットをはずせる状態になったものが増えた(下が雪の中に埋もれたままだと外しにくいのである。

20190414Garden

 クロッカスも怯える弱者の集団を作って咲いている。チオノドクサも咲き始めた。

20190413Garden2

20190414Chionodo

  『冬に弱い』微粒砕石
 このチオノドクサの写真に写っているように、うちではアプローチなどに微粒砕石を敷いているのだが、冬の間雪かきで庭に積んだ雪とともに、この石が庭に入り込む。
 いまの時期のガーデニング作業でいちばん大変なのは、冬囲いはずしでも枯葉の掃除でもなく、庭に入り込んだ石を元に戻すことである。

SousaHarris 市議候補者の選挙カーの声が聞こえたが、私は振り向きもせず作業に没頭した。
 だって、その声は少し遠くからっで、ウチの前に来たわけじゃないもの。

 そんなわけで、またまた腰がガギガギになってしまった。
 そしてまた、ブログ記事を書きためる時間がとれなかった……

 こういった諸事情から、市議候補とは関係なく、スーザ(John Philip Sousa 1854-1932)の行進曲「士官候補生(The high school cadets)」(1890)を。

♪ 作品情報 ♪
【構成】 単一楽章(行進曲。約2分)
【編成】 ブラスバンド

♪ 作曲家情報 ♪
 

 1880年、海兵隊吹奏楽団の指揮者。’92年自身の〈スーザ吹奏楽団〉を結成、国内をはじめ4ヨーロッパに演奏旅行。アメリカ行進曲の典型となった軽快で華麗な行進曲を多数作曲。〈マーチ王〉とたたえられた。他に13曲のオペレッタ等も残した。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 ハリス中佐/イギリス近衛兵グレナディア連隊軍楽隊。
 1958年録音。デッカ 。

Tシャツの少年とコートを着た紳士♪JSB/ブランデンブルク1

  新規開拓もせず、また……
 おとといの土曜日は、その一週間前と同じ便で新千歳に飛び、やはり一週間前と同じく新千歳空港ターミナルビルの3階に行き、ブランチとして『弟子屈』に行き、『むかし醤油ラーメン』を食べた。

20190413Teshikaga1

 一週間前と同じくすでに『一幻』は長蛇の列だった。

  キモチ、糖質カット
 ここで一週間前と微妙に違うことが起きた。
 『弟子屈』に突入しようとする直前に、向かいの店『梅光軒』のお兄さんに「いかがですか?すぐご案内できますよ」と声をかけられたことが一つ。もう一つは、『弟子屈』で案内された席が一週間前と違った場所であったこと。さらに、プチ迷った末、やっぱりライスも頼んだのだが、「少なめにしてください」と謙虚なる申告をしたことである(ここはライスはあくまで『ライス』1種類であり、『小ライス』とか『大ライス』はない)。

20190413Teshikaga2

 それにしても、空港の3階のラーメン店にきっかり1週間ぶりに訪れるなんて、店の人は私のことを、出張中のサラリーマンのようなカバンを持った、この界隈に土曜日だけバイトに来ているおじさん、と思っているかもしれない(私のことが記憶に残っていれば、だが)。

  雪の壁は跡形もなく
 そのあと自宅に向かったわけだが、あらためて江別の駅を出て感慨に浸ってしまった。
 だって、2か月でこの変わりようなのだ。

20190214Yomichi1
                      ↓
20190413Ebetsu

 薄手のコートを着ていたが、汗ばむ陽気だ。
 ほんの2か月前だったら、オチンチンの先まで萎縮するほどの寒さだったのに、こりゃあ陽気につられて変な奴が現れる恐れがある(もちろん私ではない)。

 おぉ!なんと向かい側の歩道にはTシャツ姿の少年が歩いているではないか!

 暑い時期にもかかわらずコートを着て歩いている男性としては、しばしばホームレスの方々に見られBachBrandenCKる傾向があるが、いま自分がそう思われてないかちょっぴり不安になった。少年よ、そんなに季節を先取りするんじゃない!

