やはりあのメッセージはKbys君こと株寄君からだった。
私がメッセージの送り主を挑発するようにNns君などと書いたら、再びメッセージが来た。
今度は正統的メッセージ・パーツからのもの。ご丁寧にメールアドレスも入力されていた。
彼はあらためて懐かしい写真を掲載してくれたことを私に感謝し、朽ち果ててはいないがかなりボロボロになってしまったあのアパートの姿を嘆いた。
そしてさすが住んでいただけあって目の付け所が違うなと思ったのが、“2階窓に設置されているパラボラアンテナ似合わない建物になって、……”と書いてきたこと。
言われてみればもっともだ。
唐草模様の風呂敷に防水スプレーをかけるぐらいミスマッチだ。書いている自分でも意味がよくわからないけど……
が、実はあのパラボラアンテナ、ふつうのものじゃなく、部屋の中には宇宙探査ができる最新鋭機器が所狭しと設置されている、わけないな。床が抜けちゃうな。
でも、私は全然そのことに目が行ってなかった。鉄の階段がさびて崩れてしまわないだろうかと心配していただけだ。
あとはカーテンの丈かな(←なに、急にかわい子ぶってるんだか)。
あの洋菓子店のことじゃなく
モソロフ(Aleksandr Vasil'evich Mosolov 1900-73 ソヴィエト)の交響的エピソード「鉄工場(The Iron Foundry)」Op.19(1926)。
モソロフなる人と作品についてはこの記事をご覧いただきたいが、ソヴィエトのお偉方を敵に回さないはずがないほどの前衛音楽。そして強制労働送りとなった。
シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で。
1992年録音。グラモフォン(TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION)。
鉄といえば、この写真は西友西野店(現在ある西町店ではない)の建設風景である。昭和50年のことだ。ゴルフの練習場の向こうに鉄骨が見える。右は西野ハイツ。
そしてまた、手稲東中のグラウンドの近くにあった大蔵マンション(西野ハイツやローヤルハイツがハイツと名乗っているのに、こちらは大胆にもマンションである)。
撮影場所は現在北浜内科があるあたり(北浜内科はまだ建っておらず、空き地だったかもしれない)、もしくは“家具の山の手”の屋上ってところだろうか?
そしてまた、鉄工場(鉄工所)といえば、現在コープさっぽろ西野店があるところには巴鉄工所という大きな鉄工場があった。どんな鉄材を作っていたのだろう?(あんまり興味はないが)。