先週の月曜日は振替休をいただいたわけだが、昼はスープカレーのCHUTTA江別店に行った。
妻はこれ以外注文したことがない“チュッタチキン ライスオン”。
私はたまには別なものをと、妻の勧めにそむき、“豚竜田 ライスオン”を注文した。
この豚の竜田揚げが実にうまい!大当たりだ!
これだけでもご飯のおかずにぴったり。酒の肴にばっちり。
だが、すっごくおいしいのだが、ばら肉を使っているので1枚1枚の半分が脂。
これは筋力と粘液が不足しているわが胃壁にはかなりこたえる。
結局脂身部分はほとんど食べなかったが、食べなかった量は全体の半分に及んだ(1枚ごとの積算と計算は合う)。
そしてまた、私はスープカレーよりもルゥカレーの方が好きである。
年賀状の内容にちょっぴり偽りあり
火曜日の夕方に屈辱的な転倒をしたのは報告したとおり。
ようやく美しいカーブを描く色白のわがおケツから痛みが消えつつある。
だが、これから出す年賀状には『臀部がまだ痛む』と書いてしまった。痛いときに文を考えたのだからしょうがない。って、実はまだ印刷はかけていないのだが、直すのがおっくうだし、臀部が痛いという方が新年早々気にかけてもらえそうだからそのままにしておくことにした。
星がたくさん
この週はスバルにも行ってきた。
地球から443光年離れたM45ことプレアデス星団に行けるわけがなく(行けたとしても瞬時にわが身は燃え尽きてしまうだろう)、SUBARUである。
目的はオイル交換だったが、ついでにずっと放置していた(というよりも、行く機会が作れなかった)助手席のエアバッグのリコール対象の作業もしてもらった。
このリコールについて最初にDMを受け取ったときの内容は、代替のエアバッグがまだ準備できていないため現在装備されている問題のあるエアバッグの機能を停止させるというものだった。そのあと(この時点でめどは立っていなかったが)代替品が準備でき次第、新しいエアバッグに交換するのである。
DMが届いたあのとき、自宅にいる間に済ませなくてはとすぐに電話したが、すでに予約がマンパイで断念せざるを得なかった。
そして、今回。
予想通りすでに落ち着いていて(ウチの車には関係ないが、検査がらみの別なリコールで大変だろうが)、オイル交換のついでに機能を停止させてもらえることになった。
すでに順次新しいエアバッグと交換しているという。だから、私はそのまま新しいものに交換してくれるのではと淡い期待を抱いたが、先に機能停止処置をした人から順に交換しているそうで、淡い期待は濃くならなかった。私だって横入りのようなことはしたくない。喜んで、今さらながら問題あるエアバッグの息の根を止めるという作業だけでがまんすることにした。
作業を待っている間、ショールームの女性がコーヒーを持ってきてくれた。
おぉ!カップもソーサーもSUBARU!なんだかカッコいい。
そして何より、このスプーン!
欲しい……(洗いにくそうだけど)。
でも、自宅じゃ使わないな、やっぱり……
メシアン(Olivier Messiaen 1908-92 フランス)の「トゥーランガリラ交響曲(Turangalila-symphonie)」(1946-48)。
ここで書いているように、全10楽章の長大な-といってもCD1枚に収まるが-作品。
このなかでもダントツで私が好きなのは第5楽章「星の血の喜び(Joie du sang des etoiles)」。
チョン・ミュンフン/パリ・バスティーユ管弦楽団、Y.ロリオのピアノ、J.ロリオのオンド・マルトゥノの演奏が、私はいちばん好きだ。
演奏も録音も文句のつけようがない。
1990年録音。グラモフォン。
果たして妻は変化に気づくだろうか?
作業は30分ほどで終わった。サービスで洗車もしてくれたが、朝方に降った雪がちょうど解け始めていて、家に着くころには洗車前よりも汚れてしまう始末。
そしてまた途中運転しているときには気づかなかったが、帰着して降りようとすると左上の方にいままでになかった黄色いものがあるのが視野に入ってきた。
巨大なハチではなかった。
ご丁寧にもこんなシールが張られていたのだ。
妻にこのことを教えるのを忘れたが、果たしてこのシールに気づくだろうか。
で、竜田揚げの思い出
豚の竜田揚げは、実は私の隠れた好物である。
大学生のとき、学食では日替わりのA定食(300円)のメニューに豚の竜田揚げがしばしば登場した。
ある日、昼食はゼミ室で弁当を食べたのだが、2時くらいに帰るときに学食に立ち寄るとその日のA定食は豚肉の竜田揚げ。
おなかはそこそこいっぱいだったが、この日を逃すと次に出会えるのはいつになるかわからない。
私は貪欲な豚になった気分で豚の竜田揚げを頼んだ。
竜田揚げの味は私を満足させるものだったが-いまあれを食べてみたら、きっとそうたいした味のもんじゃないと思うが-非常に苦しい思いをして食べた。
そのあと、帰りの地下鉄の中で吐きそうになった。
なんとか持ちこたえたが……
だから豚の竜田揚げは好きなんだけど、そのつらさがよみがえるので、“隠れた”好物の位置づけなのである。