  鳴らすのやめたのだろうか?
 さて、帰宅して着替えて、庭にはまだ雪が残っているものの、手をつけられるところから私は冬囲いの撤去ならびに地面を汚している落ち葉の清掃作業にとりかかった。

 頭の中にはなぜかバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「ブランデンブルク協奏曲第1番(Brandenburgisches Konzert Nr.1)」ヘ長調BWV.1046(1717?)が流れる。
 きっとホルンの牧歌的な響きが、ガーデニング作業に合うからなんだろう。詳しくは私の小脳に尋ねてほしい。

20190413Garden

 気がつくと、時は5時。
 あらら、いつもは5時になると遠くから聞こえるお寺の鐘の音が聞こえてこない。それで、5時の到来に気づかなかった。別に今日は5時ぴったりに仕事を終える必要はないんだけれどもさ。

 それにしても日が長くなったものだ。
 そして、昼のラーメンじゃないが、屈んでの作業が多かったので、腰がバビバビになってしまった。

♪ 作品情報 ♪
【構成】 4楽章(約20分)
【編成】 狩猟ホルン 2, ob 3, fag 1, vn-picc 1, vn 2, va 1, vc 1, 通奏低音
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  これは絶対に聴く価値あり!♪コンチェルト・ケルンのブランデンブルク協
  録音中はお静かに……♪カザルスの「ブランデンブルク協」
  協奏曲と交響曲のはざまで……♪マゼールのブランデンブルク協
 
♪ 作曲家情報 ♪こちらをご覧ください

♪ 紹介したディスク ♪
 コンチェルト・ケルン。
 2013-14年録音。BERLIN Classics。

2つの球についての2つの話のうちのもう1つ♪DSch/Sym10

20190411Cuctus  ご主人様に隠れて……
 昨日に続き、もう一つの『2つの球』の話である。

 先日、部屋に置いてあるサボテンにつぼみがあることを発見し、それが開いたことを紹介したが、その反対側にもつぼみがあるのを発見した(11日のことだ。その前には気づかなかった)。

 私が出張で留守にしている間に、こっそりと新たにイボができ、それが球状にふくらみ、そして発見したときには、すでにいっちょまえのつぼみの形になっていたのである。

 突然姿を現わすのって、生活に刺激を与えてくれて、けっこう良いものだ。変な虫とかが突然姿を現わしては大迷惑の110番ものだけど。

 ということで、ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-1975 ソヴィエト)の交響曲第10番ホ短調Op.93(1953)。

Shostako10San  説教と挨拶と文章は短い方が喜ばれる
 なぜ、今日はタコテンなのか?

 昨日の記事に比べると、今日の記事は極端に短い。

 それはあたかもタコ10の第1楽章の長大さと、あっという間に終わる第2楽章の著しいアンバランスに匹敵するからだ(第1楽章は25分ほどなのに対して、第2楽章は5分弱)。

 そういえば、1か月ほど前に通夜に参列する機会があったが、読経が終わってこちらの方を向いた僧侶が言った。「ちょっとだけお話をさせていただきたいと思います」。

 でも、全然ちょっとだけではなくて、むしろ平均的な説教の長さよりもずっと長かった。
 坊さんの言うことはかなりあてにならない(私の言うこともけっこうあてにならない)。

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1953年・レニングラード
【構成】 4楽章(55分)
【編成】 orch(picc 2, fl 2, ob 3 E-H 1, cl 3 Es-Cl 1, fg 3, C-fg 1, hrn 4, trp 3, trb 3, tuba 1, timp, 打楽器各種(小太鼓, 大太鼓, シンバル, タムタム, トライアングル, シロフォン), Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  奥様の名前に潜むちょっとうらやましい動機……♪DSch/Sym10
  そのときショスタコーヴィチは何を想ったのか?

