SilvestriBox  でも寿司は食べてません
 ご存じの通り、今朝を私は東京で迎えた。
 ホテルは定宿にしている築地と銀座の中間。
 でも、お寿司も玉子焼きも食べていない。

 そして、私にとってたまに来る東京は、やっぱり暖かだ(昨日は風が強かったけど)。

  そんなわけで……
 エルガー(Edward Elgar 1857-1934 イギリス)の序曲「南国で(In the South)」Op.50(1903-04)。

 エルガーについてはこちらをお読みいただければと思うが、近年人気が高まりそうでいてやっぱりいま一歩盛り上がらない作曲家である。なぜでしょ?

 エルガーは1903年から翌年にかけて、家族とともにイタリアの避寒地であるアラッシオという町で余暇を過ごした。そして、この地で得たインプレッションから、この演奏会用序曲を書き上げたのだった。作曲した地から、この曲は「アラッシオ(Alassio)」の副題を持つ。

 シルヴェストリ指揮ボーンマス交響楽団による、イケイケGo!Go!、かつ、中間部では異国情緒た~っぷりの演奏を。

 1967年録音。EMI。

 ところで、「In the South」って、一瞬「In the soap」って読み間違えなくもない。まっ、やらしっ!
 腹ペコのときには「In the soup」と見えなくもない。でも同じ飢餓状態でも、soapとsoupじゃひどく崇高さが違う気がする。

  信じられない68歳
 いや、私のことではない。私は敬虔な気持ちは持ち合わせているものの、そんなに人生経験は積んでいない。
 おととい、スーパーおおぞらでタバコを吸ったおっさんは68歳だという。

 いったい何考えてんだ?
 いや、常人にはわからないのだろう、きっと。

 しっかし、68歳で何やってんだか……。年寄りのほうがタチが悪いってホントだな。
 このおっさんのせいで列車は90分近く遅れた。90分の遅れということは、特急料金の払い戻しの基準にも達していない。乗客はただただ遅れ損である(2時間以上遅れたからって得するわけじゃないけど)。

 高速道路での盗難逆走事件といい、今回の禁煙車喫煙事件といい、新年早々北海道が変だ。