足寄にて先週は2度、足寄方面に出かけた。
そして、今日も、足寄方面に行って来る。
なぜそんなに行くのか?
用事があるからだ。
以上、私の行動についての説明および釈明を終わる。
足寄ってどこにあるのか本州、四国、九州の方ならびに、北海道民でも足寄に興味のない人は知らないかもしれない。
ざっというと、帯広市と北見市の間に位置する。足寄から東に向かうと阿寒湖がある。また、足寄には雌阿寒岳の登山口がある。町としては面積の広さが日本一である。
先週の訪問の1回目。道の駅・あしょろ銀河ホール21に立ち寄った。
ここは売店やレストランがあるが、松山千春に関する展示コーナーもある。
そしてまた、少しだけだがなぜか鉢花も売っている。
実は前から目をつけていたのだが、アデニウム・オベスムがここにひっそりと売られていたのだ。
しかも、どう考えても安い。
オベスムは昔から欲しかった多肉植物の1つ。その気持ちは、はるか中学生時代にさかのぼる。
山城愛仙園の通販カタログを見て、欲しい、でも高くて買えない、と涙とよだれを垂れ流したほどだ(当時は一般の園芸店にはまず置かれてなかった。多肉植物の定番といえば、アロエ(木立アロエ)やハナキリンだった)。
“砂漠のバラ”と呼ばれる、東アフリカ原産のキョウチクトウ科のこの木を、ついに私は買った。松山千春の生まれ故郷の道の駅で白花のアデニウム・オベスムを。
先週の2回目の訪問。
また買った。
赤花のアデニウム・オベスムを。
ほらごらん、紅白に並んだ姿を(まだ花は咲いていないけど)。
生きている間に、オベスムを買うことができてよかった。って、1鉢1296円だったんだけどね。
で、安直にこの曲 ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss Ⅱ 1825-99 オーストリア)のワルツ「南国のばら(Rosen aus dem Suden)」Op.388(1880)。
この美しいメロディーのワルツは、3幕のオペレッタ「女王のハンカチーフ(Das Spitzentuch der Konigin)」から改編されたメドレー形式の楽曲である。
1880年にウィーンで初演された「女王のハンカチーフ」の舞台を観たイタリア王のウンベルト1世は、このオペレッタを気に入ったらしいが、それを耳にしたシュトラウスはすぐにワルツに編曲し、王に献上したという。
ウェルザー=メスト指揮ロンドン・フィルの優雅な演奏を(1990年録音。EMI)と私は考えたのに、現在廃盤。
にしても、あのオベスム、ずいぶんと前からあったように思う。
それが1週間のうちにふた鉢も売れるなんて、園芸店のおばちゃん(あるいはおじちゃん)はあとからびっくりしたんじゃないかと思う。
園芸店の人がどんな人かわからないのは、陳列している所には誰もいないから。十数歩離れたおみやげ物の売店のレジに持っていかなければならない。
クールな感じのレジのお姉さんもおったまげたに違いない。
そして彼女、2度目のときは、同一人物による購入であることに気づいていたような気もする。
「なんで、いっぺんに買わなかったのかしら?それにこの人、地元の人じゃないみたいだけど、なんでこんなに来るのかしら?」。そう思われているような気がする。
悪いことをしてるわけじゃないが、何か恥ずかしい思いをした。


