♪ 作曲家情報 ♪
 ⇒ こちらをご覧ください


♪ 紹介したディスク ♪
 K.ザンデルリンク/ベルリン放送交響楽団。
 奇をてらわず、落ち着いた風格を感じさせる演奏。
 1977年録音。ドイツ・シャルプラッテン。

2つの球についての2つの話のうちの1つ♪ストラヴィンスキー/兵士の物語

20190411LawsonPL  過去の挑戦経験が自信をもたらす
 人間ドックで、「昼食はおにぎり2個だけにしましょう」、「お酒を飲むときはおかずを極力食べないようにしましょう」、「それがあなたの血をピュアにするのです」と、医師からアドバイスされた私。

 しかし、私はそれを実行する自信があった。
 なぜなら、実は過去にも《おにぎり2個作戦》に準じた昼食にしていたことがあったからだ(実際、この翌日には早くも積極果敢に、『紅しゃけ』と『だし巻めんたい』 2球勝負を実践した)。
 
 帯広勤務時代のこと。体重が自己最高となる70kg肥え、いや超えしそうになったときに、弁当でも外食時でもご飯を残すようにしたり、担々麵にライスをつけるのをがまんしたのである。
 その結果、体重は65kgを切るほどまでになり、その後もそれを維持している(現在私が上皿天秤に乗った場合は、63kgから64kgの間の重さの分銅とつり合う)。

DSCN0411 そしてまた、あのころはおにぎり2個がセットになったセブンイレブンの弁当もよく食べたものだった。これは帯広から名古屋に転勤したあとも、私はビタワンのようにときおり愛食していたが(最近はペットも素材にこだわったものを食べさせてもらっているようだ)、『おむすび&おかずセット』なわけで、先日ドックで面談した医師に言わせるなら、「おかずが余計!」ってことになるのだろう。

  『おにぎり』と『おむすび』。さりげない使い分け
 出張から大阪に戻った翌日の昼食は、おかずの存在は許してもらうとして、久しぶりにセブンイレブンの『おむすび&おかずセット』にしようと思った。
 ところが店に入り棚を見ると、無い。

 かといって、おにぎりの単球 2ケというのは、どうも勤務時間のいちばんのメインイベントには寂しすぎる。さらに言えば、私はパリパリ海苔ではなく直巻しっとり海苔派なのだが(セブンでは前者を『手巻おにぎり』、後者を『直巻おむすび』と称している)、その『直巻おにぎり』も棚にはなく、手巻野郎ばかりが残っていた。

 そんなわけで、半ば裏切り、半ば不可抗力で、おにぎり2個にするのはやめて、『お好み幕の内』にしたのだった。
 昼にその弁当の厚着をしたえびの天ぷらを食べながら思った。はたと気づかされたと言ってもよい。

DSCN1522  セカンドオピニオンも重要。この際自分を信ぜよ
 「でもなぁ、いまだってズボンが緩めでけっこうベルトで締め上げているんだから、これ以上痩せたらスーツのズボンがベルトできんちゃく袋の口みたいになっちゃうよなぁ。それに年を重ねるのと同時に痩せていったら、いっそう老けて見えるよなぁ。痩せたら筋肉もなくなるよな。確かにいくつかの血液の数値は悪いし、それが病気の原因になりかねないけど、それ以外の病気になるときだってある。そのときに体力がなかったら、一気に衰弱しそうだ。いまでさえ筋肉も体力もないのに、あの医者の言うがままにするのは間違いのような気がする。タンパク質を控え、昼はほぼ炭水化物だけという食生活は、筋力を衰えさせ血糖値を上げないんだろうか?10kg落として54kgにしろだなんて、ちょっとした風でも吹き飛ばされてしまう。私はジャンプの選手じゃないんだ。だいいち、妻が『いっそう貧相になる』と言っていた。医者の意向に沿うということは、妻に反抗するということだ。そうなると私は精神的にも追い詰められる。よし、食べ過ぎないようにしつつ、ふつうの食事をしよう」

CupNoodleMiso2 ドックから1週間後に、私はこのように決断した。

 そしてその夜は、支社内での会食があったので、私は天ぷらを食べ、肉を食べ、生麩を食べ、〆の食事も完食した(コース料理だったのだ)。

 翌日の昼食は、朝に寄ったLAWSONでおにぎりしようかどうか迷いもせず、『ドンッ!と紅鮭 幕の内』(上の写真。名前も以前のから変わっているが、中身も変わっている。野菜もきちんと入っているし、ワカメの和え物も入っている)。
 この紅鮭はきちんとしたおいしい鮭であった。

