おなかの心配をしつつも昼ご飯のことが気にかかる
今日は東京に出張である。
9時半の飛行機に乗って、神経症的便意や尿意に注意しながら、羽田には11時過ぎに到着の予定だ。
羽田では別便に乗ってくる人々と合流し、会議会場へと向かう。
昼ご飯はどのようなことになるのかな……
出そうな心配や、すでに食べることの心配で、なかなか忙しい私の心である。
ところで今日搭乗する便(ベンじゃなく、ビンです)。
予約したのは10日ほど前だったが、空いてる席が1つしか残っていなかった。
1つだけあいてて、それも通路側の席が指定できて、まことに幸運だった。いまが夏休み期間中だということをすっかり忘れていた。なんだかんだ言って、夏休み期間中はやっぱり混むようだ。料金も高くなってるし……
柔軟性がないから受難しそうになる
帰ってくるのは明日。
それも朝7時台の一番機。
定刻通りなら9時前に着陸してしまう。
早起きは三文の徳。戻って来てからの勤務も、時間的にはあまり出張による影響を受けない。良いことだ。
が、精神的にはきっとかなり受けるだろう。そう、私は予告したい。それに私、毎日雌鶏並みに早起きだし。
今回の出張用務先は赤坂で、最初はホテルもその近くにとった。しばしば利用するところである。
が、翌朝早くに羽田空港まで移動するのは、やや面倒だ。
そのことを考えるとやや憂鬱な気分になったのだが、私ははっと気づいた。先週半ばのことだ。
やはりしばしば利用する東銀座のホテルに今回は泊まればいいのだ。そこなら浅草線で羽田空港まで直通だ。
なんでこんなことに思い至らなかったのだろう?
昼の用務=赤坂ということで視野狭窄になっていたのだ。おまけに、今日の夜の食事場所は決まっていて、新橋。
だとしたら、“赤坂で仕事→歩いて平河町のホテルにチェックイン→ホテルの最寄駅の永田町駅から地下通路をずっと歩いて赤坂見附駅に行き銀座線に乗って新橋に移動→食事後、逆ルートで平河町に帰り→翌朝、永田町駅から有楽町線で有楽町に行き、ビックカメラの横をかすめてJR有楽町駅から山手線に乗り、浜松町駅でモノレールに乗り換え羽田へ”という動きよりも、“赤坂で仕事→赤坂見附駅から有楽町線で新橋へ行き、ここで浅草線に乗り換え東銀座で降りてホテルにチェックイン→東銀座駅から浅草線で新橋へ向かい食事→食事後、新橋から東銀座へ→翌朝、東銀座から羽田空港直通運転の浅草線車両に乗り空港へ”という方が、ずっと効率的だ。文字が多くて嫌になっただろうけど……
にしても、自分で思考の柔軟性がなくなってきているような気がした一件だった。
とか書きながら、仕事が終わったあと間違って平河町のホテルに行かないように気をつけなきゃ……
ひがしぎんざ……ひ・が・し・ぎ・ん・ざ、と……
踊らなくてもいいからきちんと東へ向かおう
吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953- 東京)の「東に向かう舞曲」。
「プレイアデス舞曲(Pleiades Dances)第4集」Op.50(1992)の第6曲である。
「プレイアデス舞曲集」は第1集(1986)から第9集(2001)まであり、詳しくは過去にこちらの記事で取り上げているが、プレイアデスというのは日本名で“すばる”。すなわち、M45星団のことである。(肉眼で見える明るい)星の数が7つあることから、各集とも7曲で構成されている。
虹の7つの色、いろいろな旋法の7つの音、様々に変化する7色のリズムを素材にした「現代ピアノのための新しい形をした前奏曲集」への試み
と述べている。
田部京子が全9集の録音を行なっている(CDは2枚で分売)
第4番は「プレイアデス舞曲集」のCDに収められている。
1996年録音。DENON。
第6集~第9集は、「プレイアデス舞曲集2」に収録されている。
こちらは2001年録音。
なお、第4集の7曲は、
前奏曲の記憶/静かなる雨の雅歌/西に向かう舞曲/間奏曲の記憶/遠く暗い牧歌/東に向かう舞曲/アレルヤの季節
やばっ!「西へ向かう」ってのもある……