祭り好きで仮装好きな日本人?
毎年10月31日はハロウィンなんだそうである。
アメリカってことあるごとにお祭り騒ぎして、まぁなんて陽気な国民なんでしょと思いきや、日本人だってなかなかのお祭り好き。
ハロウィンが定着するのかどうかはわからないが、いまやそれなりにけっこうな人がこの日、ヘンテコな格好をしているのは事実だ。
バレンタインデーが一時期よりも盛り上がらなくなっているので、新たな行事を盛り上げていかなくてはならないという意図が見え隠れする。ああ、みんな誰かが操る商業という名の意図に操られ誘導されてしまっているのね。
そんなことより、自宅のオーブンレンジのその後である。
おっと、ここで事務連絡。「Hさん、メッセージありがとうございました!」 回らない上に、消えなくなった
皿が回転しなくなってしまったと書いたが、妻は多少の温めムラが起ってもしょうがないと、そのまま使い続けていた。実は買い換えるならシンプルなデザインのBALMUDAのオーブンレンジにしようと考えていたのだ。発売は12月である。
ところが週末に長男が帰宅。
レンジを使うと妙な音がしていると指摘。さらには温めた庫内から食品を取り出して扉を閉めたあとも庫内照明が消えないという、いよいよもって支離滅裂な行動をとり始めた。
こりゃあまずい。しかし、レンジがないと困る。しょうがない、12月までは待てない。
ということで、ケーズデンキに行って、日立だかのオーブンレンジを急きょ土曜日に購入したという。
夢のBALMUDA-私はこのメーカーを知らなかったが、最近人気の日本のメーカーらしい-は、夢に終わったが、出費は約半分で済んだのがせめてもの慰みだろう。
さようなら、エリシュカさん
その28日・土曜日、そして前日の金曜日は札響名誉指揮者のラドミル・エリシュカの最後の来日公演となる第604回定期演奏会が行なわれた。
Twitterを見ると、コンサートに臨んだ人たちの感動の声、感謝の声、惜しむ声であふれている。
うまく言えないが、エリシュカは、もしかすると札響でやや希薄になっていたかもしれない人間的な温かさで音楽に接するんだということを、思い出させてくれたのではないかと思う。それを最初に感じたのは団員たちで、だからこそ氏に来てくれることを望んだのではないだろうか?
この日の演奏の模様は、11月26日(日)の14:00~15:50にNHK-FMで放送の予定である(北海道内のみの放送)。 私はといえば、土曜日はエリシュカ/札響のCD(「新世界より」)を、コンサートに行けない代償として聴き、日曜日は窓の外のどしゃ降りを横目に(することもなく)、なんとなくドヴォルザークの気分で、ヴァイオリン・コンチェルトなんかを聴いた。
定期のプログラムそのものの作品、「シェエラザード」なんかを聴くと、悔しさが募りそうなので避けたのだ。
ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)のヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53,B.96・108(1879-80/改訂1882)。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲に比べると人気はかなり落ちるし、ヴァイオリン協奏曲のジャンルの中でも人気が高いわけではないが、聴けば聴くほど味わいが深まる作品だ。
ドヴォルザークらしい民族性を感じさせるメロディーと雰囲気。
徐々に演奏される機会が増えてきているようだが、もっともっと聴かれてもちっともおかしくない曲なのである。
五嶋みどりの独奏、メータ/ニューヨーク・フィルの演奏を。
1989年録音。ソニークラシカル。
関係ないが、マンションの部屋に置いてあるドラセナが花を咲かせた。
なかなか貧弱、いや可憐である。
ちなみに、このワンちゃんは伊勢神宮のおかげ横丁のおみやげ屋で買った。
つまり、ある意味では“いせわんこ”である
ちょっと葉が茂りすぎて、ワンちゃんがかわいそうに思えてきている今日この頃だ。