 そしてまた、この日の夜はマンションの自室で〆に『カップヌードル味噌』を食べてしまった。
 だって、ネットのニュースで販売を一時休止するって載ってたんだもの。

 帰りにたまたまasnasに寄ったら売っていたので買ってしまった。
 ふだんカップヌードルは買わない私のような人が買うから、またまた品薄になるんだろう(それ以外のカップ麺はときおり買っている)。
 初めて食べてみたが、もちろんレギュラータイプのカップヌードルと味は違っていた。味噌みそ感はそんなになかったが、レギュラーよりも濃厚だった(こういう食生活は良くない!それは医師でない私でもわかる)。

20190412_711Bentou  驚きの海苔の栄養
 さて、昨日の昼。この日の朝寄ったのはキブンを変えてセブン。

 弁当類は目新しいもの、もしくは目新しくはないがこの日食べたいと思ったものがなく、また多少のうしろめたさも働いて、おにぎり2個とおかずのセット。ただし、『おむすび&おかずセット』と同じ名前をかたっているが、直巻おむすびではなく、ふりかくがかかったもの(直巻のセットはこの日もなかった)。
 おかずもこちらの方がボリューミーである。

 おにぎりは海苔で巻かれていなければならないというのが、私の私訓なのだが、ないものはしょうがない(海苔は『海の野菜』と言われるほど、ビタミンや食物繊維が豊富なのだ。タンパク質も豊富なんだけど)。

 あぁ、透明フィルムの内側に付着しているエビフライの油の悪魔的な輝きよ!

 以上、医師の話に感化されたものの、1週間後には生活を改めないことにしたことの報告を終える。

Soldat 今日の1曲は、ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)のバレエ「兵士の物語(L'Histoire du soldat)」(1918)。

 “バレエ”と表記したが、朗読と演劇とバレエが統合・融合された舞台作品で、台本はロシア民話をもとにC.F.ラミュが作った。

 第1次大戦後の余裕のない時代だったため、楽器編成は7人の奏者、登場人物は語り手と兵士と悪魔だけである(王女が加わることもあるが、セリフはない)。


 物語の筋は、《休暇で故郷に向かっていた兵士・ジョゼフの前に悪魔が現われ、悪魔はジョゼフが持つヴァイオリンと自分の金儲けの方法が書いてある本とを交換して欲しいと言う。ジョゼフは商売に成功するが気持ちは満たされず、旅に出る。旅先で国王の娘が謎の病気に罹っており、それを治したものが国王の娘と結婚できるという話を耳にする。ジョゼフは城に行くが、そこに悪魔が現われ、稼いだ金を悪魔に返せば昔の生活に戻れると言う。悪魔とトランプをするが、悪魔が勝ち、賭けた金は悪魔のものとなる。ジョゼフは悪魔からヴァイオリンを取り戻し、王女の部屋に行ってヴァイオリンを弾くと、王女は起き上がり踊り始める。悪魔が邪魔をしようとするが、最後は倒れて姿を消す。しかし、国境を越えると2人は悪魔の手に落ちると警告する。それを知りながらも故郷に帰りたい気持ちを抑えきれず、ジョゼフは王女を連れて国境を越えてしまう。その瞬間、ジョゼフの姿が消える》というもの。

 医者の警告を無視した私は、ジョゼフのようになってしまわないか、若干ながら不安である。医者を悪魔に置き換えちゃダメだって……

 実はあの医師、大のおにぎり好きだったというだけかもしれない。


♪ 作品情報 ♪
【初演】 1918年・ローザンヌ
【構成】 2部(約60分)
【編成】 cl 1, fg 1, trp 1, trb 1, perc(小太鼓, 中太鼓, 大太鼓, タンブリン, シンバル, トライアングル(奏者1)), vn 1, cb 1)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  悪魔にはめられた男の物語
  “恐るべき子供”の赤ちゃん帰り。Stravinsky/兵士の物語

