20140923b  大当たりした私
 いまさらこのあいだの日曜日のことを書くのも、そりゃなんだが、でも個人的にかなり刺激的だったことがあったので、教えちゃう。


 札幌から帯広へ帰る途中、メロード夕張に寄った。
 夕張に化粧品の販売店でもあるのかって?それはメナード。

 メロード夕張っていうのは、前にも取り上げたが、道の駅である。帰るに当たっては、一度夕張インターを通り越すことになるが、1kmちょっとの距離だ。トイレタイムをとるにも、ちょうどいい頃合いに当たる。

 私はこの名について、メロンとロードからメロードと名づけたのではないかと、考え抜いた末に確信しているが、万が一はずれていたら恥ずかしいので黙っている。

 メロードの中には夕張の農協のAコープ店舗も入っていて、地元で収穫された野菜も売っている。生産者の名前も書かれていて、それが誰なのか全然知らないが、何となく安心できるし新鮮で安い。


 今回はトマト2種とナスとピーマンとシシトウを買った。


20140923d そのあと夕張インターに戻り、十勝清水インターまで快適に走り、十勝清水の街中のサツドラでPBの強炭酸水(税込1本59円)を買い、ついでにイチマルで食品をちょっと買ったあと、おしっこをして、再び家に向けハンドルを握った。

 夕食は、シシトウやらなんやらを炒めた一品が出た。いや、妻が出してくれた。


 そのシシトウをアムッっと噛む……
 
 きたぁぁぁぁぁぁぁ~っ!

 内頬の粘膜を、舌根を、ノドチンコを突き刺す辛さが、無人島のアブ大群のように私を襲う。

 ナンバンじゃなくてシシトウなのになぜ?

 ご存じの方も多いだろうが、シシトウにもときおり辛いのが混じっていることがある。
 私はしょっぱなから大当たりしてしまったのだ。宝くじには当たらないのに、なんでこういうのは見事に当たるんだろう?

 口の中が小火(ぼや)状態だ。

 で、辛いからビールをぐびっと飲む。これまた、炭酸が粘膜を刺激して、かえって痛みが増す。
 いやぁ、久々に泣いた。痛さによる涙なんて、物置の屋根に上がろうとして、脚立ごと地面に叩きつけられたとき以来だ。


 いかがでしょう?私の刺激的体験、楽しんでいただけましたでしょうか?

20140923c  ミルフィーユになった長助
 1日あけて、23日。

 この日は帯広大正農協のメークイン祭りに行って来た。
 若い男性よりも家族連れが多かったのは、レースクィーン祭りではないからだろう。

 大きな窯でゆで上げたメークインが美味しい(無料)。にしても、薪を見ると、また電動ノコギリのことを思い出してしまう。

 豚汁も美味しい(300円)。
 若妻会考案の“長助とさつきのミルフィーユ焼き”はなかなかの一品(無料)。長助きんとは大正の長いも、さつきちゃんというのは大正メークインのキャラクター名である。もう1人、大吉くんもいる。
 この3人、兄弟である。

 その帰りに、ホーマックに寄ってみる。
 電動ノコギリの価格を偵察するためだ。

 私が買ったのとたぶん同じものがあった。が、私の購入価格の方が安い。
 ふふふっ、って気分になる。
 帰宅すると、ちょうどそのときクロネコのお兄様が!
 ジャスト・タイムで電動ノコギリが届いたのだった。

ShostakoKirghiz  竃の火、口の小火、そして栄光の火 
 そんな感じで、強引に火つながりでショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の「ノヴォロシスクの鐘(Novorossiisk Chimes)」(1960)。作品番号は付けられていない。

 この曲は第2次世界大戦の激戦地ノヴォロシスク(ノヴォロシースク)にある戦争英雄記念広場“永遠の栄光の火”の時計塔から流すために書かれた作品である。

 こういった目的のための楽曲ということもあるが、ショスタコらしくないといえばない曲。むしろ個性を封印しているかのようだが、短いながらも徐々に盛り上がっていくところは、さすがショスタコ、感動的でさえある。

 クチャル指揮ウクライナ国立交響楽団の演奏で。
 録音年不明(録音月日しか記されていない)。ブリリアント・クラシックス。