晴れてると思いきや、突然の強い雨、そしてさっとあがったかと思いきや、また降り出す。
このような現象について、専門家なら「大気が不安定」というに違いない。私は専門家でないので、「また降ってきやがった」と悪態をつくすかない。
出発前に窓の下を見ると-ちょうど玄関前の車寄せが見える-、おや、あれは当支社の某課長。
推測するに、
① 出張で前日に北見入りしたのだろう。
② 奇遇にも私と同じホテルに泊まっていたのだろう。
③ このように上から見られているなんて、よもや夢にも思っていないだろう。
④ 私の視線を感じて見上げなかったところをみると、第六感は強い方ではないのだろう。
そして何も知らぬまま、課長の車は出発していった。
私はといえば、留辺蘂(ルベシベが北見市と合併していたとは知らなかった)にある“山の水族館”に行く。なんでもリニュアールしてからけっこう人気があるらしい。 規模は大きくないが、なかなか美しい色合いの水槽がすてきだ。
水族館を見終えたあとは、十勝に向かう。
わかりやすく言えば、帰路についたわけだ。
歳は12歳。けど走った距離は11万キロ
鹿や熊が出てきそうな道道(北海道だから県道ではなく道道)を進み、足寄の芽登(めと)温泉をかすめ、上士幌へ。
このときちょうど12時。
上士幌で給油ならびに食事をした。
昼食は想定外に洋食。他に店がわからなかったのだ。
そのあと士幌に行き、士幌町農協が運営している“農協記念館”へ。
士幌の農業についての展示のほか、町の農業のみならず北海道農業に多大な貢献をした太田寛一の記念室があるが、最近新たに完成したという安村志朗記念室も観ることができた。
なかなか見ごたえのある2人の偉人の記念室。
この記念館、入場無料。知る人ぞ知るという施設だろうが、農協単独で維持・管理しているとは驚きだ。
そのあと帰宅。
この間、車の総走行距離は110,000kmを突破。
いろいろあるものの、よく走ってくれる。このレガシィは。
12歳になってるが、姿もいいし、ホント愛着を感じる。
強引な選曲ですか?
サン=サーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921 フランス)の組曲「動物の謝肉祭(Le carnaval des animaux)」(1886)。
なぜ唐突に「動物の謝肉祭」かというと、
① 日曜の夜と月曜の昼に肉を食べたこと。
② この組曲の第7曲が「水族館」であること。
③ さらには第4曲は「亀」で、山の水族館にはアカミミガメもいたこと。
が、その理由である。
こう列挙すると、本日「動物の謝肉祭」を取り上げることは運命的なことのように思える(よう、前向きに考えたい)。
作品についてはこちらの記事をご参考にしていただければと思うが、今日紹介するCDもそのときと同じものである。
ベロフとコラールのピアノ、デボストのフルート他によるオリジナル編成版による演奏。
1977年録音。EMI。
淡水魚とはちょっと違うが、休み明けの火曜日、河童だった。私は。
髪にムースをつけるのを忘れたまま出勤してしまったのだ。
そのため、しばしば河童のようなヘア・スタイルになった。