♪ 作曲家情報 ♪
 ⇒ こちらをご覧ください


♪ 紹介したディスク ♪

 ブーレース/アンサンブル・アンテルコンタンポラン,プランション(語り),ヴィテーズ(悪魔),シェロー(兵士)。
 演奏も、そして語りも、悪魔と兵士のやりとりもすばらしい!
 ただこの曲、おしゃべりが長々と続くところがあり、それはちょっと……。まっ、舞台作品なのでしょうがない(バレエならほぼ常に音楽を伴うんだけど)。
 1980年録音。エラート WPCS-11544。

おなかの調子が悪いときに選んだ外での昼食は……♪クープラン/第1組曲XI

20190406AsaiRyo_Ad  堪能サタデー
 今日は金曜日である。

 先週末から今週の火曜日にかけての札幌への出張、およびそれに付随した自宅での休日(日曜日)を過ごした私だが、そのすべての報告が終わっていないのに、また明日北海道に向かう。

 なので、あなたが望んでいるとは到底思えないものの、前回の北海道滞在記を《たたみかけ記述》したい。

 新千歳空港で『弟子屈』の『むかし醤油ラーメン』を食べ、北海道に戻ってきたことを実感した私。それにしても、まだ11時前だというのに『一幻』はすでに長蛇の列。
 しっかし、ラーメン店に朝っぱらからこんなに人が並ぶなんて……って、こっちもラーメン食べるんだからひと様のことをとやかく言えないんだけれど。

 さて、その日の夜のわが家のメニューはジンギスカンだった。
 『かねひろ』の味付けラムを、妻がスーパーで『羊買いの女』と化して買ってきていたのだ。

 「夫が帰ってくるので北海道の味を」という粋な配慮、ではなく、その日妻は夕方までパートの仕事だったので、帰って来て焼くだけで済むメニューにしたのだ。でも、昼に続く『北海道の味覚』に、夫も満足であった。

CouperinOrdreMoroney クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「羊飼いの女(La pastorelle)」。
 1713年出版の「クラヴサン曲集第1巻(Pieces de clavecin premier livre)」には、第1組曲から第5組曲の5つの組曲が収められているが、「羊飼いの女」は全18曲からなる「第1組曲(Ordre No.1)」の第11曲である。

  ゴロつくサンデー
 翌日は、なぜかちょっとおなかの調子が良くなかった。
 前の日に食べ過ぎたのか、あるいは飲み過ぎたのか、可能性は低いが風邪気味(風邪の菌がおなかを侵略)なのか?

 しかし、妻と札幌中心部に出かける用事があり、昼前に家を出た。
 JRの車内でなまら目を引く広告を見た(上の写真)。“なまら”だの“べや”だの“すごいっしょ”だの北海道弁で訴えてくる。ということは、これは北海道版の広告なのだろう。
 これを見て私は思った。考えてみれば村上春樹の小説ってオチがあるんだろうか?、と。

 昼前に札幌駅に着き、サツエキ近辺をうろうろし、昼になって昼食を食べようということで、たまたまステラプレイスにいたので、その上のレストラン街に行った。
 私はおなかの調子が不安だったが、『ハゲ天』の前を通ったときに、天丼が食べたくなり、しかも入店待ちの列もなかったので即決で入った。
 妻は、私がおなかの調子が悪いと言っていたのはどういうことだ?という顔をしていたが、私にだってわからない。
 それにしても(前にも書いたが)、ここのランチの『江戸前天丼』はコスパが高い。

20190326CTS  2個のさらに半分
 満腹になってしまったあと(ドックのときの医師の顔がしばしば頭に浮かんでしまう)、この日の本来の用事のために某所に行き、用事を済ませ、まったく空腹感に襲われないので帰りに ESTA 地下の『四川飯店』でテイクアウトの麻婆豆腐を買う意欲もなく、帰宅した。

 月曜日は仕事(出張用務)、火曜日は大阪へ戻る日。

 その火曜日は、珍しく搭乗前に昼食を食べた。
 ターミナルビル2Fの『北の味覚すず花』で、昆布のおにぎりを1個買ったのだ。それをラウンジで食べた。

 つまり、この日の私の昼食はおにぎり1個。医師の許可量の半分だ。
 後ろめたさがないせいだろうか?あの医師の残像は浮かんでこなかった。

♪ 作品情報 ♪
【演奏時間】 約1分30秒
【編成】 cemb
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  罪深さを知らぬ少年に命をかけた一刺し♪クープラン/第1組曲
  ママ、どうして植物園に羊さんの歯があるの?♪クープラン/第1組曲
 
♪ 作曲家情報 ♪
 ⇒ こちらをご覧ください


♪ 紹介したディスク ♪
 モロニー(cemb)。
 2012年(?)録音。Plactra Music。

春に向けての間奏曲♪シベリウス/「カレリア」組曲

  でも、木って丈夫だと思います
 先週末からおとといまで自宅に帰っていたときの庭の様子。

 歩道寄りのオオデマリは、除雪車による雪の圧力や重みによって、想定通り『自然なる枝はらい』が施されていた。これぐらい枝がなくなると(このあと折れた枝はきちんと剪定した)、たくさんの花をつけてその自分の花の重みで枝が折れるって危機から逃れることができるだろう。

20190407Garden3

 アーチ部分もここまで雪解けが進んだ。

20190407Garden1

  重圧に耐えきれず……
 その横のバラ( 楽園 )は、冬囲いが上から強力に押しつぶされている。
 が、なんとか根元は無事だったので、きちんとシュートを伸ばしてくれるものと期待している。

20190407Garden2

 比較的雪の積み上げが少なかったところに植えてあることもあり、また冬囲いも頑丈だったことで、被害はあまりなかった。すでに新芽が萌え萌えちゃんである。

20190408MHR

 そして間もなく咲いてくれるであろう チオノドクサ

20190408Garden1

  いまの季節は限りなく春に近い冬との間
 早く来い来い、わが庭の春!

 そんないまの私の気持ちにマッチする曲を。

SibeliusKamu シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の組曲「カレリア(Karelia)」Op.11(1893)。

 同名の9曲からなる付随音楽(1893)から改編し、全3曲(間奏曲/バラード/行進曲風に)の組曲にした。1曲目から「間奏曲」っていうのも妙だが、組曲化によってそうなったのだからしかたない。
 この「間奏曲」が、春を待ち焦がれる私の気持ちにぴったりなのだ。

 なお、カレリアはフィンランドの国境近くのロシアの国の名前である。

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1893年・ヘルシンキ
【構成】 3曲(約15分)
【編成】 orch(picc 1, fl 2, ob 2, E-H 1, cl 2, fg 2, hrn 4, trp 3, trb 3, tuba 1, timp, 打楽器各種(大太鼓, タンブリン, シンバル,  トライアングル), Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
  たかが胃薬と言うなかれ!私はコレでなきゃダメなのだ!
  弱ったとき聴きたくなるソウル・ミュージック♪シベリウス/カレリア組曲

♪ 作曲家情報 ♪
 

Sibelius 初めヘルシンキ大学で法律を学んだが、音楽に転じ、ヘルシンキ音楽院でフィンランド国民音楽の祖とされるM.ウェゲーリウスに作曲を学ぶ。さらにベルリン、ウィーンに留学。1897年よりフィンランド政府の年金を得て作曲に専念。国民主義作曲家としてあらゆる分野の作品を多数残したが、直接民謡の旋律を用いることはなく、後期ロマン派およびロシア音楽の影響下に、フィンランド固有の音楽語法を消化する独特な様式を完成した。題材をフィンランドの叙事詩『カレワラ』や『カンテレタル』に求めた標題音楽をはじめ、純粋器楽曲としての交響曲がすぐれている。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 カム/ヘルシンキ放送交響楽団。
 オッコ・カムの名は決してメジャーとは言えないが、彼のこのディスクはLP初出時から定評のある演奏。
 1972年録音。グラモフォン。

御多分にもれず参加中・・・
プロフィール

MUUSAN

 クラシック音楽、バラ、そして60歳代の平凡ながらもちょっぴり刺激的な日々について、「読後充実度 84ppm のお話」と「新・読後充実度 84ppm のお話」の2つのサイトで北海道江別市から発信している日記的ブログ。どの記事も内容の薄さと乏しさという点ではひそかに自信あり。

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